コメントについて

『レフティースタイル』 さんから

コメントに対してコメントをいただきました。

 

送信したものが反映されないとのことですが

現象がよくわかりません。

たいていはちゃんと届いているものと思っています。

 

ただ、すぐには表示されません

私が承認したもののみが表示されるようになっています。

私やテニスに関係ない

他のブログや通信販売に誘い込む目的のコメントが結構多いからです。

 

そんなコメントや公序良俗に反するもの以外は

基本的に承認しています。

 

時々、表示しないでくれというコメントもありますので

それも表示していません。

 

質問のコメントは大変助かっています

いつも大変なのが

ブログを書くことよりも

皆さん何で困っているのか?

それがわからないことなのです。

 

だからイベントやレッスンで出会った

ミスショットなどが題材になりやすいのですが

それも限度があります。

 

ゼヒ

ちょっとでもできないこと

困ったことがあればコメントで相談してください

もちろん匿名でも、ニックネームでも構いませんので

ゼヒ、是非、ぜひ

気楽に質問をお願いします。  テニス

 

 

カテゴリー: 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 22:03 | 4件のコメント

トップスピン屋のボレー

『スピングリグリマン』 さんからの質問です

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  こんにちは!
いつも楽しく拝見させていただいてます。
私は体育会を経てテニスコーチをしながら草トーやたまにjopなどの試合に出たりなどしてテニスを楽しんでいるのですが、ストロークに打ち勝ってアプロー チをぶん殴って前に出るとき結構な頻度で抜かれてしまう、またはボレーが苦手なのもあり厳しいパスでミスをしてしまいます。
グリップもフルウエスタンでフォアハンド、バックハンド共に追い込まれてスピンが打てないとき以外基本的にスピンなのですが、やはりアプローチも含めて意図的にスライスを増やした方が良いのでしょうか。
私の中ではスライスは所詮スライスで攻めに使ってもよっぽど良いスライスではない限り叩かれてしまうと思うのですが…

是非ともご意見お願い致します!

スピングリグリマン より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

「スライスは所詮スライスで」 というのは私も思っていること

やはり一番得意なショットで勝負するべきだと思います。

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ボレーが苦手のストローカーであれば

自在に打ってくるパスとボレー勝負という図式は考えるべきではないと思います。

スライスアプローチだとそうなっちゃう。

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ヘビートップスピナーは

スピンが多すぎるために

ノータッチのウィナーが取れない

だから

プラス、簡単なボレーを添える、という心がけです。

takaosfv1602

自在にパスを打てない状況を作ってからネットへ

そんな状況を作れないならネットにはいかないのです。

 

そんな状況、その形

その組み合わせをしっかり作ることが重要です。

 

例えば

フォアの強力クロス + バック側へのボレーかドロップボレー

逆クロスハードヒット + フォア側へのボレーかドロップボレー

バックへのムーンボール  + フォア側へのドライブボレーかドロップボレー

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相手の動きの逆を取るボレーなんて考えない。

誰もいないところに易しいボレーを入れてポイントです。

 

それと

上の例で、「ドロップボレー」 がやたら出てきますよね。

深く弾むトップスピンストローカーとドロップボレーは

とっても相性がいいのです

トップスピン屋にとってドロップボレーは必需品です。

ボレーはこれしかできないで

「お前なんかドロップボレーしかできないじゃないか」 と

他人様から馬鹿にされてもいいのです。   テニス

 

 

 

 

カテゴリー: シングルス, フォアハンド, 試合 | 投稿者松原コーチ 19:27 | 3件のコメント

高い打点だと上に飛ぶ

フォアハンドの問題点に

低い打点だとアウトしないのに

高い打点のボールに対しアウトしてしまうというケースがかなりある。

(テニス塾に来る人にもたくさんいる)

被せ方を工夫して何とかしようとする人が多いが

それは実戦では無理。

根本的な原因をつぶさなくてはいけない。

 

この原因だが

一番考えられるのは

引き遅れるから。

 

それに比べ

浅く入って、弾んできたボールは打ちやすい。

バウンド後、距離があるから

低い位置までボールが落ちている。

そして何より

バウンド後に時間がたっぷりとある。

 

自然にラケットも低い位置にテイクバックしやすく

ラケット面も

下に弧を描いて凹型に引けば

自然に面を伏せたいい引き方になる。

CIMG2720b

それに対し

高く跳ねたボールは

ベースライン近くに落ちた場合が多く

打点が高いうえに

バウンド後の時間的な余裕も少ない。

 

だから、急いで引くと

1403kamae

凹型引きの余裕がないから

そのまま凸型になり

1411ngtb2

面が上を向いてしまい

そのまま打てば

自然に、山のあなたへと飛んでいく。

 

じゃあ

どうすればいいか、というと

『バウンド前』 に、黄色の線のように凹型に引き始め

ftakaihiki

(赤い線はさっきの悪い引き方)

引き終わった面の向きが

0005humikomi

下向きか後ろ向きになるようにするしかない

roddickwaki

まあ

またまた、マタマタ、言ってしまったが

フォアハンドは

テイクバックがとっても大切なのだ。    テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 17:53 | 1件のコメント

強力フラットに対してⅡ

強力なフラットや深く入ってきたスライスに対し

同じ球質で返球するのがいちばんやさしいが

自分の得意

特にトップスピンにあくまでもこだわる打ち方もある。

それがナダル打ち

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利き腕の逆サイド

低い位置に振り切る通常の打ち方に対し

利き腕側の方の上の方に引っ張って振り切る。

ナダルの大多数ショットの打ち方。

 

打点が遅れ気味になった時に

通常のフィニッシュ位置に持っていくと

情けない当たりになってしまう。

ならばいっそ

わざと打点を遅らせて

引き込む

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そこから手の位置を肘から上に引っ張り上げて

写真のような位置に持っていく。

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一見不安定そうな打ち方に思えるが

面を保ち、感じることにより

安定させ。

スウィングのうち、タテ成分が多いことにより

スピン量も自然に多くなる。

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こうしてみると

特殊な打ち方に思うかもしれないが

ヘビートップスピンの選手にしてみればごくふつうのこと

1603nisikorinf

それほど腕の負担も多くない

たいていの男子プロが使っている。

 

女子の場合は

低く滑ってくる打球の多い

卓球のカットボールに対してや

ウィンブルドンに強い人が多いのが

なるほどというところか。     テニス

 

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 16:28 | コメントは受け付けていません。

強力フラットに対して

『たかちゃん』 さんから質問をいただきました

以下がそのコメントの質問部分

 

カラオケ  ・・・

ストローク対ストロークで、上級者が打つようなフラット系ストロークが来たとき、ストロークで返すときのコツ、セオリーがあれば教えて頂けますでしょうか?

スピードあるフラット系に対してフラット(同じような球種)で返そうとしてネットか、スピンでこすり上げすぎてガシャル⁈ことが多いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

たかちゃん より

 

 

水瓶座   私の答えです

フラットに対してはフラット、トップスピンに対してはトップスピン

スライスで来たらスライス

という風に

同じ球質で打ち合うのが、エラーを少なくする方法です。

それが

ボールの飛んでくるコースやタイミングに

自然に合う方法です。

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特に速いボールやこちらの体制がととのわないときは

特にそうです。

 

もう一つの方法は

スライスで返球すること

スライスは用意するのに一番時間がかからない

基本的に後ろ気味の打点なので

時間のない場合にも何とかなりやすいのです。

nisikorifsu1510

逆にフラットやスライスに対しトップスピンで対抗するには

少しの時間的余裕が必要になります

それは

スウィングに時間がかかること

地面と平行に飛んでくるボールに対し

縦方向成分の多いのスウィングで

正確にインパクトさせる必要があるからです。

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さて

フラットの速いボールに対し、フラットで打ち返す場合ですが

速い相手ボールは重い

重いボールはこちらの面をぶれやすくする

だから

しっかりグリップを握り、面を保つこと

1601nisikoritsfr

保たせるためにインパクト後フィニッシュまで

面を保持するつもりで打つといいでしょう。

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それと

どうしても勢いが出ちゃう

肩の上まで振り切らないで

打球方向まで腕が出たら終わり

(ジョコビッチのバック写真のイメージで)

小さめのフィニッシュを心がけるといいでしょう。

 

バックハンドも考え方は一緒です。  テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド | 投稿者松原コーチ 15:40 | 1件のコメント

ブロックのみボレー

ある程度スウィング可能であれば

そして

ボールより少し上から打ち出せるようであれば

フォアボレーはスライスがいい。

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ただし

先日お話ししたように

ダブルスで有効なフラットドライブの強打が来たら

こりゃあもう

ただ合すのみがやっと

ということもある。

radwanska1509

そんな時は本当に

ブロックのみのボレー

面を合わしただけでタッチ

勢いを殺してとにかく相手コートに入れる。

 

打球の先にラケット面を入れ

インパクトに合わせ軽く握る。

ボールが勝手に来た方向に戻る。

 

これが究極の安全策。

 

ただし

こればっかりになると

こちらから仕掛けられなくなるので

あくまでも基本は

スウィングするスライスボレーなのだ。   テニス

 

 

 

カテゴリー: ボレー | 投稿者松原コーチ 19:38 | 1件のコメント

治った? 壊れた?

私の相棒、シーマ君

カーナビの可動式ディスプレーが

希望どおり

出たまま引っ込まなくなって1か月ほど

せっかく、落ち着いた日々を過ごしていたのだが

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テニス塾に行く

トミーインドア手前のコンビニで

エンジンを止めたら

CIMG2310

降りちゃった

キーをON、OFFしてみると

ちゃんと動く。

しまった、治ってしまった。

 

トイレを借り、スポーツドリンクを買って帰り

キーを、ON

CIMG2311

またまた、壊れちゃった

悪い側で壊れちゃった

今度は、引っ込んだまま

何をしても出てこない。

 

結局

テニス塾を終わり

東戸塚に帰り

駐車場に落ち着くまで

何をしても出てこない。

ボタンを押しても引っ張っても

泣いても叫んでも

何をしても出てこない。

 

さあ、どうしよう ・・・   車 (RV)

 

 

 

カテゴリー: くるま, 日記 | 投稿者松原コーチ 22:01 | コメントは受け付けていません。

トミーテニス塾

本日はトミーテニス塾の日

5人の皆さんが参加してくれた

CIMG2314

変な写真と思われるかもしれないが

トップスピンを転がしでかける

回転感覚のドリルなのだ。

 

1,2時間目はフォアハンド

飛んでくる相手ボールの線をイメージして

美しい自分が打ち返すイメージ造りから始め

弧を描くスウィングを前提に

面の作り方、構え、テイクバックをかなりみっちりやった。

 

そして3時間目はバックハンドとサーブ

clijsters1603imp

このイメージ

前腕2本とラケットで作る、Yの字

その各々の角度を固定して打つ。

 

片手打ちの人は

右前腕とラケットの角度を同じく保って。

 

これだけで皆さん安定したバックを打てるようになった。

 

そのための余計な練習

CIMG2315

何を持っているか? というと

ボールを集めるかご

これをバケツに見立て

水撒きの要領で

1直線にぶちまける。

正しいグリップは、なんて指導し

CIMG2317

まあ

しつこく言うと

1603djokyokoback

前腕とラケットの、Yの字を固定して打てば安定するのだ。

 

さて

その後はサーブ(最後の種目)

CIMG2324

内旋、外旋の往復運動

しかもゆっくり振るのが基本。

それにより

インパクト後にラケットヘッドが腕を追い越していく。

そして毎回、疲れても同じテンポが再現。

 

この後、スピンのかけ方を練習し

皆さん固定した手首でかなり安定してきた。  テニス

 

さて、次回は、4月13日(水)

今回の皆様も

初めての方も

生の松原さんに会えるチャンス

ぜひ参加してください。    テニス

 

 

 

カテゴリー: イベント, バックハンド | 投稿者松原コーチ 18:08 | コメントは受け付けていません。

ダブルスでのトップスピンは

ダブルスのフォアハンドで

フラットが有効という話をした。

 

じゃあ

トップスピンは不要かというと、そうゆうわけではない。

例えばベースライン内で

膝の高さくらいからの低い打点から打たねばならない時

ヘビートップスピンなら

フルスウィングで打てるチャンスボール

1603djokfimp

フラットだとただ返球するだけ。

大きな差がある。

 

次は浅く、鋭角に打つショット

浅く打てるヘビートップスピンなら

打てる角度が大きく広がる。

 

最後はロブ

相手ペアーにネットを取られたら

簡単にはパスできない

だが頭の上は大きく広がっている。

越さえすれば、即1点

トップスピンロブは大きな武器になるのだ。

 

そんなわけで

トップスピンはダブルスでも有効

基本的にはトップスピンで打ち

いざ、困ったときは居直りのフラットショット

その2つの組み合わせが

ベースライナーのたしなみなのだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: ダブルス, フォアハンド | 投稿者松原コーチ 16:52 | コメントは受け付けていません。

ダブルスではフラットが

ダブルスでフラットというと

サービスかな、と思う人もいるだろうが

このフラットはフォアハンドの話。

 

フォアハンドを打つ場合

相手がネットにいるなら

なるべく低いところに打ちたい

だから、トップスピンと思いがち

 

だがトップスピンをいっぱいかけると

スピードが落ちる

相手が反応しやすい。

ATP Masters Series - Rome

フラットなら

スピードで相手の反応時間を削ることができるのだ。

 

トップスピンというのは

確かに落ちるだから低く行くと思いがち。

だが

それはベースラインを基準に考えた場合

ネット上で考えると

フラットの方が低く行きやすい

ネット上、20cmへ打ち込むのは

トップスピンでは難しいが

フラットならそれほどの課題ではない。

 

ネットマンの気持ちになってみよう

猛スピードのフラットショットがネットすれすれに向かってくる。

かなり困った状況なのだ。

 

一方

トップスピンの場合

確かに曲がりながら落下してくるボールはボレーしにくい

だが

トップスピンになれてしまえば

それはごく普通のボール

動きのいいボレーヤーから見れば

さらに詰める時間を作ってくれる

おいしい部分になってしまうかもしれない。

takaosfv1602

ダブルスで困ったら

ドカンとフラット

もちろん

少しでも高く飛べば、即アウト

nisifh1508b

でも3本に1本くらいOK

残り2点を取れるなら大儲けなのだ

 

今度、トップスピン屋の私もやってみよう。 テニス

 

 

 

カテゴリー: ダブルス, フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:42 | コメントは受け付けていません。