プロはすごい量のトップスピン

プロはすごい量のトップスピンをかける。

プロレベルの位置決めができて

究極のフォーム

究極の運動神経

なのに

すごいスピン量でショットを安全に打とうとする。

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これは

相手もプロだから。

 

いつも自分本位

いい体勢

余裕のあるタイミングで打てるとは限らない。

nishikorifnd1507

相手もいいショットでこちらの余裕を削ってくるし

低い打点や浅い位置から打たなければならないこともある。

 

それと

スピンを多くすることにより

角度を広く打てたり

相手の頭上を越すなんてこともできる。

 

テニスというのは

相手がいて

いちいち、それに対応しなければならないスポーツ

だからトップスピンなのだ。

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我々は幸い、錦織には当たらない

デモ

自分と同じようなレベルのライバルたちに

対抗しなければならない。

それは

ジョコビッチが錦織に対するのと

相対的には同じことなのだ。

 

アマチュアも

そう簡単には、フラットで打ってはいられないのだ。  テニス

 

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 15:34 | コメントは受け付けていません。

最高のストローカーは

いいストローカーと最高のストローカーの違いは

ボールとの位置を完璧に合わせる能力。

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完璧なラケット面

完璧な姿勢。

 

だけど

そこにボールがなければ

フレームショットだったり

空振りだったり。

 

ボールとの距離をしっかりとれることにより

完璧な姿勢で

ジャストミートできるのだ。

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そのためのフットワークが

走る途中で修正し最後は大きく踏み込む

「ダッ、ダ、ダ、ダッ、グウッ、バシッ」

 

プロは

1ポイント獲得するために

5本も10本も打たなければならない。

それもプロレベルのショットで

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その間

1本でもエラーしたら

ポイントは相手に行ってしまう

記録は、アンフォースド・エラー

 

ちょっと腕のいいストローカーにできる技ではない

最高の、完璧なストローカーでなくてはならないのだ。 テニス

 

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, フットワーク | 投稿者松原コーチ 18:44 | 1件のコメント

10歳の男の子

『YU』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  はじめて書き込みさせていただきます。いつも大変参考になるお話をありがとうございます。

今日は10歳の息子についてアドバイスをいただければと思います。

昨年末ぐらいから少しずつ試合に出始めているのですが、脚が動かずに棒立ちになっていることが多いです。自分の打球を見すぎて脚が止まり、動き出しが遅れ、打点に入るのが遅れ、ミスする。。。というパターンが定番になってしまってます。

良い意識のさせ方や、普段の練習時の注意点など、アドバイスいただければ幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

YU より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

面白いことをやっていて

夢中になり

勝ちたかったら

走ると思います。

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「自分の打球を見すぎて脚が止まり、・・・」

は、普段の練習中も、でしょうか?

 

自分の打球を見るのは

入るかどうか心配だからなんでしょうが

それは

入らないと負けるのが心配なのでしょうか?

それとも誰かに叱られるから?

それとも誰かをがっかりさせるから?

 

どうも、あんまり楽しくなさそうな雰囲気が ・・・

(違っていればいいのですが)

 

楽しく遊ばせてあげたらどうですか

そして頑張って走ったら褒めてあげる。

 

褒められたら楽しいし

楽しかったら集中して、頑張る。

djokovic150722

もし楽しくないのなら

10歳という年齢

そして男の子

もうじきテニスをやめるでしょう。

 

もし、やめられなければ

頑張っているふりをするようになります。

 

男の子は大好きにさせれば

勝手に頑張ってうまくなりますし

嫌いなら、どんなに努力させようとしても駄目です。  テニス

 

見てきたようなこと言って、すいません。

でも、見えるような気がするんです

過去に、いっぱい見ているから。

 

 

 

カテゴリー: ジュニア | 投稿者松原コーチ 20:01 | 1件のコメント

動いて位置を合わせる

『butchcoon』 さんからフットワークに関する質問

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  先生いつも参考にさせていただいています。フットワークに関してなのですが、自分は例えば フォアハンド(バックハンドでももちろんいいのですが)で打球点に到達する際、どうしても最後まで足を使って追っていないように感じていて最後はやはり体や手で調節しているため打点が安定していないように思います。この人はうまいなぁと思う人のプレーはやはり最後まで足で打点を追っています。先生も口すっぱく足を最後まで動かして位置決めしてから打つのが最良とおっしゃっていますが、日ごろの練習としてはどのようなものを取り入れるのがよいでしょうか?

butchcoon より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

細かく足を動かしてタイミングを合わせ

最後は大きな踏み込み

大股でしっかり踏ん張ってヒットする。

ダッ、ダ、ダ、グウッ、バシッ

最後の足を大股、大きな踏み込みで打っているでしょうか?

 

最後まで足を動かして位置決めし

最後の足が大きく踏ん張るには

2通りのやり方が考えられます。

 

1つ目はスライド

2つ目はジャンプして打つこと。

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スライドするには滑るコートじゃないとできないので

クレーコート系の打ち方。

ハードコートは相当な脚力がないと滑らないので

ステップしながら

つまり、ジャンプして打つということです。

1507djok

もちろんクレーなら

滑っていって、踏ん張って、ジャンプもアリです。

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そして、着地

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最後まで足を動かして位置を決めるということは

最後にどうやって動きを止めるのかということと

完全に絡んでいます。

止まることと踏ん張ることは一緒です。

いっぱい踏ん張ると

止まった挙句に跳び上がります。

 

練習として跳び上がってみる

実戦では跳び上がるまではいかなくても

いい位置で、しっかり踏ん張れればいいのです。

 

上の例で挙げた

動いて打つ

踏ん張るためのフットワークを実践すれば

自然に

最後まで動いて

位置決めすることができるのではないでしょうか。

 

もう一つはランニングショットです

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これは動きながら打つことですから

いやでも最後まで動くことになります。  テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド, フットワーク | 投稿者松原コーチ 17:18 | 1件のコメント

フォアは腕で打つ

フォアは腕で打つ

とはまさにそのまま。

 

肩を中心に

手首や肘の形は動かさずに

腕を振るという事。

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こうやって

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こうして

 

より強力にしようとして

肘をくねらしたり

手首を動かしたりする人ほど

試合では不安定になり

フルスウィングできなくなる。

結局

強力にしたことで

不安が募り

試合では、そおっと打つことになるのだ。

 

またフォアハンドが苦手な人は

インパクトまで目を離すことができず

最後に手首で微調整して

ジャストミートはするものの

面の向きはとっ散らかる。

 

フレームで打ってもいいから

余計な調節はしない方がいい。

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フォアハンドは腕で打つのだ

肘や手首は余計なことをしない方がいい。  テニス

 

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:31 | 1件のコメント

バックはラケットヘッドを引かない

バックはラケットヘッドを引かない

何のことかというと

バックハンドでは手首をしならせて

ラケットヘッドを

柔らかくムチのように振り回す

ということはしないということ。

 

腕や手首を固めた方が鋭く振りやすい

両手打ちはもちろん

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TENNIS/BRISBANE INTERNATIONAL 2010

ゆったりと大きなスウィングをする

片手バックでもそうなのだ。

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この辺が

盲点になって

上達を妨げている可能性もけっこうあるので

意識してみるといいだろう。  テニス

 

 

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 19:50 | コメントは受け付けていません。

トミーテニス塾

昨日は第3水曜日  (第3じゃないときもあるが)

トミー・インドアスクールでの、「松原コーチのテニス塾」

1,2時間目がフォアハンド

3時間目がバックハンドとサーブという

変な構成なのだが

各時間に7名ずつの皆さんが参加してくれた。

といっても

実は、7名の方全員が、3時間共受講してくれた

というのが正確。

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初めて参加してくれた方が5名だったので

テイクバックが不安定な人もいたが

ほとんどの方が上級者

バシバシとハードヒットが飛んできた。

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ときどき、ラケット面が少し上向きのため

アウトする人がいるのもいつも通り。

よくある、凸型の引き方で

テイクバックの面が上を向くのだが

後退しながら、左足を後ろに飛ばして打つ練習をしたら

なぜか皆さん、凹型に面が引けるようになっていたのが

今回の新発見。

(私の美しい見本を見たせいかもしれない)

 

1時間目は構え方や面の使い方など

基本的な話。

2時間目は実戦で使うための飛距離の調整法

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どこからでも、どの距離にでも

トップスピンで振り切って打ち込むために

ワイパースウィングの

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打ち方やコツについて説明し

習得してもらった。

 

前半はフラット気味の鉄砲玉が多かったが

ワイパーのおかげで

徐々にスピン量も多くなり

後半は

みなさん、かなり安定感が増したようだ。

 

3時間目のバックハンドは

全員共通科目が面を垂直に保つこと。

もう一つは、スウィングスピードを上げること。

具体的には

両手打ちの人は

横向きを残して小さくはじくこと

片手打ちの人は

肩の線を回すことによる加速などだ。

 

最後はサーブで

手首の固定、振り子のテンポ感

スピンサーブを下に向けて打つなどが主な指導やアドバイス。

短い時間だったが

安定感を上げるヒントはつかんでもらったと思う。

 

猛烈暑さの1日に

会場は外気導入型、エアコンなしのインドアだが

直射日光がないので薄着でOKだし

(私は外でも薄着だけれど)

元気はつらつ

水分補給さえしていれば、元気に打ち続けられる。

無事に、上達しながら、今回のテニス塾も終えることができた。

 

さて、次回は、8月19日水曜日の開催

あっという間にうまくなりたい人

ショットに悩みを抱えている人

生の松原さんの顔と声に接してみたい人

たくさんの皆さんの参加をお待ちします。  テニス

 

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 18:23 | コメントは受け付けていません。

印西女子ダブルス

松原テニスクラブ印西の

月例、女子初級ダブルスもだいぶ回を重ねてきた。

その中でも

今回の結果は特に思い出深いことになった。

うちのスクール生の

最初は勝つなんてありそうもない

ホントに、ゲームを1つか2つしか取れなかったペアーが

(ついホンネでごめんなさい)

ついに準優勝までこぎつけたのだ。

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主催者だったことを忘れ

コーチとして感慨無量なのだ。

 

さて、今回は11ペアーの参加

4,4,3の3グループに分かれて、総当たりの予選

CIMG0580

その成績上位グループ、6ペアーでの決勝トーナメント。

下位グループは5ペアーでのトーナメント。

更に初回で負けた場合はコンソレーションと

最低でも4試合

ほとんどのペアーが5試合以上を戦った。

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予選リーグから大激戦が展開され

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昼休みへ

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全員参加の集合写真の後は決勝トーナメント。

 

決勝戦は

東武グリーンの小山さんとルネッサンスの原田さんペアー

そして、うちのスクール

トミーインドアの山田さん、名和さんペアーとの対戦になった。

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大健闘のトミーペアーだったが

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結果は、しっかりしたストロークとボレーを持つ

小山さん、原田さんペアーが、6-3 での優勝となった。

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最後はさわやかな笑顔で締めくくってくれた。

もちろん

大きい方の商品を持つのが優勝ペアーだ。

皆さんお疲れ様でした。

 

今回はかなり身内びいきの書き方でごめんなさい。

ホントは (うちの人たちじゃなくても)

いつも参加している方たちが

少しずつ勝てるようになっていくのも

楽しんでいます。

 

さて、次回は8月24日の月曜日

ぜひ、たくさんの皆様の参加をお待ちします。  テニス

 

そうそう、この上のレベル

中級大会も10月から予定しています。

もうじきご案内しますね。

 

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 20:31 | コメントは受け付けていません。

片手バックのリターン

アルマグロのリターン

1秒間に10枚の連写です。

ひまがないのでオープンスタンスのまま。

 

彼はウェスタングリップ

フォアバックとも同じ面で打ちます。

CIMG5314b55

インパクトの、約0.55秒前、まだ引き始めない

CIMG5316b35

0.35秒前、バックに引き始める。

グリップ持ち替えの時間は要らない。

打点の高さもわかっているので、ちょうどいい高さに引いていく。

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0.15秒前、一番大きく引いたところ。

上体は横向き、腰は30度くらい横向き。

その肩の線をわずかに前向き方向に戻し

ラケットを加速。

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0.05秒前

意識は完全に捕まえている。

時間がなかったのでかなりフラットに近い。

(上下に振る分の時間がない)

 

そして、インパクトを過ぎて

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0.05秒後

相変わらず、手首の角度、面の向きは保ったまま。

身体は、少しだけサイドライン方向へ動いている。

上体は少しだけ前向きに

下半身は少しだけ横向きに

ひねり戻す方向に動いている。

CIMG5321a15

0.15秒後

手首と面を保ち

CIMG5322a25

0.25秒後のフィニッシュ。

見事なリターンを目が追う。

 

ここまで来て

まだ、手首の角度を保っている。

当然、コントロールは狂わない。

 

フォア側へ決めに走るか?  ガッツポーズへ行くか?

 

フットワークは最低限の動きなので

オープンスタンス。

腕の振りは結構大きい。

そして、手首はぶれない。      テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド, リターン | 投稿者松原コーチ 19:29 | コメントは受け付けていません。

バックハンドのスタンス

『オレンジ』 さんから再度、確認の質問

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ   返信ありがとうございます。

返信の内容に「片手バックではオープンで特にリーチが広くなるわけでもない」とありましたが、
これは両手打ちだとオープンにするとリーチが広くなるという事ですよね?

また片手では余裕のあるときはクローズの方が振りやすいとありましたが、
両手打ちのセレナ ウィリアムズとかは、余裕のあるときでもあえてオープンで打っていますので、
両手打ち出あればどちらのスタンスで打ってもあまり変わりはないということになるのでしょうか?

オレンジ より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

「片手バックではオープンで特にリーチが広くなるわけでもない」

というのは

フォアハンドに比べて、というつもりで書いたのですが

両手だと少しだけ広くなるかもしれませんね。

でも大した違いではありません。

 

それより

ひまがあるか? 余裕があるかの方が大きいでしょう。

オープンだと

前を向いたままで上体だけひねればいいのですから。

 

特に両手打ちの場合

上体の回転も少しだけでよく

それを鋭く使う。

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片手は上体の回転を

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両手バックに比べれば、ゆっくり大きく使う

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両手の方が窮屈そうに振るのがわかりますね。

 

それと両手同士で比べると女子の方が

腕力がないため

男子より上体の回転も多めに使う。

よりフォアハンドの感覚に近い。

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だからセレナはオープンを多用するのでしょうね。

もちろん、彼女の場合

ちょっと、動かしにくい、「○○メ」 の体形の問題もあると思います。    テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 19:21 | 1件のコメント