6月のコーチ研修会

2015夏季神奈川県テニスコーチ研修会の要項

やっと出来上がった。

日程は6月2日の火曜日

場所は前回同様、相模原インドアテニススクール

2面のシングルスコートをお借りして開催する。

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2面あるから打つ量もいっぱいできる。

写真はすべて前回、2014年12月2日のもの。

 

要項はうちのHPに掲載してあるのでそちらを見てください。

今回はストロークとサーブをメインに行う。

最初の1時間は私のテニス技術論のお話し。

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それをベースに

私のオンコートでの説明

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そして実際にプレーしてもらう

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今回特にフォアハンドとサーブに関しては

ラケットのうんちくも絡め、綿密にやるつもりだ。

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私の追加説明や皆さんへの矯正などもあり

しっかり上達してもらい

知識も増やしてもらって

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笑顔で帰ってもらう予定。

 

プロのコーチが対象のレッスンだが

参加者の半数は一般テニスプレーヤー

スクール中級以上くらいなら充分に資格あり。

私のレッスンを受けるつもりで参加してくれればいい。

またその人たちにどう教えるのか

どこを松原さんは矯正するのか?

コーチたちはそこも見てほしい。

要項はこちら

申し込みはこの申込書と同様な内容を

メールかFAXで送ってくれればOK

申し込み開始は、今。    テニス

 

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 20:06 | コメントは受け付けていません。

アマチュアの片手バックは

先日の大会中に

B先輩から質問された話です。

 

カラオケ   バックハンドの攻撃力を上げるため

スライス系のバックに加え

トップスピンのバックハンドを覚えるべきかどうか?

という内容です。

 

 

水瓶座   まずは

片手バックハンドというものの

位置づけについて考えてみます。

 

ガスケやワウリンカなど

バックハンドのひときわ光っている選手が思い浮かびます。

そして

フェデラーやアルマグロ

彼らはバックハンド命ではないでしょうが

かなりバックのレベルも高い選手です。

やはり両手打ちの選手と互角以上に打ち合っている。

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ところで

何でバックを片手で打つのかというと

両手で打つよりも勢いがつくから。

または

特にアマチュアの場合は

両手がどうも苦手だからというのもあると思います。

 

さて、技術的な要件でいうと

片手バックハンドトップスピンは

打点がかなり前になりスライスと大きく違う。

片手で振り回すのは急加速ができない

更に、肘の関係で

フォアハンドのように打点を遅らせることができない。

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だから、相当早く決断して

構えに入り

絶妙のタイミングで

大きく振り出さなくてはならない。

 

これは何を意味するのかというと

マスターするのに相当な年季を要するということ。

 

しかも

妥協を許さない絶妙なタイミングが必要。

それなりのセンスと反応速度、筋力も要求される。

 

そのための条件が3つ

毎日、練習する暇が十分にあること。

相当にテニスセンスがあること。

若いこと。

 

まあ、そんなわけで

年配の方で

週末にしかテニスができない方には

お勧めできないのだ。

 

そのうえ

その人がスライスで

それなりのスピードとコントロールが出せる場合

パッシングショットなどで

そのスライスではなく

そのスライスを超えるレベルの

トップスピンを選択する場面がどうにも想像できないのだ。

 

はっきり言って

そのスライスを、実用上

超えるトップスピンをマスターするのは無理だと思う。

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もちろん

今が初心者で、バック全然だめであれば

可能性がないわけではない

比較するスライスももともとないのだし

打点を変える必要もない。

 

どうせ何か一つは覚えなければならないのだから

選択肢の一つとして

片手バックハンドトップスピンもありなのだ。

 

話を戻すが

経験者の場合どうしてもトップスピンが必要なら

両手打ちの方が

フォアハンドと同じような打点で入りやすい。

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構えが少しくらい遅くなっても大丈夫だし

打点の前後も

片手打ちよりも許容度がある。

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リターンなどに限定して使えば面白いだろう。  テニス

 

 

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 14:17 | コメントは受け付けていません。

1年に1回の試合

11日の土曜日

場所は大磯プリンスホテル

1年に1回だけの大会出場を果たした。

国立7大学OB対抗戦

7大学でのリーグ戦だが

日程の都合で各校4対戦づつ、2校とは当たらない。

今回は強豪の名大、京大との対戦がなかった。

 

体育会庭球部のOB戦

先輩から当然のように出動要請が来る。

何十年たっても先輩は先輩、頭が上がらない

だいぶたったので、そろそろ追い越したかと思ったが

向こうも年取っていて

なかなかそうゆうわけにもいかない。

 

参加資格は57歳以上

(たぶん最初に作った先輩が57歳 ・・・ ?)

ダブルス、5ポイントの対抗戦

合計年齢の大きい順に1から5までならぶ

私も最近は出世して、3番手での出場

中堅どころという立場

ついでに、「全試合勝て」 という先輩命令もいただいている立場でもある。

 

結果、まあ何とか

1試合目は1年先輩の安達さんと

後の3試合は2年後輩の大野君と組んで

全勝で終わることができた。

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写真は私の美しいサーブの場面

気楽にバカスカ打っているように思われているが

本番の試合

しかも勝ちが期待されていてそれなりのプレッシャーもある。

終わった後はあちこちが筋肉痛

最初のびしゃぬれボールの重さも影響しているかもしれない。

 

さて、結果は私の全勝の貢献もあり、なんと

北大、11年ぶりの優勝。

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11年前のことはもちろん知らない。

表彰式後の懇親パーティー

その後、茅ケ崎での祝勝会と続き

他大学の同期生や同窓の皆さんと

楽しいひと時を、気持ちよく過ごさせてもらった。

 

さて、テニスの話だが  (ずっとそうだが)

パーティーの会場で、いくつかの質問をいただいた。

うちの後輩からは、フォアハンドをトップスピンにすべきか?

名大の先輩からはバックハンドをトップスピンにするには?

といった質問だ。

 

技術的に解説するのは簡単なのだが

実際、それを採用すべきか?

といったところの話が先

皆さんすでに40年くらいはテニスをやっている大ベテラン

実戦的にどちらが有利になるかを判断すべきだろう

そんな判断も大多数のアマチュアには大切な部分。

 

次回その辺の話もやってみよう。

 

ところで今回の心残り

一度、お手合わせしたかった人。

いや、私が今回、無事やられずに済んだ理由でもあるのだが

東大の5年後輩、神沢君が参加していたのだ。

現役のころはインカレのトップ

最近は試合に再び出ているそうで

前日に、東京オープンの60歳以上シングルスで優勝とのこと

昔風だがフラットの素晴らしいテニス。

私はナンバー3、彼は若いのでナンバー5

残念ながら対戦できなかった。

 

若手と組んで4か5で出れば当たれるかもしれない。

 

来年の楽しみに残しておこう。   テニス

 

 

 

カテゴリー: 年寄りのひとりごと, 日記, 試合 | 投稿者松原コーチ 17:29 | コメントは受け付けていません。

強く打つフォアボレー

ダブルスのボレーは強く打つことが多い。

ダブルスコートは人口密度が高い

一人当たり、反面のコート幅を守ればいいわけだから

置いてくるだけのボレーでウィナーというのは難しい。

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それでも

昔のマッケンローなどは

それほどハードヒットしないでも詰めを良くしたり

角度を取ったりと

強さよりキレで勝負と言うような決め方をしていたと思う。

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とはいいつつも

ダブルスはシングルスに比べれば

しっかりヒットするボレーが必要。

 

そんなわけで

今日はフォアで強く打つボレーのコツを紹介しよう。

 

バックについては引き起こしがそのコツなので

4月1日のブログに書いたばかりなので

そちらを参考にしてほしい。

 

さてフォアの強いボレー

ATP Masters Series - Rome

基本的にスライスボレーの技術

それを強めに振るということ。

ラケットヘッドは引かないで

Nishikori of Japan returns a shot to Ferrer of Spain during their match at the U.S. Open tennis tournament at Flushing Meadows in New York

手首を固定し

腕全体でスウィング

上体の回転はなるべくしない。 (開かない)

インパクト後

面を決めたまま強く止めるようにするといいだろう。

と言ってもこれくらいは行く。

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ブライアン兄弟

特にサウスポーのボブはほとんどフラットボレー

もしかしたらトップスピンも少しかかる

しかしスライスボレーの

回転の少なめの物と思って打つといいだろう。  テニス

 

 

 

 

カテゴリー: ダブルス, ボレー | 投稿者松原コーチ 22:37 | 1件のコメント

ボレーは1発で仕留めるが

『松研』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

カラオケ  毎回 楽しく拝読させて頂いています。m(__)m
久しぶりに質問させて頂きます。
ボレーについて一発で決めるとあります。私も昔から
繋ぎのボレーの意味が、よく解りませんでした。
繋ぐことより一発の方が重要なのではないかな?
と思っていました。繋いだら逆に得点されます。
コーチも皆揃って繋ぎが大事だと言います。
そこで質問なのですが、
コーチの指導は、うまくかわして 一発で決めるボレーの
練習をした方がいいのか?と強く決めるボレーは何処の動き
が重要なのか?と言うことです。
体重移動、スライス、横向きからドン みたい
によく言われます。強いボレーは、何を気をつければ
うまくいくのか。時間があられる時に
答を お聞かせ願えればと思います。
何度も失礼致72します。m(__)m

松研 より

水瓶座  私の答えです。

近頃のワケエモンは ・・・

と文句をいうわけではないのですが

ちょっと甘いボールを打つと

すぐ、調子に乗ってトップスピンを打ち込んできます。

だから抜かれる前にやっつけるか

最低でもそれに近いボールを打てないと

チャンスは2度とやってこない可能性が高い。

そこを

私と同年代の、もしかしたらもう少し若いコーチにも

理解しておいてほしいところです。

ところで

松研さんの文章でちょっと気になる点が。

それは、1発で決めるボレーが

強く打つボレーと同義語のように感じられる点です。

本来は、別に強く決める必要はなく

できれば

つなぎのボレーを打つような感じで決められれば一番いい。

いやむしろ浅くてもいい分

つなぎボレーよりも簡単に

オープンコートに優しく入れるだけ

アングルに打つだけ

ドロップボレーを置いてくるだけ

という方が望ましいのです。

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相手ボールが浮いて来れば

強くたたくのももちろん選択肢の1つとしてアリですが

ローボレーになることもあるし

それでも決めておきたいし。

だいいち

特にシングルスですが

ネットプレーというのは

頑張らなくてもウィナーにできるからこそ、ネットへ出るのです。

シングルスのコートは守る範囲が広いので

ネットへの出方を工夫すれば

頑張らないボレーで

しっかりウィナーを打てるはずです。

プロのテニスをTVでよく観察すれば

ヒントがいっぱい転がっているはずです。

昔も、置いてくるだけの人がいました。

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私も先日来の

トップスピナーのネットプレーのお話し

その3日間で、かなり強調したつもりです。  テニス

追伸  ダブルスのボレーは日を改めて。 テニス

 

 

 

 

カテゴリー: シングルス, ボレー, 試合 | 投稿者松原コーチ 22:11 | 1件のコメント

その他の逆クロス

『うそほんと』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  いつもお世話になっております。3月29日のフォアの逆クロスの記事を見て思ったのですがバックハンドの逆クロスやスライスフォア・スライスバックの逆クロスも同じ様に考えて良いのでしょうか?よろしくお願いいたします。

うそほんと より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

バックハンドの逆クロスというのは原則

打点を前に取り、手首の角度を大きく作って打つ

フォアの逆クロスとは違い

手首の角度を変えないで

上体の向きを逆クロス方向に対し横向きを作って

そちら方向にしっかりスウィングすると考えた方が普通です。

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片手でも両手でも

男子の場合はそれが多いようです。

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ただし

女子では手首をしならせ

打点を前気味でとって

ラケットヘッドを走らせる

つまり、両手で打つフォアハンドのような形の人が多く。

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その人たちは

フォアハンドと同じように逆クロスを打ちます。

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ですが

なぜかそんなふうに打つ男子は

たいていバックハンドが下手ですね。

男子にとっては

力と打ち方のマッチングがよくないのでしょうね。

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スライスですが

通常

逆クロスは打点を遅らせて

引き付け気味にアウトサイドインに振る。

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手首は原則固定でサイドスピンをかけます。

トップスピンフォアハンドのように

打点を前に取り

手首をしならせて使うと

確かにスピードは出ますが

時に塀をダイレクトで揺らしたりします。   テニス

 

 

 

 

カテゴリー: スライス, バックハンド, フォアハンド, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 16:37 | 1件のコメント

アプローチを有効にするには

今日はストローカーが

トップスピン屋さんがネットへ出る3回目の最終回。

相手ボールが短くなり

ベースラインにも帰りにくい

ぶんなぐるほどの余裕もないので

スライスアプローチでネットへという設定だ。

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(こんなに打点が高かったらぶんなぐりもありだが)

 

アプローチの方向に

その考え方に3通りある。

 

1、 相手の苦手コースへ

(バックでエラーさせる)

2、 オープンコートへ打って走らせる

(走りながらだと、その人、へぼ鴨)

3、 ボレーポジションのため、ダウンザラインへ

 

もし相手に、

「バックハンドと聞いたとたんにジンマシンが出る」 ような

明らかな欠陥があるなら

1のように、そこをつくことのみでもいい。

 

動きの鈍い相手だったり

足を止めたら手の付けられない相手なら、2。

 

ダウンザラインのアプローチは、昔からのセオリー。

相手の打つ側に少し寄った

ベストネットポジションにつきやすいショットなのだ。

でも相手もいい位置に入りやすいので

しっかり打たれたら抜かれるけど。

しっかり打てる相手とは限らないので、これもあり。

 

さて、これらのアプローチをさらに生かすための裏ワザ。

 

ドロップショットを混ぜること。

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スライスは大きめのテイクバックから

強めに打って、しっかり止めれば、アプローチ。

柔らかく止めて、小さなロブのようにすれば、ドロップなのだ。

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しっかりテイクバックすれば

この違いは、インパクト寸前までばれないで行ける。

 

特に、早い段階でドロップショットを打ち

相手に印象付けておけば

深いアプローチに対応することがより難しくなる。

それほど深くもなかったのに

けっこう、効果的になったりもする。

 

うまく使うと

スライスで打とうとした瞬間に

相手が前進してくる。

ダウンザラインのアプローチのつもりだったのに

相手が気を利かしてくれて

ウィナーになっちゃった。

ということもよくある話。

 

ドロップショットは

トップスピナーのもっとも仲のいいお友達なのだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: シングルス, 年寄りのひとりごと, 試合 | 投稿者松原コーチ 17:49 | 1件のコメント

ストローカーのサーブアンドボレー

サーブアンドボレーの専門家は

いろいろなサーブを駆使しいろいろなボレーで決める。

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例えば

オープンコートにサーブで追い出して

反対方向にボレー。

それだけだとばれるので

センターにサーブを打って

ボレーは反対方向に決めるとか。

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サーブの後、前進してくるのがばれているわけだから

サーブのコースとスピードで相手のリターンを限定させる必要があるのだ。

サーブの威力が少し足りなくて、しかもコースを読まれたら

一気にリターンエースが襲ってくる。

 

それに対して

ストローカーのサーブアンドボレーは少し違う

基本的にサーブアンドボレーはしないというのが

お互いの了解事項だからだ。

つまり

レシーバーの意表をついてネットへ出る

ネットへ出ることが意表だから

コースは当たり前でいい。

次のボレーを決めやすいところに打って出るのだ。

当然、オープンコートに打って

反対側にスペースを作る。

そちらにそこそこのボレーを打って終わらせる。

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大体のストローカーがボレーは下手なのだから

その辺は割り切った方がいい。

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もし、つなぎのボレーを打つことになって

相手が余裕のあるパスを狙えるようだと

万事窮す。

 

ボレーは簡単に、1発で終わらせる。

つなぎは無し。

深くてもいいし

中くらいでも

ドロップボレーも、すべてありなのだ。

 

ポイントはオープンコートに入れること

サーブアンドボレーを読まれていないこと。  テニス

 

 

カテゴリー: シングルス, ボレー, 年寄りのひとりごと, 試合 | 投稿者松原コーチ 13:44 | 1件のコメント

トップスピナーのボレー

昔はネットプレーヤーやオールラウンダーが

浅い位置からのアプローチショットや

サーブアンドボレーでネットを取り

相手のパスとボレーの秘術を尽くして戦ったものだ。

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その時代には相手パスのコースを狭めるため

センターセオリーと言って

角度をつけないアプローチが

あえて推奨されていたりした。

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最近はトップスピンのストローカーが主流になり

同じようにしてネットを取ると

トップスピンで一気に抜かれてしまうようになった。

 

だから最近のネットの出方は

1、トップスピンで圧倒し決めるまではいかないが

相手のパスをほぼ無力化してネットへでる。

2、浅めの低い打点で取らされ

ネットへ出るしかないとき。

3、ゲリラ的にサーブアンドボレーをする。

のどれかになることが多い。

 

今日は1番のトップスピンで圧倒してネットを取る技について

解決法を一つ提案したい。

 

トップスピンで相手を圧倒した場合の

相手位置はどこかというと

ベースライン後方

サイドラインに近い両側のどこか

という事になる。

ここへ走り込みながら

頑張って、なんとか返球してくるのだ。

 

さて、この位置から一番遠いところはどこ?

 

フォアのクロスをコーナーへぶち込み

反対側のバックのコーナーに見事なボレー

と考えている人はとっても勝ちにくい人。

 

正解はバック側、しかもネット際なのだ。

小学校の算数でやったとおり

長方形の対角線は2辺のどちらよりも長いのだ。

 

もちろんバックのクロスやフォアの逆クロス後も同じこと。

正解は相手フォアハンドの前、浅くのドロップボレーだ。

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実は

ホントのところ

反対側のドロップじゃなくてもネット際のどこかなら

どこでも決まる。

逆サイドなら動きの逆をつけるし

真ん中でも少しうまく落とせば充分に決まる。

だから

技術的に難しかったら? できなければ?

無理にコースをつかなくてもいい。

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とにかく

トップスピナーの相棒は

ドロップボレーとドロップショットなのだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: シングルス, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 19:05 | コメントは受け付けていません。

シングルス、リターンの覚悟

リターンでどんな球質を選ぶのか?

どこへ打つのか?

については

その人のレベルにより違ってくる。

 

初級レベルなら

とにかく返すこと

ファーストサーブは

このレベルでも強力なことがあるので

とにかくブロック

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いったん返ってしまえば

次のエラーのチャンスを相手にあげたことになる。

ババ抜きで

次の人が手持ちのババをもっていってくれたようなもの

とりあえず、安全地帯に入れるというわけ。

 

中級レベルなら

相手サーブも少しは強力になってくるので

そしてあまりに甘いリターンだとちょこんと決められるかも。

だから

できれば深く、責められないようなボール

スライスでの返球も有効な手段になる。

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上級者や特にプロになると

甘いボールはしっかりひっぱたかれる。

だから

当てただけとか

とりあえずスライスで、というのは

確かにリターンそのものでは

失点しないものの

次の打ち合いを不利にして

結局失点してしまう確率が増えるのだ。

 

じゃあどうするのかというと

安全に攻撃すること。

攻撃は最大の防御なのだ。

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といっても、相手サーブが強力な場合

こちらの体勢も面もぶれやすいので

そこは安全策

対角線の長さと

ネットの低さを利し

クロスにしっかりヒットする。

nisikoribkf1504

これがしっかり決まれば

一手、有利にラリーが始められるし

やや甘いコースでも互角に戻せる。

もちろんこのリターンをエラーすれば

ポイントは即、相手に行くのだが

たまにはエラーするにしても

常に先手を取られて

確実にキープされるよりはよほどましなのだ。

 

この考え方で

1セットに

相手サーブの5ゲーム中、2ゲームをブレーク

自分サーブの5ゲーム中、4ゲームをキープすれば

6-4 で勝ちになる。

 

もちろん、3ゲーム以下しかキープできない見込みなら

相手を3回以上

つまり過半数ブレークしなければ勝てないわけで

そうなると

リターンゲームの考え方は

中級以下の話になってしまう。

とりあえずやってみて

どさくさを何とかものにするのだ。

 

あなたのリターンゲームは

上級?

それとも、中級以下?   テニス

 

 

 

カテゴリー: シングルス, リターン | 投稿者松原コーチ 20:48 | コメントは受け付けていません。