トミーテニス塾やスライスや

今日の午前中はトミーのテニス塾だった

実はそこへ大学のY先輩が塾生としてきてくれたのだ。

先日、松原テニスクラブ印西

OB会の初打ちをしたときに

スライスの話をしたのが今回のきっかけ。

それなりの年になったら

「スライスオンリーのテニスでいい」 のではないかということ。

 

大体、私にしてからが

現在はトップスピン主体のぐりぐりテニスだが

このテニスになったのは

28歳でプロのテニスコーチになったとき。

その前は薄いグリップでフラットのフォア

バックはスライスのみだったのだ。

当然

私の周りは先輩も含めみんなそう。

 

今更トップスピンでもないのだ。

 

ところで

プロの選手は、ほとんど全員トップスピンだが

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苦しい体勢やペースを変えるとき

リターンなどで

必ずスライスも使う。

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ボレーのことまで考えれば

スライスは必需品。

むしろ、こちらこそが必修科目なのだ。

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そしてトップスピンも打てれば

言うことはない。

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だが、アマチュアレベルなら

ましてベテランなら

別に打てないからといってそれほど困らない。

むしろトップスピンを打たない方が

テニスがシンプルになって正確度が増す。

 

今回はフラット気味のフォアハンドスライス

はっきりアンダースピンをかけるバックハンドスライス。

 

それとサーブも打点を右前低めにとった

スライスサーブも。

 

このスライス3点セットで

コントロール付きを

しっかりお買い求めいただいた。

 

そうそうスライスのアドバイスで

効果があったのがこれ

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刺身スライスはラケットをアウトからインに

引き切るようにスライスするのだ。

(だからスライスというのだが)

 

 

そうそう、来月のトミーテニス塾は3月11日水曜日の開催

御用とお急ぎの無い方はぜひ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: イベント, スライス | 投稿者松原コーチ 19:10 | 1件のコメント

攻撃的セカンドサーブ

セカンドサーブというのは2本目に打つサーブのこと

2本目だから1本目のデータを参考に修正できる。

だから打ちやすいはず

ただし、入らないとポイントを失う。

 

オーストラリアンオープンの試合を見ていて

セカンドサーブを積極的に

攻撃的に打つシーンが多くなったように感じた。

特に

錦織圭のサーブゲームで目立っていた。

時には明らかにエース狙いのサーブも。

ジョコビッチも時々やる。

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スライス気味にフォアのコーナーを狙うサーブなど

セカンドで多用しないサーブの場合

同じサーブをファーストで打つ以上に

エースになる可能性が高いのだ。

 

さて、トッププロのたいていの試合では

ファーストが入った場合のポイント獲得率は、70%以上。

それが

セカンドだと、40%以下に落ちる場合も多い。

 

もしファーストと同じサーブをセカンドに使うとして

80%くらいは入るとすると

ポイント獲得率は

(80%くらいは入る) × (ファーストのポイント獲得率は、70%以上)

だから

56%以上のポイントが取れるということ。

 

先ほどの消極的なセカンドの数字

40%以下よりもずいぶんといい。

 

その代り

80%入るということは

残り20%はダブルフォールトということ。

まあ

ファーストが60%入るとすれば

(セカンドになる可能性40%) × (20%はフォールト)

つまり

全ポイント中、8%はダブルということ。

 

これだって

それほどビックリするほど情けない数字じゃない。

 

攻撃的なセカンドサーブ、大いにアリなのだ。  テニス

 

 

ところで

昔々のことだが

昨日のジョコビッチの試合を心配そうに見つめていた人

ボリス・ベッカーという人がいる。

 

1985年、17歳で

翌年は18歳で、ウィンブルドンを連覇した。

そして、現在はジョコビッチのコーチ。

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両足踏切の膝の曲げのすごいこと。

ブンブン・サーブと名付けられたサーブを武器に

とにかくサービスエースを取りまくった。

ファーストはエース狙い

セカンドももちろん、エース狙い。

セカンドでも入ればとれない。

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内旋、回内のものすごさ

そして

1ゲームのうち、1回くらいはダブル

多いときは2度。

 

だがそれ以外、ほとんどポイントを落とさない。

見ていて

15-40からなら、サーブを落とす気がしない。

 

私も試合を見たことがあるが

インドアコートのスコアーボードに当たる

衝撃音のすさまじさ。

 

こうゆうテニスもありなのだ。

 

 

そうそう、セカンドで勝負する時の心構え

「ダブルフォールトしても気にしないこと」

ストロークでも、たまにはアウトすることもあるのと同じ。

大事なことはサーブゲームをキープすることで

ダブらないことじゃない。

ダブルフォールトもごくごく普通のできごとなのだ。   テニス

 

 

カテゴリー: サービス, 年寄りのひとりごと, 試合 | 投稿者松原コーチ 22:23 | コメントは受け付けていません。

ワウリンカの立ち位置

ジョコビッチとワウリンカが準決勝を戦っている。

現在1セットオール

あと3時間はやるだろう。

 

目立つのは

錦織との試合でも炸裂した片手バックハンド

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特にダウンザラインはきっちり

サイドラインから30cm位のところに決まる。

 

ちょっと下がりながらでも

クロスパスを決めるところもすごい。

 

じつは、つい先ほど

東戸塚校馬込コーチと話していたのだが

彼が言うには

「最近前に入る選手が多いけど、ワウリンカ、少し後ろじゃ ・・ 」

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そういえば

下がったところからのバックハンドが目立つ。

下がりながらというのも多い。

 

さて、片手バックだが

両手打ちに比べ

大きく振りやすいし

身体の動きをゆったり使って

腕に伝えやすい。

だからか

これを決め球に試合を組み立てる人が多い。

しぶといラリーから

突然のダウンザライン。

 

ガスケ、アルマグロ、ワウリンカ

20140421swbk

フェデラーのように

片手バックなのに

バック中心じゃない選手の方が

少ないような印象があるくらい。

 

考えてみれば

大きくフルスウィングに時間がかかるというのは

ベースライン近くよりも

少し後ろ気味の位置の方が

時間的な余裕ができて対応しやすいのだろう。

私の教えたことがあるジュニアでも

塀際からリターンを打つ選手がいたのを思い出す。

(そこからクロスにリターンエースなのだ)

 

当然、早いテンポなら

動きが最小限で済む両手打ちが有利

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フォアハンドに時間をかけ

バックの比重は最小限というのが今の主流のようだが。

 

それに対し

一見不合理な下がり気味ポジション

片手バックのフルスウィング

それはそれで十分魅力的

俺だけが自分の道を行くという

主流じゃないというところも面白い。

 

だけど結果を見れば

両手と片手

どっちが有利なのか?

 

それなりに拮抗している。

こんなところもテニスの面白さ、不思議さ。

 

実はワウリンカのラケットだが

ヨネックスの、ベクターコア ツアーG

sw201401hoero

松原さんと同じラケットなのだ。

 

そんなこんな、言っているうちに

どうやら、3セット目はやられたらしい。

 

頑張れ、ワウリンカ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 19:58 | コメントは受け付けていません。

試合前のウォームアップ

『れね』 さんからウォームアップの質問です。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  こんにちは。
全豪オープンも終盤にさしかかりました。錦織選手の試合の解説で、気になった点が。
「試合前の練習で、汗を流し・・」みたいなことを聞きますが、映像では結構ハードに動いてますよね。
試合前のアップって、何をどの程度やるもんなんでしょうか? あんまりやりすぎると、試合が長引いたりすると途中でばててきそうで。プロ・一般人で分けて教えていただけると幸いです

れね より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

その人によりすごく差があると思いますが

プロの選手ですと

温まって、全力で動き始めるようになるまででも

30分以上かかるでしょうね。

着替え終わって、コートに立つ

その人なりの体操やストレッチで

筋肉を伸ばし、関節を動くようにする。

どこにも故障がなくても

それなりの時間がかかりますが

故障個所があると

(プロで何もないという人はいないでしょうね)

そこを動かすには

その周囲からでしょうか

それはそれは大変だと思います。

 

そして軽くボールを打ち始める。

一通りのショットをやったら

(それだけでも30分以上かかるでしょう。)

そっから先はその人次第

ここで終了の人もいるでしょうし

その日の調子や疲労具合で違ってくるでしょうね。

 

ただこれだけは言える

練習したら

試合でばてるかもしれないけど

調子が出ないうちに

楽に負けてしまうよりはよっぽどまし。

 

試合形式の総合練習。

次に

その日のテーマや

調子の悪いところの調整など。

サーブをえんえんと、という人も

サウスポーのサーブをリターンとか

そこまでやれば

すぐ2時間くらいたっちゃいますよね。

 

だから、1,2時間くらいといったところでしょうか。

 

そして

疲労回復して待機

試合前のウォームアップ。

 

この程度で疲れたら、試合で大変

という人はプロにはならないのでしょうね。 テニス

 

 

さて、アマチュアの場合ですが

試合会場で練習コートが用意されてるなんて

まずありえない。

へたすると

サーブ4本で試合開始。

 

相手もそうで、同じ条件だから言い訳もできない。

だから試合前に温まるやり方を

自分のパターンで作っておく必要がある。

ストレッチとか

体操とか

散歩か軽いジョギング。

そして素振り。

素振りで注意すべきは

入らないフォームをいっぱいやらないこと

腕回り、肩回り、手首、上体などを

ラケットを振る状態にしておくことが大事。

 

次に試合に入るやり方を決めておくこと。

第1球をどんな球種で

どこへ打つか?

エラーをしないで安心して打てるショット

できれば温まるショット。

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私なら

サーブはスピンをいっぱいかけてファーストを入れる。

最初のストロークやリターンはクロスに

ヘビートップスピンで安全に大胆に振り切る。

最初から大胆な奴と見せかけて

安全に、どさくさに1ゲーム目をゲットするのだ。

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結構上手な人でも

最初の入り方を決めていない人が多い。

だからこれだけでもかなりのアドバンテージ。

 

試合の最初から温まっていないうえに

頭も寒いと

これではちょっと ・・・  テニス

 

 

 

カテゴリー: 試合 | 投稿者松原コーチ 20:06 | 1件のコメント

印西のダブルスやボレーの踏ん張りや

昨日は毎月1回、月曜日に開催している

松原テニスクラブ印西女子ダブルスだった。

 

今回はまだまだ少ない7ペアーの参加だったが

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それなりに激戦が繰り広げられた

と思う。

というのは風邪

先週から見事にはまってしまい

長迫コーチに全部お任せ

おんぶにだっこ

松原さんは

東戸塚の暖かい部屋で事務仕事の1日だったのだ。

 

さて、見てきたような結果は

スマイルズの、佐藤さん、奈古さんのペアーが

決勝戦、6-1のスコアーで

TTC、高木さん、村上さんのペアーを下し、優勝した。

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そんなわけで、見てきたような論評はなし。

 

次回は、2月23日月曜日の開催

要項はこちら

来月こそは私の風邪も治っているはず

今回参加できなかった皆さんも

ぜひ参加してほしい。  テニス

 

 

 

さて、さて、次の話題。

 

『たんのん』 さんから

24日ブログ、ボレーの動きについて、コメントをいただいたのだ。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  すみません。予想になってしまいますが、この場合、担当コーチの言いたかったことは止まって打つな、ではなく動いて打つにしても最後の1歩の前のタメがない為に言ったアドバイスでは?
ダダダはダメということはそうだと思います。
松原さん風に言えば、ダダッ、ギュウ、ダッ!が正解!的な。
細かく足を動かし続けながら打っていませんでしたか?もしそうなら、私もそういうアドバイスをします。最後の1歩の前にタメがないですよ、タイミング取れませんよと。

たんのん より

 

 

 

水瓶座  それに対し、私の考えです。

たぶん質問コメントの雰囲気から感じると

担当コーチは

ホントに、しっかり止まって打つべきと

思っているのではないでしょうか。

 

とはいっても

『たんのん』 さんの指摘は面白い。

実際にそうゆう風に打つボレーがあるからです。

「松原さん風に言えば、ダダッ、ギュウ、バシッ!」

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ギュウ、の直前の写真だが

実はこれ

ストロークで動きながらもしっかり踏ん張って

ぶんなぐる時のフットワークを表現したもの。

ところが

ボレーでも同じような場面がある。

ATP Masters Series - Rome

それは

ポーチしてパンチボレーを打つようなとき。

フォアなら右足でため

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左足を踏み込みながらパンチ。

 

余談ですが

手も固め身体も固めるので

内転筋を痛めたとき (足を閉じる内モモの筋肉です)

えらく痛かったのを思い出しました。

 

さて、パンチボレーはそうにしても

つなぎのボレーなどはそんな踏ん張りはいらない。

流れの中で

ボールをきっちり距離を保って打ちたいところ。

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だからダッ、ダッ、ダッ、と細切れ、ガタガタはいけないにしても

止まってしまうことのご利益はない

やはり、なるべく前進しながら

トッ、トッ、トッ、スー、と

動きの中でとらえるべきなのだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: イベント, ボレー | 投稿者松原コーチ 18:22 | 1件のコメント

ボレーは止まって打つ?

『レフティスタイル』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの質問部分です。

 

カラオケ   ・・・ この前、スクールのコーチに、「ダダだ~ッと動きながらボレーしない。打つ瞬間には足を合わせる。そのためには瞬間止まる必要がある。ストロークでもそうでしょう?」と言われました。これは正しいのでしょうか?また、お時間がある時にでも解説い ただければと思います。よろしくお願いします。

レフティスタイル より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

止まって打つ方が動きながら打つよりやさしいはず。

いかにも正しい理屈のようです。

動きの要素を排除した方が

難しい話が減るということなんでしょうね。

 

ところが現実は

足が止まれば

位置の調節は腕や手でやるしかない。

だから打点が動いて、近くで取ったり、遠かったり。

それでは安定したスウィングなんかしている暇はない。

 

しかも

足が止まれば

それ以上のいい位置にまではいけないのです。

 

だからプロは足を動かして、動きの中で

そしてできるだけ有利な位置でボールを取ろうとします。

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止まっちゃうのは

これ以上行けばタッチネットというときのみ。

競技レベルのテニスでは

動いて打つ方が簡単だし

戦術的にも使い勝手がいい。

 

ただ

机の上でしかテニスをしない人とか

初心者は

止まってボレーした方が易しいと思います。

もちろんコーチがそこへ正確に球を出すのです。

初心者は止まってボレーを覚え

次に動きながらという風に上達すべきでしょうね。

そのクラス、初心者クラスだったのでしょう。

 

もしあなたが初心者なら

「足を止めて腕のふりのみに集中する」  という

コーチの適切な指導をしっかり聞いてくださいね。

 

「 ・・・ ストロークでもそうでしょう?」

という部分。

 

いま、オーストラリアンオープンをやっています。

ハードコートなので

ストロークを打つのに

足をコートに付けて打つ確率が高いようですが

エラーが多いのは案外止まって打つとき。

ちょっと外に振られ

ステップしながら打つときなどは

姿勢が決まって

プロはエラーが少ないようですよ。

ちょっと、そうゆう目で観察してみてください。

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それ以上言うのはちょっと遠慮しておきます。

アッ、初心者はもちろん止まって打ちましょうね。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フットワーク, ボレー | 投稿者松原コーチ 17:48 | 3件のコメント

ショートクロスのフィニッシュは

昨日の片手バック、ショートクロスについて

『momotaro』 さんから以下のコメントが返ってきました。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原コーチ、ありがとうございます。ショートクロスはワイパーを強く意識するのですね。その 場合、フィニッシュでのラケットの位置はどこになるのでしょうか。フォアのように、脇の下のところまで持っていくのは、難しいと思います。肩の上でしょう か。グリップもウェスタンくらいに厚目にしたほうが良さそうですね。
私の場合、深めにトップスピンやフラットドライブを打つ場合は、セミウエスタン(通常は、イースタンでスライス)にして、両手を開いて胸を張るようなス ウィングにしています。ラケットヘッドは肩の上で、面はやや斜め上を向く感じになります。ワイパーだと、面は地面を向くイメージでしょうか。

momotaro より

 

 

 

水瓶座 私の答えです。

ここがフィニッシュのイメージでいいと思います。

fedbk1501sitani

手が肩の高さくらい

ラケット面も少しかぶるくらい

まあ、もう少し先まで走りますが

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これはショートでもないのですが

(ショートクロスならフィニッシュを肩より少し下にするつもりで)

面はかなりかぶっていますね

まあ、こんなイメージ

実際のプロのフォームを見るのが一番大切です。

ラケットヘッドが地面を向くなんて

見たことないでしょう。

もちろんバックですから

脇の下に振りきるわけにはいかない。

 

後は実際にコートでやってみてください

この程度のワイパー

この程度の引っぱりで

それなりのショートクロスが打てます。

 

グリップに関しては

通常はセミウェスタンかウェスタン。

でも

片手バックの場合

グリップを薄くしても

手首の折り方と腕の向きが変わるだけ

力の入りやすさは違うでしょうが

基本的にどのグリップでもできると思います。

レンドルやエドバーグ、マッケンローも

コンチネンタルでそれなりにやっていたと思います。 テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 18:45 | コメントは受け付けていません。

片手バックでショートクロス

『momotaro』 さんからの質問です。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原コーチ、こんにちは。
全豪がいよいよ始まりました。テレビで観た、ナダルと圭の試合、相手は片手バックハンドの選手でした。敗れはしましたが、二人共思い切りの良いスイングで、強烈なバックハンドショットを放っていました。
一時期は、両手に変えようかと迷った時期もあったのですが、結局片手バックハンドで通すことにしました。その折は、アドバイスありがとうございました。
さて、そのバックハンドですが、長い(深い)球ならトップスピン、あるいはフラットドライブで打てるのですが、浅い球をトップスピンでアングルに打つことが難しく、結局スライスで打ってしまいます。
フォアハンドであれば、ワイパーで打てるのですが、バックではどうしても打てません。どのように打つと良いのでしょうか。

よろしくお願いします。

momotaro より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

バックハンドもクロスに打つときは

ワイパーです。

ただフォアハンドほど露骨ではないだけです。

それと

肩を中心に振るべきで

肘を中心にした半径の小さなワイパーとは

ちょっとイメージが違います。

 

身体から離して構え

feder1501bktb

上体よりだいぶ前の打点で

ボールの外側から

アウトサイドインに捕える。

fedbk1501hippari

ショートクロスの場合、特にですが

この時に

手の位置を強く引っ張り込むようにするのがコツ

手は緑色の線のように動きますが

力の方向はむしろ下に

水色の矢印方向に引っ張ると考えるとわかりやすい。

 

この引張りでラケットヘッドは自然に立っていく。

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写真だけ見て

腕力で立てようとする人がいるが

むしろ逆効果

むしろ手首からやや垂れたところから

先ほどの水色矢印。

 

腕全体を外旋させるように

もしかしたら

手の位置を中心としたワイパー

と考えてもいいかもしれませんね

feder1501ransbk

面を徐々に被せていくようなイメージもいい鴨。

 

あまり引っ張らずに振り切れば、ダウンザライン

少し引っ張ると、クロスへ

強烈に引っ張ると、ショートクロスです。  テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 18:40 | 1件のコメント

小4のころは

『hiyopapa』 さんからの質問です。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ   松原先生、こんにちは。
今日は私にも長男にも当てはまることの質問です。

ご存知のように長男は普段、私と練習しています。
私は長男のフットワークや反応を効率良く上げようとそれなりのスピード(非公式試合に出ている初中級の子くらい)の球を打っています。
そして長男は同程度かやや遅めの球を返してきます。

結果、長男はスクールの緩く跳ねない球だとタイミングが合わない、かつゆっくりなので油断して引き遅れ振り遅れになり、私はたまに行くスクールでコーチとラリーすると引きはともかく振り出しのタイミングが合わず(と言うか分からず)振り遅れることが多いです。

まず第一に、これはもう球数をこなして慣れるしか無いと思うのですが、何か短時間で慣れるようなポイントなどありませんでしょうか?
また、長男に対してはスクールレベルにスピードとスピン量を落として打つべきでしょうか?

よろしくお願い致します。

hiyopapa より

 

 

 

水瓶座   私の答えです。

「これはもう、球数をこなして慣れるしか無い」

そう、そうすべき問題です。

 

とにかくテニスになれることが重要なので

いっぱいいろんなことをやるべきです。

 

息子さんに関して言えば

今はフォームがどうこう言うべきタイミングでもありません。

楽しくのめりこんで、たくさんプレーし

神経系を鍛える、最後の時期なのです。

(神経系が盛大に発達するのは10歳くらいまで)

 

テイクバックで面が上向きでも構わない

フォームが少しくらいおかしくても構わない。

棒を振る感覚

面を感じること

こうゆうことが大切です。

プロのまねをして

とんでもないことをしてもいいと思います。

 

もっとパワーが付いてくると

ちゃんとアウトするようになる。

そうしたら、テイクバックを直せばいい。

さらに上達すると

姿勢の大切さが身に染みてくる。

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今はストロークもボレーもジャンピングスマッシュも

トップスピンもアンダースピンもやるべきです。

又抜きも、背面打ちも。

いろんなことをやって神経を発達させ

対応力を磨かなければならないのです。

こっちもいろんな球種を打てばいい。

 

基本的に教えるべきではないし

失礼ながら

『hiyopapa』 さんにその能力はないと思います。

へたにフォームを教えれば教えるほど

下手になり、テニスを嫌いになると思います。

テニスで一番大切なのはフォームじゃありません。

1501nisikori

やるべきは

テニスの楽しさを伝えること

相手をしてあげることくらい

教えることではないと思います。

いっぱい打って

いっぱい試合をし、笑えばいいと思います。

 

だから、すいません

(お子さんに関しては、あまり教えてほしくないので)

あまり細かいことは聞かないでください。

聞かれれば私の性分で答えちゃうけど

それは役に立たない可能性の方が大きいのです。

 

そうそう、短時間にやれること

イメージトレーニングです

「他の人が打っているときに心の中で一緒にプレーすること」 ですね。

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息子さんなら、錦織になりきることです。  テニス

 

 

 

カテゴリー: ジュニア, 年寄りのひとりごと, 技術全般, 練習法 | 投稿者松原コーチ 20:30 | コメントは受け付けていません。

ボレーのスウィング、テンポ

『レフティスタイル』 さんからボレーの質問をいただきました。

以下がそのコメントの質問部分です。

 

カラオケ   ・・・  さて、今回、ボレーについても1つ質問をさせてください。
今に始まったことではないのですが、滑らかなボレーが打てません。特に少し球速があると、たちまち差し込まれて、伸びのない短いものとなります。

全体においても、「これっ!」っていうベストのタイミングで捉えたボレーは、中々無いのです。
何か、伸びのあるボレーを身につけるため、タイミングをつかむためのコツはあるでしょうか。

どうか、ご解説、よろしくお願いいたします。

レフティスタイル より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

ボレーというのは 「ノアー」 と打たなくてはならない。

ストロークのようなバウンドがないので

1, 2の3というふうにはいかないということです。

 

もう一つはスウィングすること

ボレーは当てるだけという人が結構いますが

上手な人はたいていスウィングします。

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ボールは動いているわけで

動かないラケットで当てるためには

当たるはずのところで

完璧に待つ必要があります。

それではとても難しい。

 

もう一つはスライス

上級者でバックボレーの下手な人はめったにいない。

上級者でも、フォアボレーが下手な人はたくさんいます。

みんなバックのスライススウィングは慣れているからです。

それなのに

フォアはフラットにあてるだけという人たちです。

 

フォアもスライスのスウィングで振るべきなんです。

上下の調節も

上下のスウィングがあって初めてできる。

 

さてスライスの習得法

nisikori1501mm

スライスのみにラリーをサービスボックス内でやります。

その時のポイントですが

ラケットヘッドを引かない

なるべく

手首の角度を固定して腕全体で振る。

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それにある程度なれたら

ノーバウンドで

ボールを想像して

なめらかな美しい

「ノアー」 としたスウィングで素振りしてみる。

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これをやれば

「これっ!」っていうベストのタイミングで捉えたボレー

を打つのは簡単です。

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次に実際のボールを打ってみる。

 

こんなんでどうですか。

たぶんすぐにできると思いますよ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: スライス, ボレー | 投稿者松原コーチ 18:10 | 2件のコメント