カテゴリー別アーカイブ: テニス技術

バクスラ?

スクールのイベントで、「バクスラ」(確かこんなような記載)があり、何かなと思ったところ、バックハンドスライスの練習会のことでした。

バックハンドスライスとなれば、私の一番得意なショットです。(ちなみに得意な順番は、バックハンドスライスストローク、バックボレー、フォアボレー、フォアストローク、サーブ、スマッシュです)

打ち方は、コーチに聞いていただき、ここでは、バックスライスの効果的な練習方法を。

バックのストロークの打ち合いをするのがいいのですが、これからバックスライスに挑戦する人には、荷が重いと思います。

で、いいのが、練習の最初によく行われる、ミニラリーです。ミニラリーで、バックスライスだけで、打ち合うのです。

もともとミニラリーですから、バックトップスピンはお互いに打ちにくいこと、そして、ミニラリーなら、スライスのタッチ、感覚を覚えることができます。

ミニラリーでバックスライスが思い通り打てない方が、通常ラリーやゲームでバックスライスを打つのは、残念ながら無理と思います。

相手もいますから、ミニラリー全てをというわけにはいかないと思いますが、フォアだけ、バックだけ(そしてここではスライスだけ)、フォアバック交互等を決めて、ミニラリーをすると、バックスライスの上達に役立つと思います。

よろしければ、私と一緒に、バックスライスのミニラリーをしましょう!

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 20:06 | コメントは受け付けていません。

少数派?

11月6日日曜日は、振替消化で、通常テニススクールレッスンに加え、その前の時間帯も出席し、連続2レッスンを受けました。(コーチはどちらも同一)

その両方のレッスンで、コースを狙う、相手の弱点をつくことから、コーチが、皆さんで、バックがフォアより得意な人はいますかと聞かれ、手を挙げたところ、私1人だけでした。

2レッスン目も私1人だけでしたので、コーチからは、この人は、特別で、少数派ですからと言われてしまいました。(確かに、2レッスンで1人なので、少数)

思えば、今のコーチになった最初の頃、正面にきたボールを、普通は、フォアへ回り込んで打つのを、私は、バックへ回り込んで打って、なんで、バックへ回り込むのですかと言われた記憶があります。(まだ、最初で、私の特徴をつかんでいない時期かな)

自分でも、よくわかりませんが、ストロークもボレーもバックの方が、打ちやすく、安定して打てます。

ボールのスピード自体は、フォアの方が出ますが、フォアの方がミスするかもという意識で打ってしまいます。

ストロークですと、フォアの方が右手の前に左手や体があり(当たり前ですが)、スムーズに振り切れません。それに対し、バックは、右手の前に邪魔をするものはありませんので、自由に降れます。

また、ボレーですと、フォアは降りすぎたり、手首をこねたりが、たまに出ますが、バックは、ほとんどそういうことがありません。

う~ん、やはり、私は、バックの方が好き!

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 20:41 | コメントは受け付けていません。

レオの綺麗なテニスで勝つ!持ちこたえろ!

綺麗なテニスの方の得意な場面として、

コーチが出す球出しのボールなど、強打やクセがないボールを打つことが上手いことがあげられます。
汚いフォーム(失礼!)の方に比べ、自分の構えたところへ来たボールを打つのは、上手いのです。

しかし、強打やクセのあるボールに対し、素直なボールと同様に、綺麗なフォームで打とうとして、ミスをしてしまい、結果、敗戦へとつながります。

試合での生きたボールに、うまく対応できない。バウンドの高いボール、ぐりぐりスピンボール、スライス回転したボール、意図して打たれた短いボール等々、打ちにくいボールを綺麗なフォームで打ちます。

結果、ミスします。

しっかり構えて打てるボールは、もちろん、本来の自分のフォーム(綺麗なフォーム)で打てばいいのですが、全てを綺麗なフォームで打とうとするとミスにつながります。

例えば、私は、フォアストロークは、原則、右足を踏み込みながらテイクバックし、そこから左足を出し、フラットで、インパクト、フォロースルーします。

しかし、ベースライン深くに、高いバウンドのボールがきたときは、綺麗なフォームは封印します。

1つは、ベースラインエアKで、ベースライン前後で、ジャンプして、ボールの頂点で、フラットにボールを叩きます。エアKのようなエースにはなりませんが、そこそこのボールで返球できます。

2つ目は、足は着地して、ボールの頂点で、顔の位置位の高さで、スライスで打ちます。結構なスライス回転で、返球できます。

要は、相手の生きた(いやらしい)ボールは、なんとしても、「持ちこたえて」、まず返球することです。相手が優位にたっている状況が多いケースですので、フォームに拘らず、まず、持ちこたえて、返球し、そのあと、イーブンに持ち込めたら、綺麗なテニスで仕留めると!

と思っているのですが、相手がそれを上回るボールを打つと、難しいですよね。ただ、目指す方向としては、こう思っています。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 19:09 | コメントは受け付けていません。

誘惑に負けない!

誘惑に負けない、と言っても、テニスウエアのことではありません。

テニスのプレイでの誘惑です。

私のテニスは、確率、安定重視のテニスで、ミスが少なく、勝つを基本としています。ただ、時々、思いっきり、ボールを打ちたくなることがあります。

例えば、バックストローク。通常は、スライスで、だいたい80%位の確率でミスをしないで打っています。ただ、フラットが打てないことはなく、単なるボールの威力であれば、スライスより威力があるボールが打てますが、確率がどんと落ちます。おそらく、50%位で、試合で使うのは、一か八かになります。(だいたい、オーバーのミスに。)

通常は、じっと我慢の安定テニスで満足するのですが、ワウリンカのシングルバックでのフラット系のショットを見ると、打ちたくなります。

また、ボレーもスライス面で、振らないボレーで、コースで勝負(極端が、あっち向いてホイのボレー)していますが、時々、ドライブボレーでガツンと打ちたくなります。(こちらも、だいたい、オーバーのミスに。)

さらに、さらに、相手が鋭角クロスショットを打ち、コートの外に追い出されたとき、セオリーでは、ロブで逃げるか、クロスへ返球してしのぐかですが、敢えて、狭い、ストレートを抜きにいきたくなります。ストレートは、こちらに余裕があるときに、打つべきなのに、追い込まれた状態で、起死回生の一発勝負に出ます。(だいたい、サイドアウトのミスに。)

冷静に、安定したテニスを心がけているのですが、たまに、誘惑に襲われ、負けてしまうことがあります。

敬老の日に仲間とテニスをした際にも、誘惑に負けて、結構、大振りをしてしまい、特に、サーブアンドボレーのファーストボレーをガツンとドライブボレーし、全て、アウトをしてしまいました。(反省!反省!)

まあ、テニスで思い切り、打てなく、ストレスを感じては、本末転倒なので、たまには(この頻度が大事ですが)、誘惑に負けて、強打してもいいのかなとも思っています。(あくまで、たまにはで。)

さあ、次回のテニスでは、またしても、誘惑の心が出てくるか、出てきても、負けないか?(自分で自分を分析しながら、テニスをしていきます。)

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 13:35 | コメントは受け付けていません。

レオの非常識テニス(意外なスマッシュ上達法)

自分のブログで書きながら、最近「レオの綺麗なテニスで勝つ」と「レオの非常識テニス」の違いがよく分からなくなりましたが、今回は、非常識テニスでいきたいと思います。

私は、サーブと同様、子供時代に野球等をやっていなかったので、肩がまわりずらく、スマッシュもあまり得意な方ではありませんでした。

私含めて、スマッシュが上手く打てない人の特徴は、

・打つまで、体がネットと正対している。つまり、体が横向きにならず、バンザイしながら、打ちに行きます。

・伸びた状態で打ちに行く。体がネットに正対しているからか、タメがなく、伸びたまま(突っ立ったまま)打ちに行き、ラケットとボールが当たっても、威力がなく、さらには、タイミングが取れないため、フレームショットが多くなります。

そういうスマッシュに長らく悩んでいましたが、ある時、グランドスマッシュ(高いロブなので、一度、コートに落とし、高くバウンドしたボールをスマッシュする)の場合、上手く打てていることに気づきました。

グランドスマッシュは上手く打てるのに、普通のスマッシュが打てない?

この違いは何だろうと分析した結果、グランドスマッシュの場合、

・ボールがバウンドした(コートに落ちた)時点で、体を横向きにして、しっかり構えている。

・コートに落ちてバウンドしたボールが頂点に達した時点で、体をやや反り、タメを作っている。

つまり、グランドスマッシュでは、スマッシュのポイントが出来ている。ここを意識して、横向き+タメを忘れずに打つようにしたところ、スマッシュの威力と確率が倍増しました。

ただ、スマッシュを打つ機会は、かなり少ないので、たまに忘れてしまう(つまり完全に自分のものにしていないレベルですね)ことがあります。

そこで、高いロブが上がった場合、高いロブはスマッシュが難しいこともあり、スマッシュの練習も兼ね、あえてグランドスマッシュで打つようにしています。

グランドスマッシュのミスは少ないので、無謀なわけではなく、しかも時間があるので、ポイントを忘れずに打つことができます。そして、スマッシュへの意識にもつながり、一石二鳥です。

スマッシュが苦手な方、一度、グランドスマッシュがしっかり打てるようにしてみると、回り道のようで、上達の早道かと思います。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 20:18 | コメントは受け付けていません。

より勝ち切るために!

先日のタイブレークまでもつれて、10-8と4回目のマッチポイントで勝ち切った女子ダブルスの試合。応援していたペアの諦めず、粘り強いテニスは、素晴らしかったのですが、試合中気になっていたことがあります。

個個のショットは、ナイスボールもミスショットもありましたが、2人とも自分らしいテニスをしていました。気になったのは、配球です。

相手ペアは、なかなかの実力者で、女子ダブルスながら、2人ともネットに詰めてくる(いわゆる平行陣)タイプでした。

それに対して、わが方(応援しているペア)は、相手がネットに詰めてきた最初のボールから、ロブを上げ、スマッシュを打たれ、失点していました。(結構な頻度で)

ネットの相手にロブを打つのは、あり得る選択で、私もよく使いますが、よほど追い込まれていない限り、ネットへ詰めてきた初球では、ロブは打ちません。

ネットに詰めてきた相手は、だいたい、サービスライン位にいます。この位置は、よほど良いロブを上げない限り、後ろへ抜くのは、難しくなります。しかし、ボレーを打たれても、ネットから離れているので、エースは取られにくい位置でもあります。

そこで、初球は、まず、ボレーをさせます。そうすると、相手は、必ずボレー後に、1~2歩前へ詰めます。(スクールでは、そう習うはずです。)かつ、ボレーを打って前へ詰めるので、やや前傾姿勢になります。

ネットに近く、前傾姿勢であれば、今度は、ロブの出番で、こちらは、ロブで決めやすくなります。逆に、ここで、相手にボレーを打たすと、決められてしまうリスクが高くなります。

試合中、気になったのですが、応援しても、アドバイスはマズイと思い、また、負けているわけではなく、競っていましたので、当日は、言うのを控えました。

競り勝つのは、素晴らしいことでしたが、もしかしたら、あそこまで大接戦にならずに、勝てたかなとも思い、記載しました。

(和製)チャンコーチの独り言として!

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 23:11 | コメントは受け付けていません。

レオの綺麗なテニスで勝つ!予測しよう!

私、テニス仲間から、たまに言われることがあります。

「ボールを打つとそこに、(私)がいる」、「決めたはずのボールが返ってくる」と。

これは、「ボールを打つとそこに(私)がいる」は、相手のボールのコースを予測して、その場所に行っているので、結果、そうなります。

「決めたはずのボールが返ってくる」は、特に、ボレーで決める際、だいたい大振りで、空きスペースを狙ってくるので、その場所を予測して、カウンターで逆エースをとります。

また、先日のスクールのゲーム練習でも、予測が2回当たりました。

最初は、コーチが相手の前衛にいて、私がベースラインにいました。何回かのラリーのあと、コーチにボディアタック(いわゆるストレートうち)をし、当然、これは難なく返されます。

その返ってきたボールは、一番オーソドックスなのは、クロス打ちで、原則です。次が、ロブ、そして、確率は少なくなりますが、もう1回のボディアタックです。

ここでは、コーチは原則通りかと予測し、一番確率が低い、再度のボディアタックをしたところ、コーチは、クロスコースへポーチに動き、ストレートはがら空きで、ノータッチエースを取りました。

次が、平行陣で、ペアがネットとサービスラインの間、私がサービスラインにいました。そして、ペアの頭上に絶妙なロブがあがり、スマッシュできるか?と思い、カバーに入りました。

結果、予測どおり?ペアのスマッシュは、空振りとなり、ボールが落ちてきましたが、コートに落ちる前に、打ち返し(つまりボレーしました)、相手は、予想外(空振りスマッシュの背後からボレーが来ましたので)で、ネットミスしてくれました。

で、予測方法ですが、以上のケース、ボールを打つ際に、考えている時間はありません。

予測と失敗を繰り返し、段々と精度があがり、考えなくとも、感覚で、予測が出来るようになります。

それでも、当たる確率は50%位かもしれません。ただ、何もしなくても、エースを取られるボールを、逆にエースとなりますので、デメリットは少ないと思っています。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 08:26 | コメントは受け付けていません。

レオの綺麗なテニスで勝つ!ミスを50%減らす!

テニスのポイントは、相手のエースで決まるか、自分のミスで決まるかですが、自分のミスで決まる場合が圧倒的だと思います。

アマチュアなので、統計はわかりませんが、プロでもミスの方が多いので、それ以上だと思います。

で、ミスは、さらに2つに分類されます。

アウトとネットです。当たり前のようですが、この2つしかミスがない(厳密には、タッチネット、フットフォールトもありますが、無視して)のです。

つまり、どちらかのミスを無くせば、50%ミスを減らすことが出来、試合に勝つ可能性も上がるわけです。

今年4月に平日に会社が特別休日になり、女性メンバーだけが集まり、レオのテニスレッスン(別名チャンコーチレッスン)を行った際、絶対ミスをしないレベルの範囲でラリーをするという練習をしました。思いっきり打つのではなく、ネットの高いところを、70%程度の力で打つというものです。

これは、GSSパンサーテニスクラブ時代に行っていた、100球ラリー(相手が100球打ったら、101球打ち返して勝つ)の簡略版です。

私が相手となり、実践しましたが、どなたも20回はラリーが続き、多い方は、30回を超えました。このとき、オーバー気味のボールは打ち返しましたが、残念ながら、ネットすると当然、返すことはできません。参加された皆さんも、この時は、ネットミスを意識してくれたと思います。(たぶん、もう忘れていると思いますが)

で、試合のミスに戻りますが、ネットさえしなければ、確率的に、ミスは50%減です。さらに、アウトボールは、相手が触ってくれること、際どいボールはミスジャッジでインとなることもあります。(これは綺麗ではないですが)

イメーシとしては、ネット上30~50センチ位を狙って、まずはネットしないという意識で打っています。そうすると、下にずれたらネットギリギリ、上にずれても深いボールが行くという、一石二鳥の効果があります。

なお、私はフォアがフラット(ネット上50センチ位を狙い)、バックがスライス(ネット上30センチ位を狙い)なので、スピンの方は多少、狙う高さが変わりますが、

まずは、ネットしないを意識して、綺麗なテニスを実践していきましょう!

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 23:39 | コメントは受け付けていません。

レオの綺麗なテニスで勝つ!その3

今回は、サーブについて書こうと思いますが、正直、私、サーブは得意とは言えません。

私、ほとんどの男児が小学校~中学校で経験する、野球をやっていませんでした。そのため、キャッチボール等、肩を回して、ボールを投げることをしてきませんでした。

さらに、高校時代の軟式テニスも(今は知りませんが、当時は完全分業で)、前衛だったため、サーブを打ったことがなく、硬式に転向して、軟式のクセは(もともと経験がないから)ないのですが、なかなか、肩が回らず、いいサーブ(確率がよく、威力がある)が打てませんでした。

サーブも基本どおり、1、2、3のリズム(1でラケットを前から下へ回していき、2でテイクバック、3でインパクトからフォロースルー)で打っていましたが、威力がなく、リターンをいいように打たれる、サーブキープなど夢物語という状態でした。

そこで、10年近い試行錯誤の上、出した結論が、クイックサーブです。

綺麗なテニスかは少々?ですが(きたなくはないと思いますが)、1、2のリズム(1でテイクバック、2でインパクト)で、コンパクトなスィングで打ちます。

威力が増したかは別にして、いくつか効果がありました。

1.レシーバがタイミングを取りにくい。早いタイミングでボールが来るので、慣れないと、タイミングを取りにくいようで、結構、リターンミスしてくれます。さらに、慣れてしまった人には、早いタイミングで、緩いサーブを打ちます。フォームから受けるイメージと実際のボールの感覚が異なり、ここでもミスを誘えます。要は、バックストークと同じく、自分のテニスを貫きながら、いかに相手が打ちにくいボールを打つかです。

2.その他、クィックサーブは、トスが低い(ボールが頂点に達する前に打つ)ので、屋外の場合、風や太陽の影響が少ないというメリットがありました。実際、私は、トスの上げ直しが、1日1回あるか否かという程度です。

普通のサーブの人に、クイックサーブを勧めると、フォームをいじることになるので、あまり勧められません。ただ、サーブは自分が打つこと(ダブルフォールトをしないようにとか)しか考えない傾向にありますが、いかにしたら、相手(レシーバ)が打ちにくいかを考えていくことが、自分のミスを減らし、相手のミスを増やす効果があると思います。

*余談ですが、小学校~中学校時代に経験がない野球以外にも、高校時代は超ボーリングブーム(授業が終わると、同級生は皆ボーリング場へ)でしたが、行ったことがありません。さらに、社会人経験も40年近くなりますが、ゴルフをしたこともありません。(誘惑、脅しに近い勧誘はありましたが)

周りのブームに乗ることがない性格、一所懸命(スポーツはテニスだけ)の精神の影響でしょうか。それとも変わり者でしょうか。テニスのグリップもバックグリップで全ショットを打つ変わり者ですし。

 

 

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 21:03 | コメントは受け付けていません。

レオの綺麗なテニスで勝つ!その2

綺麗なテニスをしているのに、試合に勝てない悩みへの私の取り組んできた方策の第2回目です。

前回の(その1)では、綺麗なテニスをする人は、相手に打ちやすいボールを打ってしまっているので、その対策を書きましたが、

さらに、綺麗なフォームの人は、綺麗なボールを打つことが多く、相手に打ちやすいボール打つという以前に、ミスをしてしまうことがあります。

例えば、リターンです。相手のサーブを綺麗なフォームでリターンします。ある程度威力のある、弾道もいいボールがいきますが、意外とネットします。

それも、ネットの上部辺りに、惜しいというリターンミスです。

直線的な綺麗な弾道なので、少しのコントロールミスが即ミスとなってしまいます。

私が心がけているのは、フォームは変えませんが、とにかく、リターンはどんなボールでもネットしないで返すです。もちろん、ネットすることもありますが、その時は、心の中で、バカと叫んでいます。(たまに声を出してしまうこともありますが。)

自分のフォームは維持しつつも、ネットの上の安全な高さにまずは返球します。基本的にサーバが優位ですから、レシーバはまず、どんな形でもリターンを返して、互角に持ち込むと。

シングルスであれば、まず返球すれば、互角に持ち込めます。ダブルスでは、前衛につかまるリスクはあるのですが、自分のペアがフォローしてくれると信じで、まずは、ネットミスだけはしないようにしています。

ネットさえ越せば、相手がアウトボールを打ってくれたり、ミスしてくれることもありますので。

フォームは変えるとリズムが壊れますから、綺麗なフォームは維持しつつも、気持ちでは、どんな形でもネツトをせずに打つことを心がけています。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 09:17 | コメントは受け付けていません。