2015年のノーベル生理学・医学賞の受賞に輝いた北里大学特別栄誉教授の大村智先生。
リスペストするばかりだが、物理学賞の浮世離れした話と違うところに特に感動した。
受賞理由になった熱帯地方の感染症の特効薬の開発。
億単位の人々を病苦と死から救った功績は計り知れない。
こんなスゴイ方が日本にいることを、少しも知らなかった。
ニュースを聞き、ネットなどで功績を確認した際
すぐに思ったのは、菩薩のような方だ。。。と。。。
自らが(仏道)修行の途上で得た利益を、他者に対しても分かち与えていく
「利他」の実践があるからだ。
個人的には悟りを開き、現世から浮いている”仏”よりも好きな仏教界キャラ設定。
大村先生のような菩薩の心を持つ方は、世の中には少ない。
大村先生も「変人」などと呼ばれているそう...
組織人の塊のような方にはそう見えるのだろう。
ヒエラルキーの上になることが目的関数だから、”菩薩”の目的関数は理解できないだろう。
相対的に少ないとはいえ、仕事、自治会活動、趣味の集まり、家庭などの規模は小さくても
「利他」のため、ガンバっている方はいる。
私も諸事の小さなことだが、仕事や家庭、趣味を通じて
菩薩のような行いが少しでもできれば幸いである。
そんなことを思いながらブログする。