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錦織圭選手のステップイン打法は簡単に強力な打球を生み出す。

こんにちは。

○○アドバイザーによるレッスン内容監修のテニススクールに通ったことがあるのですが他のスクールとまったく同じどころか効率よく人数を詰め込むメニュー内容で構成されており「縮こまったフォーム」になりやすい自分たちだけ得をしたい利益優先の環境でした。よくある名前だけ借りて客寄せを行っている販売手法が浮き彫りとなりました。

その頃は20年前のテニスを教えるテニススクールにうんざりしていたので最新のプロ選手の分析に基づく最新のテニスを教えてくれるのではないかと期待したところ

 

「ブルータス おまえもか!」

 

だったわけです。

誰もやらないのであれば自分でやればいいわけで時間をみて紹介できればと思います。

さて、錦織選手がかねてより「積極的にステップインしてベースラインより内側で打っていきたい。」と発言しているとおり錦織選手が積極的に練習しているのがステップイン打法です。

日本人の身軽さのメリットをいかし身体的リソースを最大限に活用したショットの一つだと思っています。

わたくしが分析をもとに実践した結果、具体的には以下の流れのとおりです。

1)  ボールのバウンド地点を予測して打点に入ります。

2)  テークバックをして上半身を捻った状態をつくりしっかり構えます。1と2は状況によりほぼ同時のときもあります。

3)ボールがバウンドして伸びてきたときはそのまま打ちます。

ボールがバウンドして失速した場合に限り、テークバックして構えた上体とスタンスは維持したままつま先の筋肉を使い前方にステップして着地した瞬間と同時に一気に打ち込みます。タイミングはタタンです。タンが打つときです。

ポイントはステップ時も上体の構えとスタンスを崩さず維持することです。

3は瞬時の状況判断が必要ですが自分が主導権を握れるショット(強いショットや相手を走らせたショット、相手がスイートエリアを外したミスヒット)を打てたときに実行すると成功率が高くなります。

ボールのバウンド地点とステップのタイミングを見誤ると詰まってしまいますが練習することにより慣れてきます。

効果はステップインの反作用と体重移動のダブル効果により強い球(エースになる速い球、相手が押されてしまう球、主導権を握れる球)を打てるということとその場所で打つと認識させてステップインして早いタイミングで打つことにより錯覚を利用したテニスが可能です。

インフルエンザが流行っておりますので皆様ご自愛ください。

罹患された方は解熱後も少なくとも2日3日は体内にウイルスが残っていると言われていますので拡散にお気をつけください。

では。

カテゴリー: テニススクール, テニスフォーム, テニス選手 | 投稿者ryu 21:06 | 2件のコメント