PART19 裏切りを恨むな、恨む奴は別にいる。

ミスターTです。

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また大博士が皆を集めて話を始めました。
大博士)なんか知らへんけど、ワシらの行動が筒抜けになってへんか?今日だけで3回も職務質問されたで。もう嫌や…
どうやら大博士、かなり憔悴しきっていました。
チゲ&カルビ)ハァ、警察に追われるようじゃ、もう世界征服は諦めたほうがええんちゃうか?
しゃっく)せっかくの世界征服のチャンスを諦めてどないすんねん!
ヴォンゴレ)でも、相当ヤバくなったのは事実ですよ。
天道予知未)いや、警察がウチらの行動を怪しむよりもリッチマン商事にまたあらぬ疑惑が出てきたから、それで追われているんじゃない?
マーロウ)やはり、天道さんはいいこと言ってますよ。
大博士)なんやそれ。
その頃、リッチマン商事は株価が大暴落しており、もはや買収待ったなしと言われていました。
天才クラッカー)ハァ、やっぱか。リッチマン商事の幹部社員が常態的に相手からの買収を阻止するためにインサイダー取引に手を出していた疑惑が出ているから、そこかもしれないな。(持っていた新聞を出す)
新聞記事→今回リッチマン商事の買収を阻止するために名乗り出た別の会社においてリッチマン商事幹部社員と共にインサイダー取引を行っていた。その事で既に取引を行っていた社員数名の逮捕状が出ているとのこと
伊丹憲一)でも、それとウチらのことで何か絡みがあるのですか?
軍曹)ほれ、その続きが酷いだろ。
新聞記事の続き→さらに、リッチマン商事のCEOが以前から小動物が代表を務める世界征服を狙う団体に再三にわたり融資話をするなど、たびたび黒い噂がたっていたこともあり、リッチマン商事は常日頃から警察にマークされていたとのこと
ここで大博士が一言。
大博士)カイト、あんた、警察に漏らしたのか?
どうやら大博士、カイトを疑っているようです。
大博士)まさか警察に漏らしたとは言わせへんで!
カイト)えっ?(カイトはこの一件について本当に何も知らない)
大博士)やっぱりな!オイ!カイト!見損なったで!
カイト)そんな!まさか。
大博士)オイ、やっちまえ!早く!
ところが、皆は大博士を止めに入りました。
天才クラッカー)もしこの中にウチらの行動を警察に漏らした裏切り者がいても、恨む相手は別にいるでしょう!
(皆口ぐちに同調する)
大博士)ハァ、そやな。ワシらの敵はなんといっても愛と正義やからな。こんなとこで仲間割れしてもしゃあないやん!
カイトが一言。
カイト)また新たな愛と正義が生まれそうな予感がするが…
大博士)そうか!恨むべき奴がまた出てきそうか!
全員)オウ!
こうして、仲間割れという危機を乗り越えたDチーム。世界征服を目指して、戦いは続く。

ミスターTでした


カテゴリー: 『特攻野郎Dチーム』〜世界征服への道〜 | 投稿者ミスターT 18:09 | コメントは受け付けていません。