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ロジャー・フェデラーの実のお母さんであるリネッテさんが、プロテニス選手の育て方について語っていたので、ちょっと紹介しましょう。
◎大切な事は、子供がテニスを楽しむ事。無理にやらせてはいけない。
「子供がテニスを選ぶにはそれなりの理由があるはず。テニスを楽しいと思ったり魅力的だって感じたり。そしてそれは両親や友達、家族も同じように感じていなければならない。」
◎礼儀やマナーもテニスの一部。
「子供がテニスをしたいと言う事は、練習へ行き試合をしたりすると言う事。その時に練習や試合中に正しい態度で臨まなければならない。感情が大きく左右される時があるテニスでは、この事は必ずしも簡単な事ではない。そしてその事が礼儀(マナー)や結果に影響もしてしまう。もし正しくない態度などを取っても、練習や試合中の時には口を挟んだりはせず、コーチとなぜ子供がそんな態度を取ったかを話し合う。」
「練習中の悪い態度は、テニスへの興味がなくなったり、コーチの指導の仕方が未熟だったり、学校や家で嫌な事があったりした事が原因にもなり得る。もちろん子供ともその態度について話し合います。」
「ロジャーの場合、彼が試合中におかしな態度や悪いマナーを取ったら、彼に対して対戦相手に自分の事を倒してもらうように仕向けているのかと聞きました。(そんな態度では勝てない)」
◎親は流れに任せるもの。子供に過度の期待を寄せない
「同じ年齢の子供達でも個人によって成長に差があります。体格の問題や成熟度など様々な理由から。ですから、ジュニア時代に早く強くなってもその後に以前弱かった選手に追い抜かれる事だってある。」
「過度な期待は持たないこと。ジュニア時代にする親の役目はしっかり練習へ行かせる事(それでも常に、毎回のようにフェンス越しに練習を見ないように)や、試合に連れていってあげたり、意欲を持たせたりして、時には慰めてあげる事も必要です。でも最も大切な事は、子供自身がちゃんと試合を楽しんでいるかを確認する事。どんな状況でも子供にプレッシャーをかけたりはしちゃいけない。」
◎3~4歳から遊びのつもりでテニスを始められるようにする
「ロジャーは3歳からテニスを始めましたがそれは私と主人が週末をテニスクラブで過ごす事が多かったから、彼はただラケットを手にして、壁に向かって打っていたり、家では棚に向かって打っていたのです。出来る限りコートで一緒にテニスをしてあげました。一人でも何時間もテニスをしていました。そのうち友達と道でミニテニスのネットや柔らかいボールでやり始めました。」
◎どうやって子供に適切なコーチを見付けてあげるかと言うのは簡単ではない。
「私達の場合はとてもラッキーでした。スイスにはとても良いシステムがあるからです。もし子供が優れた才能があると認められたら、同世代の優秀な子供達のグループに選ばれて、その地域のとても有能なコーチの指導が受けられました。そして幸いにも地元のクラブに優秀なコーチがいてくてたのです。」
◎ジュニア時代の成功には親の役割はとても大きな要因になるでしょう
「親からのサポートやガイドがなければ、ジュニア時代は特に難しくなるでしょう。」
「そしてこれらは犯してはいけない最も最悪なミスです。子供にテニスを強要する事。そして過度な口出しはしない事。」
こうやってフェデラーのお母さんは、世界ランク1位にまで上り詰めた息子を見守っていたのね。何事も嫌がる事を無理矢理やらせても、大成はしないって事なのね・・・。