ヒンギスがMVP・・・WTT

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夏のアメリカのハードコート・シーズンの前に毎年全米各地で行われるワールド・チーム・テニスは、7月6日から開幕して7月27日に全日程を終えました。

毎年、このブログでもなるべく紹介しているこのワールド・チーム・テニス(WTT)は、日本で言うプロ野球やサッカーみたく各地に拠点を置くチーム同士で対戦して優勝を争うもの。

今年は7チームが参加して、イースタン・コンフェレンスの3チームとウェスタン・コンフェレンスの4チームに別れて各コンフェレンスの上位2チームが各コンフェレンスの代表決定戦に進出。その勝者同士が今年のチャンピオンを争う決勝戦を行うの。

各試合は、男女シングルスと男女ダブルスとミックスダブルスの5試合で行われて、各試合は5ゲーム先取の1セットマッチで争われ、チームの総得ゲーム数で勝敗を争うの。

イースタン・コンフェレンスは、ワシントン・キッスルズ、フィラデルフィア・フリーダムズ、ボストン・ロブスターズの3チームで行われ、代表決定戦では1位のワシントン・キャッスルズが2位のフィラデルフィア・フリーダムズを下して決勝進出を決めました。

ウェスタン・コンフェレンスは、サンディエゴ・エイヴィエーターズ、スプリングフィールド・レイザーズ、オースチン・エースズ、テキサス・ワイルドの4チームで行われ、2位のスプリングフィールド・レイザーズが1位のサンディエゴ・エイヴィエーターズを下して決勝進出を決めました。

そして決定戦では、ワシントン・キャッスルズがスプリングフィールド・レイザーズを25対13と、全ての試合で勝利して圧勝で4連覇を達成しました。

そして今年のMVPには、ワシントン・キャッスルズで大車輪の活躍を見せたマルチナ・ヒンギスが選ばれました。

決勝戦だけでもヒンギスは、アナスタシア・ロディオノワと組んだ女子ダブルスでオルガ・ゴヴォルツォバ&リガ・デクメイエール=トーマスを5ー1で、リエンダー・パエスと組んだミックスダブルスでもゴヴォルツォバ&ロス・ハッチンスを5ー4で、女子シングルスでもゴヴォルツォバを5ー2で下す活躍でした。

その他の試合では、男子シングルスではボビー・レイノルズがマイケル・ラッセルを5ー4で、男子ダブルスではレイノルズ&パエス組がラッセル&ハッチンス組を5ー2で下してました。

「ここスプリングフィールドで今日は私に取って最高の一日になりました。決勝戦でMVPに選ばれたのですから。これまでの決定戦でここまで緊張したことがあったか覚えていません。全てがあっと言うま間でした。」ってヒンギスは試合後に語ってました。

ってことで、各チームの主な選手をご紹介しましょう。

優勝したワシントン・キャッスルズは、上記選手の他に、ヴィーナス・ウィリアムズ、スローン・スティーブンス、ケビン・アンダーソンら、豪華な顔ぶれ。

イースタン・コンフェレンス2位のフィラデルフィア・フリーダムズは、ヴィクトリア・アザレンカ、リーゼル・フーバー、ブランク・ダンチェビッチ、マルセロ・メロなど。

イースタン・コンフェレンス3位のボストン・ロブスターズはジョン・イズナー、エリック・バトラッチ、ココ・バンデウェイ、シャロン・フィッチマンなど。

ウェスタン・コンフェレンス1位のサンディエゴ・エイヴィエーターズはボブ&マイクのブライアン兄弟、サムデフ・デウバーマン、ダニエラ・ハンチュコバ、クヴェタ・ペシュケなど。

ウェスタン・コンフェレンス2位で今季準優勝のスプリングフィールド・レイザーズは上記選手の他に、ジェームズ・ブレイク、アンナ=レナ・グローネフェルド、ラクエル・コップス=ジョーンズ、アビゲイル・スピアーズなど。

ウェスタン・コンフェレンス3位のオースチン・エースズはアンディ・ロディック、マリオン・バルトリ、ヴェラ・ズヴォナレーワなど。

ウェスタン・コンフェレンス4位のテキサス・ワイルドはアレックス・ボゴモロフJR、アイサム・クレシ、アナベル・メディーナ=ガリゲスなど。

プロのルールとはちょっと違うところもあるこのWTT。試合中に選手交代が可能だったり、サーブがネットインしてもそこから続けなければならなかったり・・・。そしてどこの会場も、コートは鮮やかに色どられているのも、観客を楽しませるものよね。

以前現役復帰した時もヒンギスはこのWTTでの活躍から自信を付けてコートへ戻って来たのよね。今もダブルスで現役を続ける彼女。WTAツアーでも今後の活躍が楽しみね。


カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 19:16 | コメントをどうぞ
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