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USオープン2021は、男子シングルスは第2シードのダニイル・メドベーデフが、女子シングルスは予選を勝ち上がったエマ・ラドゥカニュが優勝を飾り幕を閉じました。
女子シングルスで歴史を塗り替えたのがラドゥカニュ。予選を勝ち上がって決勝進出しただけでも史上初のことだったけど、なんとなんと優勝してしまったの。これは男女通してグランドスラムでは初めてのこと。
そしてランキングも150位から一気に23位へとジャンプアップ。グランドスラムでもシード入りするランキングにあっと言う間になってしまったわね。
もちろん準優勝したレイラ・フェルナンデスも73位から28位へとジャンプ。
ラドゥカニュもフェルナンデスも、この大会1つで全く違う環境に置かれてしまうことになるわね。まだまだ10代の二人。これからも大坂なおみ選手同様、精神的にも色んなことが起こると思うけど、長いキャリアを考えて身も心も健康で戦い続けて欲しいわね。
そして男子シングルスでは、数々の歴史と記録がかかった第1シードのノヴァーク・ジョコビッチは、好調なプレーを続けていたメドベーデフの前に、まさかのストレート負けでしたね。
正直ここまでのプレーを見ていて、メドベーデフを倒すのはかなり難しいとは感じていたし、いくらジョコビッチでもこれまでにないくらいのプレッシャーの中での決勝戦になるはずだから、更に難しいのでは?って思ってました。
第2セットでは、何度も手にしたブレークポイントが取れず、思わずラケットを叩き付けて壊してしまうほどのストレスを感じていたジョコビッチ。
大坂選手がラケットをコートに投げつけただけで騒いでいる日本の人達は、世界一の選手がラケットを破壊する姿を見たかしら?
プロになるほど勝ち気な性格の選手達が、そのイライラをラケットにぶつけたことが過去に1度もない人なんて正直いないはず。もちろんどんな選手でもどんな状況でもラケットを破壊するほどのことはやってはいけないこと。ちゃんとルールで警告が与えられることが決まっていて、ジョコビッチも当然警告を受けてましたね。
でも、第3セットで巻き返しを始めたジョコビッチが、セットカウント4ー5のコートチェンジで、タオルをかぶって肩を震わせながら泣いているのを気付きましたか?
Pinkyは、あれ泣いてる???って気付いたけど、どうしてここで?って不思議だったの。ジョコビッチは試合後にそのことについて語っていたわ。
「観客からの応援、エネルギー、愛情の大きさは、今後一生忘れることはないものだった。それがコートチェンジの時に思わず涙が溢れてしまった原因。感情とエネルギーはとても強かった。それはグランドスラムを21回優勝するのと同じくらい。それがあの時感じていた本当のこと。とてもとても特別な思いだった。」
観客からの多大な声援に後押しされて、1ー5になって万事休すかと思われた場面から反撃できたのは、観客からのエネルギーのお陰だったから、それに涙が溢れてしまったのね。
そして女子ダブルスでは、青山修子&柴原瑛菜ペアが惜しくも敗れたサマンサ・ストーサー&ザン・シュアイ組が優勝しました。
決勝戦ではココ・ガウフ&ケイティ・マクナリー組をフルセットで下しての優勝でした。
負けた瞬間、相手のマッチポイントでリターンミスをしたガウフは、悔しさからラケットを投げ捨てるほど。本当に勝ちたかったのね。でも、17歳のガウフと19歳のマクナリー。これからまだまだ優勝するチャンスは何度もあるはずよ。
ミックスダブルスでは、第4シードのデジレイ・クラウチュク&ジョー・サリスビュリー組がジュリアナ・オルモス&マルセロ・アレボロ組を下して優勝しました。
サリスビュリーは男子ダブルスに次いでのグランドスラム優勝となりましたね。
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余談となりますが、女子チャンピオンのラドゥカニュだけど、「ラドゥカヌ」で各メディアが報道してるけど、WTAの公式プロフィールの本人音声では、「ラドゥカニュ」と発音してるの。
でも、大会を見ていても主審や表彰式の進行役の人なども「ラドゥカヌ」って言ってるのよね。どっちにしようか迷っているPinkyだけど、本人の発音優先にしてます。
「メドベーデフ」もメディアでは「メドベージェフ」だけど、ATPの公式プロフィールの本人音声では「メドベーデフ」なのでそうしてます。
ココ・ガウフやケイティ・マクナリーも、メディアなどでの表記はコリー・ガウフ、キャサリン・マクナリーになってるけど、本人音声では、ココとケイティなので、そうしてます。