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昨日行われた全仏オープン2021女子シングルス準々決勝2試合は、いずれもフルセット、しかも6ー6から2ゲーム差がつくまでにもつれる試合でした。
そんな接戦を制したのが、第31シードのアナスタシア・パブリュチェンコワとノーシードのタマラ・ジダンセク。
パブリュチェンコワは今大会一緒にダブルスを組んでいる第21シードのエレーナ・リバキナをファイナル9ー7で、ジダンセクが第31シードのパウラ・バドーサをファイナル8ー6で下して、二人揃って初のグランドスラム準決勝進出を決めました。
パブリュチェンコワはジュニア時代は、3度グランドスラム・ジュニアを制し、若干15歳でジュニア世界一になるなど、プロへ転向してからも期待を寄せられていたの。
2009年のインディアンウェルズでベスト4進出を果たし、17歳でトップ30入りをするも、その後は2011年二十歳になった翌日に記録した13位が自己最高位。
現在世界ランク32位の彼女は、親から人には親切にと育てられたことから、その優しさが仇になって試合中の闘争心の維持が難しかったことがあったようで、最近はスポーツ心理学者を付けてメンタル・トレーニングをしていて、その成果が29歳になって表れているんだって。
現在世界ランク85位のジダンセクもWTAのプログラムで心理学を学んでいて、そこでの彼女の心理学者(メンタル・トレーナーみたいな人かな?)が今回パリに帯同しているらしいの。
「自信を持つこと、厳しい状況で自分自身を落ち着かせて戦い続けるには、多大な精神的な準備と多くのエネルギーを要する。彼(心理学者)がそれを助けてくれている。」ってジダンセクもその存在の大きさを認識しているみたい。
大坂なおみ選手が精神的な問題を抱えていることを公にしたこの大会だけど、実はこうして勝ち上がって来た選手も似たような問題を抱えていたり、精神的な支えがあってここまでの成績を出せているのね。
男子シングルスでは、アレクサンダー・ズベレフがノーシードから唯一勝ち上がって来たアレハンドロ・ダビドビッチ=フォキーナを、第5シードのステファノス・チチパスが第2シードのダニイル・メドベージェフを下して準決勝進出を果たしました。
今夜は男子シングルス準々決勝残り2試合が行われます。
第1シードのノヴァーク・ジョコビッチは第9シードのマッテオ・ベレッティーニと、第3シードのラファエル・ナダルは第10シードのディエゴ・シュワルツマンと対戦します。
女子シングルスでは、第24シードのココ・ガウフがノーシードのバーボラ・クライチコワと、第8シードのイガ・シュフィオンテクが第17シードのマリア・サカーリと対戦します。
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余談ではありますが、選手の名前だけど、最近はATPもWTAも公式サイトの選手のプロフィールに、選手自身が自分の名前を発音しているのが音声で聞くことができるの。
イタリア男子期待の若手のJannik Sinnerも、イタリア語なら名字は「シンネル」だと思ってこのブログでもそう書いていたけど、彼自身が「シナー」と発音しているから、前回から「シナー」としました。
それから今夜女子シングルスに登場するガウフも、WTAのプロフィールにはCori Gauff(コリー・ガウフ)と書かれているけど、全仏オープンの公式戦アプリではCoco Gauff(ココ・ガウフ)になっているの。
実際WTA公式サイトの彼女のプロフィールの彼女自身の音声では、「ココ・ガウフ」になっているので、そっちで書くことにしてます。名前って難しいわね!
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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。
女子では、イタリアの25,000ドルのサーキット大会では、第3シードの日比万葉選手が1回戦敗退でした。スロベニアの25,000ドルでは、村松千裕選手が1回戦敗退でした。
ドミニカ共和国の25,000ドルでは、第3シードの岡村恭香選手、華谷和生選手、林恵里奈選手が1回戦敗退でした。ダブルスでは、第2シードの林&森崎ペアーが優勝しました。
ボスニアヘルツェゴビナの15,000ドルでは、リュー理沙マリー選手が2回戦敗退でした。
チュニジアの15,000ドルでは、第3シードの今西美晴選手がベスト8、第1シードの荒川晴菜選手がベスト4でした。決勝戦では、第6シードの坂詰姫乃選手が第4シードの細木咲良選手を下して優勝しました。ダブルスでは、第1シードの今西&緒方ペアー、荒川姉妹がベスト4、第4シードの細木&坂詰ペアーが優勝しました。
男子では、アメリカの52,080ドルのチャレンジャー大会では、守屋宏紀選手が2回戦敗退でした。
ドミニカ共和国の25,000ドルのフューチャーズ大会では、岡村一成選手が1回戦で、第1シードの今井慎太郎選手、第7シードの望月慎太郎選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、アメリカ人と組んで第3シードの今井選手がベスト4でした。
トルコの15,000ドルでは、住澤大輔選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、台湾人と組んだ住澤選手がベスト4でした。
フィンランドの15,000ドルでは、第8シードの田島尚樹選手が1回戦で、川上倫平選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、川上&田島ペアーがベスト4でした。
ギリシャの15,000ドルでは、第1シードの越智真選手、仁木拓人選手が1回戦敗退でした。望月勇希選手がベスト4でした。ダブルスでは、望月&仁木ペアーが優勝しました。
チュニジアの15,000ドルでは、第3シードの中川直樹選手、第5シードの田沼諒太選手、中村錬選手が1回戦で、市川泰生誠選手が2回戦敗退でした。