日曜日
全米オープン女子決勝戦は、セレナがまさかのビンチに敗れて波乱の決勝戦はイタリア勢で争った。
片手バックハンドスライスのビンチと両手バックハンドのペンネッタの打ち合いはペンネッタに勝利の女神は微笑んだ。76 62。
互いにナーバスになって必死にボールを追っていた二人は戦い終わるとネットを挟んでしばし抱擁して互いに讃えやっている、痛く伝わってきた。
33歳と32歳の三十路の女性、何時引退してもおかしくない年齢の二人がようようたどり着いた決勝戦、NO1セレナに土を付けたビンチにもチャンスは十分あった。
ファーストは緊張のなか息詰まる接戦が続いて、タイブレークまでもつれこんでペンネッタがとると、セカンドはペンネッタが落ち着きを取り戻して30とリード、だが31とされ32となるチャンスをビンチが逸して42となる。それでも必死に食い下がるビンチに手を焼きながらも何とか62で逃げ切った。
そして大会前に引退を決めていたというペンネッタ33歳の頭上に栄冠の優勝カップは輝いた。めでたし、めでたし。