火曜日
グランドスラムにおいてはセカンドウイークに残るのが一つの目標らしい選手たち、それには3回戦を勝ち抜かねばならない。日本の男女2名の選手がセカンドウイークに残り、ひさかたの出来事に興奮していた。
土居美咲はドイツ期待の若手22歳のフリードサムを落ち着いて料理して名乗りを上げたのだが、その先にはドイツの先輩ケルバーが立ちふさがっていた。
今年の全豪でケルバーにあと一歩と迫って振り切られた土居美咲の表情には今日こそと心に秘めたものを感じ取っていた。対照的にケルバーは強打のストローカーの若手を打ち負かした土居の強さに、複雑な表情を浮かべてコートに立っていたように思えた。
土居は最初からガンガンと得意のフォアーで攻めていた。何本かは決まったが何本かはうわずってミスをしていた。いいところまで攻め込むのだが肝心なところでのポイントが取れないでいた。
じょじょに自分のテニスに目覚めたケルバーは4シードの力を発揮し始めた。土居が頑張れば頑張るほどそれに対応した厳しいボールがかえった来るようになり、最後には力の差が歴然と表れていた。36 16。
あらためてケルバーの力を見せつけられた内容の試合で終わっていた。
錦織圭vsチリッチ戦は、何おかいわんやである。
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