土居美咲 最後の舞台で2回戦進出 東レPPO大会

9月26日火 くもり
現役最後の舞台で2回進出
土居美咲最後とする大会が行われている。相手は身長180よ、49位クロアチアの選手。
土居出だし良く、30とリードするも相手は徐々に調子を上げて長身からのサービスでポイントで44と追いつかれてこれまでかと思っていたが、開き直った感じの土居のショットが入り出して75でファーストを取るとセカンドも土居の勢いにマルティッチはおたおたとなって2回ブレークし62でまさかの土居が勝利していた。土居はサービスショットも良くて、どうして引退と思ったがランキング300位台に低迷、グランドスラム参戦も遠のき、故障もあって自分のテニスができない、同じごろ世界に羽ばたいた奈良くるみも引退していたし、年貢の納め時と考えたかもしれない。

19歳の土居美咲は2010年の全日本テニス選手権で、28歳の米村知子を破り世界羽ばたいた。あれから13年か?記憶にあるのはドイツのケルバー選手をあと一歩まで追い詰めていたウインブルドンでの初戦の戦い。ケルバーは決勝まで行きセレナを堂々と破り、グランドスラム初優勝をしていた。

2010年11月6日のブログから

土曜日、はれ。
新聞のテレビ番組を見ていると全日本テニス選手権、女子単決勝「土居美咲・米村知子」の文字に釘付けになった。今年は米村知子の活躍の記事は殆ど目にしなかった。妹の明子の活躍の文字を見ることが多く、若手の台頭に身を引くのかなと勝手に想像していたからだ。全日本選手権テニスも土日の決勝戦だけは見ようというくらいで全く注目していなかった。
三度目の決勝の土俵に這い上がってきたと分かり、その執念を見逃すまいとテレビ放送の3時まで家で過した。
三度目の正直、何とか勝ってほしい、勝つだろう、三度の決勝の舞台を踏んでいるのだから。期待感でテレビの前に陣取った。
19歳の土居美咲はサウスポー、プレイを見るのは始めてだが、左ぎきの長所を生かした躍動感溢れるテニスだった。33からサービスをブレークされてから36で落とし、セカンドは最初のサービスをブレークされてからは、米村には良いところはなく04 14 15 25 26の完敗だった。
土居のフォアーはスピンの効いた切れのあるショットでアングルや深く大きくスピンのボールを入れたりで、決め球をストレートにしとめ、サービスも切れのあるボールを持っていた。

しかし6年間に3度の決勝の舞台に立った米村知子を讃えたい。今年の全仏を征したスキアボーネは29歳での快挙であった。伊達公子も40歳で頑張っている。28歳の米村も内にと秘めているに違いない。
日本選手権覇者というご褒美をあたえて若手三人を世界に羽立たせたが、そろそろ本人の晴れ舞台も近いことを想像している。

2005年 森田あゆみ 15歳 46 64 63
セカンドで勝つチャンスがあったといまだ頭の中にあり。
2009年 奈良くるみ 17歳 75 61

2010年 土居美咲  19歳 63 62
今日の試合は杉山愛のあとを継ぐ一番手の予感がした。


カテゴリー: 日記 | 投稿者ていちゃん 15:24 | コメントをどうぞ

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