月別アーカイブ: 2017年4月

リベンジ

大学時代に何度も行かせて頂いたスクールの大会に数年振りに参加してきました。

ここに限った話ではないが、大学時代は試合に勝った記憶が殆ど無い。

試合に出るのは勝つ準備が出来てから、とか言って草試合はあまり入れず、市民大会は4年で3回勝ったのみだから負けて試合に出ずまた練習。

サークルの大会は夏冬2回あって、夏で初戦負けして冬見送り。

3年になってからはサークルの大会は出なくなってしまった。

ここのスクールの大会は結構出たのだがはたしてどれだけ負けたのかもう憶えていない。

唯一記憶にあるのが、微妙な天気で棄権者が多く1勝2敗で準優勝に輝いた事ぐらいである(笑)

思い通りに力を発揮できないまま、こちらに行かなくなって3年か4年も経ってしまった。

苦い大会の思い出が残るここで今度こそちゃんと勝って払拭したい。

そんな思いで学生時代に全く勝てなかった過去のトラウマ払拭ツアーに挑む(謎)

試合は5人リーグ。

昔の自分も今の自分もすぐ自滅するので、ギアが上がるまでは慎重に打って調子を出していく。

そんな作戦で挑みましたが・・・最後までギアは上がり切らず _(ˇωˇ」∠)_

まさに昔と同じ感覚、フォアが思い通り打てなきゃどうしようもない。

相手は年齢層が若めでバシバシ振ってくる人ばかり。

フォアが機能しないととにかく当てて粘る事しかできない。

せめて昔みたいな負け方だけはしたくないと思いながらも活路が見出せずしんどい試合ばかり。

自分がやりたいテニスはそうじゃないでしょって。

大きい大会では上手い人って最初はギアをあまり上げず軽い準備運動感覚でプレーする人が多いように見受けられるが、自分がモノマネしても全然ダメ。

緊張とか、昔の試合とか、勝ち負けとかプレッシャーを感じる中でどうギアを上げていくかって問題を最後まで見送ってしまった。

それと、今回から試しにエーちゃんの如くテニスノートを試合中に書いてみることにした。

この前の横浜の市民大会で強そうな学生が試合中にやっていたので、じゃあやってみようかなとようやく実行。

僕は試合中に頭が真っ白になるので作戦とか気をつけるべき事を忘れないようにするには結構良いかも。

でも今回は4試合全部ギアがイマイチで「慎重にいく」ぐらいしか書く事が無かった・・・有効活用するのは難しそう。

とりあえずフォアでの低いボールがダメ、バックハンドで2球連続ラリー続けられない、と試合の中で気付いて書いておいたものの、そもそもこの2点は昔から気付いているのに未だに克服できていない・・・次からは忘れずに試合前に書いておこう。

レベルの高い相手に勝つには、と言うより、もっとテニスを楽しむには自分の思い描く通りのプレーができなきゃいけないところをいつものチキンハートで繋げるオンリーになってしまった、が、一応はリベンジは達成できたので一歩前進と呼べるだろうか。

 

そう言えばリベンジと言えば、バボラの赤いガットが自分は思い浮かぶ。

パワーと打ち応えを感じるハードな感覚とその名称が学生時代はどことなく気に入っていたが今では廃盤。

そこまでイマイチだっただろうか・・・廃盤が残念だった思い出。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 18:46 | 1,129件のコメント

足元の宇宙船

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最近はハードだろうとオムニだろうとオールコート用のエアズームウルトラフライを履いてます。

ってハードではやってないや。

ナイキ格好良い!なんて理由でニューバランスから鞍替えをしようとしていましたが、ここまでの印象は結構良い。

見た目があまりにも個性的で今後販売継続されるのか怪しい気がしますが、見た目以上に横ぶれに強く、前に走ると何となく速くなった気がする。

まさに足元の宇宙船のキャッチフレーズそのまま・・・でも、フィットし過ぎてまだ宇宙船みたいな違和感があるというか。

そしてやたらと踝が当たって痛い。

中敷厚くしないとキツい。

そう思うとMC906はやっぱり良いシューズだったな、となってくる。

どこのメーカーも軽いのと硬いのがメインなのにMC9*6系ときたら中途半端ナイスバランスですよ。

メッシュになったバージョン3がどんなのかまだ履いていませんけど、足の負担が少しでも減ってくれたらいいな。

まだカラーの展開がクレーコートで使ったらかなり汚れそうな色なのが気がかりですけど。

オールコート用でナイキの感触が良かったら完全にこれからはナイキ派だ!と思ったけど、まだしばらくはACナイキ、OCニューバラのメーカーあべこべ体制か。

しばらくと言っても、自分の環境にハードコートが無いので間違いなくずっと続きます。

 

 

レジェンドと横プロフォーカスというのが今の自分のラケットのセッティング。

プロフォーカスは柔らかいので結構スイートスポットが広くなってくれて、僕のミスヒットが減ってくれて大助かり。

でもやはり打ち応えが少ない、打っても打球感が浅いのが気になるところ。

そう思ってハイパーGの1.15mmを購入し、縦レジェンド横ハイパーGの組み合わせを考えた。

遠慮の無い細ポリで喰い付き感を強くして打球感を残そうという魂胆。

トアルソン縛りじゃできない選択肢。

これで今年の春の市民大会で暴れてやろうじゃないの!

・・・というのを考えながらも、ストリングをトアルソンで固定してから本戦に上がれるようになったのが頭を過ぎる。

なんだかトアルソン止めたら本戦行けない呪いにかかりそうな気がする(笑)

メインナチュラルの性能は魅力的だけど打球感とコントロール感はクロスナチュラルの方が好き。

フェデ張り挑戦!→諦め・・・→また挑戦!なんて懲りずにやっています。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:49 | 218件のコメント

トラックマンでプロストックvs市販品

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ウィルソンのスピンツアーが外れて落胆したのも束の間、ウィンザーさんの聖蹟桜ヶ丘店でトラックマンの計測会が開かれるというので行ってきました。

半面の試打コーナーで自分のラケットと好きなラケットを打ち比べ、ウィンザーさんがカウンセリングしてくれるというもの。

トラックマンの実際の数値に基づいたカウンセリングを是非ご体感してくださいという事で意気揚々と参加させて頂きました。

TX222Pを6本買っておいて何ですが、やはり本当にプロストックが優れているのかどうか確かめてみたいところ。

今回試打に選んだラケットはグラファイト100XRファントム100XR-JSマッハツアー300

そして試打結果を踏まえてウィンザーさんが提案したファントムプロ100XRも計測した。

どれもミクロスーパー16張り上げに対し、僕のラケットはTX222Pの縦レジェンドと横プロフォーカスという最初から勝つ気満々の組み合わせ。フレームで勝負しろや。

どうせなら当日張り上げして計測してもらおうかとも思いましたが、打ち比べるには流石にセコ過ぎる気がしたのでそれは止めた。

 

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試打結果がこちら。

スピン量が各ラケットでバラ付きがありますが、最初の方TX222Pとグラファイト100XRの時はボールが速いせいでスピンを全然計測できない、との事でした。フラットマンな可能性もありそうだけど

たぶんコートが半面だからなのでしょうか。聞きそびれてしまいましたが。

その後のラケットは何球か速度を落としてスピン量を計測。

ですのでSマッハとファントムプロは計測できなかったボールでもっとスピンかかっている、と思う。

平均速度もスピン量計測の為に落とした打球が計算に入っている。

自分で記録を取っておいたので、スピード落としたのを除いて速度トップ10で平均を再計算したところ、

TX222P 130.6km/h

グラファイト100XR 133.4km/h

ファントム100XR 129.2km/h

Sマッハツアー300 133.7km/h

ファントムプロ 133.6km/h

となりました。

まあ結果として、計測できたスピン量は36RPM差でプロストックが勝利!

ボールの平均速度も市販品に負けても誤差程度しかない!

・・・うーん、プロスト品質のフレームとナチュラル張っていてこの結果はイカンでしょ(笑)

TX222Pは推定330gの27.5インチ、フェアウェイを外して軽量化してもこの重さというスペック。

確かに315gのグラファイト100XR、310gのファントム、305gのファントムプロ、300gのSマッハと比べるとスイングスピードという点では不利。

でもそれでミクロスーパーに差を付けられないのはちょっとどうなんだろ。

ウィンザーさんからは「数値的に問題ない」「強い拘りを感じる」「今のラケットでもいけると思います」とお褒めの言葉を頂きましたが、市販品に同じ張りしたらTX222P負けちゃいますね、はい。

コントロール性の高いフレームばかりだし、何より重量も(TX222Pより)軽めだからダメージも少ない、となると、全般的に市販品の方が有利・・・?

フォロー入れるなら、プロストックはスイングスピードの差を品質とストリングでカバーできてる、長ラケだからサーブなら有利、とか・・・?

 

・ツアーグラファイト100XR

一番平均速度が高かったのがこちら。

今まで使ったEXO3タイプと比べるとフレームがより角ばった打球感に感じる。

でも硬いラケットも僕好きですし、柔らかいプロストックと速度が変わらないならこっちでもいいような。

ちなみにこのラケットで自分の最高速度139km/hを計測した。プロストックの方じゃないんかい!

 

・ファントム100XR

薄いシャフトからは想像できない安心感のある打ち心地。

何といえば良いのか、シャフトに力を感じる。

自分としては一番可能性があるフレームだと思いましたが数値は振るわず。

僕の感覚大丈夫なのかな。

 

・Sマッハツアー300

とうとう出会えたSマッハ。

ピュアドラチックな厚いフレームながら撓りを持つトアルソンの新型。

プロストックに太刀打ちできる逸材かもと思い試打させて貰いました。

ピュアドラであればカーンとなるところを、Sマッハは打ってみるとフェイスがグニャッとなる。

なるほど、こいつは別格だ。

このフィーリングがあればピュアドラより器用にプレーできるのではないだろうか。

スプーンは打った事無いけど、スプーンっぽさを感じた。

でも打球速度は薄ラケ達と大して変わらず・・・?

特にファントムプロとの差が少ないのはどうなのか。

 

・ファントムプロ

ウィンザーさんが提案したモデル。

こっちの方も好きですけど僕はO3派。

O3と比べるとやはり硬質ではあるものの好成績を記録。

トラディッショナルホールである分、O3系よりスピードが出る。

ウィンザーさんのオススメはグラファイト100XRとファントムプロで、どちらも非O3タイプとなった。

 

かくして、「わがままを言ってください。ここは専門店なんですから」というウィンザーさんで思いっきりラケットを試させて頂き、色んな気付きを得る事ができました。

僕はTX222Pよりファントムプロにフェデ張りした方が良いとかね!

でも世の中には普通に軽いプロストックもあると聞きますし、そういうラケットで試したらまた違う結果になるかもしれませんね。

気になる方は参加してみると、よりテニスが楽しくなるかと思います。

カテゴリー: プロストック | 投稿者クレー 20:12 | 6件のコメント

耐久性

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元グリ?グロメット?そんな物はいらないねぇ・・・真の漢はダイレクトなフィーリングをライクするんだよ  :20 悪だくみ:

 

 

 

なんて手段はいくらラケットが重いからって使わず、この前買った2本をチューンナップに出す為に元グリ剥ぎ。

今回は1本が中古だったのでグロメットをフル換装しました。

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流石中古品と言うか、サイドのフレームが結構磨り減っている。

上手い人に使い込まれたラケットってよくこんな傷の付き方している、ような気がする。

コートを磨るギリギリの距離すら振って攻める、守る、みたいな。

フレームだけでなくグロメットも同じように磨り減っているのが、味わい深いというか、何というか。

でも寿命の方は、はたしてどれだけ持ってくれるのやら・・・。

こういうタイプのラケットってそういう噂たまに聞くけど中古の取引も普通にあるよね。

 

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この2日間は雨ばっか降っていたのでナチュラルは使えずスプラゲージ。

4本ある内の3本がナチュラルだから、スプラゲージが切れてしまったら湿り気たっぷりのオムニコートVSナチュラルガットのチキンレースまっしぐらだと今更気付く。

雨の日の代用と思っていたら2日でまさかの消耗具合。

マルチだから耐久性はこんなものだろうとは思いますが、でもまだ通算4日ぐらいしか打ってなかったような・・・。

接着剤で硬めにして爽快感、みたいな感じの話を聞きましたが耐久性までは影響が出なかったか。

まあスプラゲージの表面はかなりカリッとしているので、他のマルチだったら今日のテニスで切れていたかもしれない。

しかしこれでは代用よりその場しのぎになってしまう。

雨をものともしないナチュラルでも開発されないだろうか(笑)

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:23 | コメントをどうぞ

プロフォーカスとアスタポリ

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HDアスタポリが出た時にプロフォーカスと青色被ってるじゃんと思いましたが、並べてみたら案外差が出てました。

エッグパワーやビーストXPが世に出た頃、当時はその色が独特で目立った存在だったと思います。

目立つ色にする事で、そのガットを使っていたら一目で分かるようにする。

コートで注目を集めて更に多くの人に興味を持って貰う、なんて意味もあるって聞いた事がある気がします。

すなわち派手な色というのはそのガットのテーマカラーなのではないかなと。

一方トアルソンのストリングはどの種類も色の展開がかなり多い。

プロフォーカスもアスタポリも青と黒(気味の)があって、一体どっちがテーマカラーなのかよく分からない、というかどっちの色もモロ被り。

ラケットとの相性が悪そうな色よりかは黒色の方が多くの人に使ってもらえそうではありますが、最近の例で言えばハイパーG、あんな色をプロ選手が使っていたらインパクトがあって興味を惹くと思います。

しかしトアルソンって全体的に青いロゴ使っているので、やはりアスタポリもプロフォーカスも青色がテーマカラーか。

アスタポリはメタリックで、プロフォーカスはちょっとヌメッとした水色気味の青。

微妙な差だけどちゃんと差異をつけているんだなと思いました。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:19 | 1件のコメント

本戦

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北相地区の高校生にとってはお馴染みのあじさいカップは今日が本戦。

綾高テニス部からは冬のダブルスに引き続き女子部から1人が出場を果たしている。

昨日ダブルスを見て今日も後輩見るのかよ!と思いながらも来てしまった。

高校時代は一度も出れなかった本戦の会場に来るのは初めて・・・と思ったけど、そう言えば1度だけ予選決勝が時間切れになって本戦の日になった事があったわ。

会場は男女両方のトーナメントが行われているとはいえ、凄い人数が集まっている。

僅かな枠を勝ち抜いた仲間の為に、明らかに出場者以上の応援で賑わっている。

本戦を一度も経験しなかった自分には何だか居辛い場所である。

綾高の選手はシードの選手と戦うも大差で敗退。

流石にシード相手となればコートで感じるプレッシャーは相当な物とは思うものの、少し勿体無いプレーが目立つ試合になってしまった。

本戦の会場にいる選手と大半の綾高生を比べると、本戦レベルの子は試合でやろうとしているプレーがハッキリしているように見受けられる。

昨日、今日と、綾高生のボールは1発打つと決して悪くはないと思うものの、1試合通して見ると他所と比べていまいち洗練されてないようで、粗が目立ってしまう。

対応力、予測力といったものを見に付ける為に普段の練習をよく集中して取り組んでいるだろうか。

相手をたじろがせるプレーを少なからず見せたのは紛れもなく事実。

ここまでレベルが上がってきているのだから強くなれる可能性はまだ結構あるはずだと思う。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:25 | 7件のコメント

刺激

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この前は京都に行っていましたが、4月より月面支社へ転勤となりました。

ここ数日間は引越し等で忙しかった為日記の更新ができませんでした。

新天地での生活となり不安な気持ちもありますが、自分の環境が変わるのは今までも、そしてこれから先も何度だってある事。

自分のやってきた事に自信を持って、胸張って、次の場所でも力になれるよう精進します。

 

 

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綾瀬市の市民大会。

春のダブルスに綾高生が出場すると聞いて雨の中応援してきました。

昨年の秋は女子は現役が大暴れしていましたが、男子で出ていたのは引退した生徒とOB。

しかし今回出場したのは男子の新2年生と新3年生。

新3年生は春の大会の出場枠の関係であじさいカップと今回の大会で実質引退になってしまいすが、現役の選手が参戦。

綾高生が出るのを知ったのはつい数日前だったのですが、ドローを見て目を疑ったのはなんと4ペアも出ているという事。

何度か外の大会に出てみなさいと言った事はあったものの、4ペア。綾高生だらけ。

各コートで一斉に試合を始める綾高生達は学生と大人の戦い方の違いや悪天候に苦しめられながらも、ところどころで光るプレーを見せ、声を張り上げ、時には見ている人をも唸らせる。

そう簡単に高校生に点をくれないのがテニスにのめり込む大人達のプレーではありますが、今回は綾高生達が思っている以上に綾高の力というものを知ってもらえたのではと思います。

結果は振るいませんでしたが決してどん底では無いはず。

近年のテニス部に勢いがあるのは感じていましたが、とうとう実際に、自分が精力的に挑んでいる市民大会に(綾瀬には出てないけど)こんな大勢で来るようになってしまった。

もう引退だというのにまさかという勢いで熱中している。

なんだか実感が沸かないというか、自分が遅れているのか。

自分が思うに、高校生の頃、そして脂の乗り切った全盛期の大学生の頃に市民大会で全く勝てなかった原因は、相手がどれだけテニスが好きなのかを見誤ったからだと思う。

昔は我こそがテニスバカだと思っていたが、自分が勝てなかった相手はある人は早朝から毎回のように練習していて、ある人は色んな所の草大会を回っていて、学生より時間が制約される中で彼らは本気を注ぎ込んでいる、そういう事に気付くのがあまりにも遅過ぎた。

自分の思っていた以上に強敵達はテニスにのめり込んでいたのだ。

大人の本気は半端ねえ。

今回の市民大会で後輩達は当時の自分よりそれを柔軟に受け止められたと思う。

自分の戦いは散々な記憶ばかりだが、彼らは引退すると言うのに大会を通してより刺激を受けてしまったらしい。

もう彼らとの直接対決も近い。

同じ場所で戦える日はきっとすぐだ。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:26 | 3件のコメント