月別アーカイブ: 2024年2月

杉田祐一引退

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久しぶりに日本リーグ。

前回見たのは6年前の2018年だったそうです。

だいぶ昔じゃん。

まーご無沙汰になるのは概ねコロナのせいですよね、うん。

でも今回ばかりは、関口周一プロと杉田祐一プロが引退って訳なんで何としても見届けたかったんですよね、このお二方。

 

 

・・・自分が見に行ったのは決勝だったので、関口プロも所属のレックも残っていなかったんですけどね。

しかも関口プロは全日本で引退、年末のHEAT JAPANが自称最後の試合で、日本リーグは選手登録されてるけどずっとベンチコーチ。

大会パンフレットの主な出場選手のところにも載っていたけど・・・

関口プロと杉田プロが所属するレックとイカイが初日の金曜日で激突したので、どうやっても日曜に二人を見れない組み合わせ。

うーん、関口プロの引退見届けたかったんだけどなぁ、全日本は平日に敗退で縁無かったし、そこで引退セレモニーしてたけど、行くべきだったかなぁHEAT JAPAN。

 

 

 

で、日曜はイカイと三菱電機の決勝。

オーダーに杉田プロの名前は…無し。

金曜にシングルス2で出たのが最後になっちゃいましたねぇ。

やっぱ金曜頑張って行くべきだった!?!?!?

関口も杉田も両方見に行くべきだったかぁ!?

都合つかなかったんス…

イカイはS2、昨年の全日本王者の徳田、S1は昨年の日本リーグMVPタイ・ソン・キアットコウスキ、ダブルスに今井・柚木というスター選手ばかりの布陣。

控えにも杉田どころかマクラクラン勉までいるんだけど…これがベストオーダーなのか、でも一昨年の全日本王者を出さないのも…そして小ノ澤、熊坂、松田…戦力が渋滞しておられる。

そして三菱電機ファルコンズもシングルスに高橋悠介、清水悠太ですからね、決勝リーグってやり過ぎだろって感じのオールスター軍団いるよね。

 

 

 

 

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とまあそんな訳で、残念ながら杉田さんの最後の勇姿を見る事は叶わず、イカイは0-3で敗退で準優勝。

 

優勝で有終の美を飾ることはできませんでしたが、表彰式の最後で杉田さんの為に引退セレモニー。

 

杉田さんのアカデミーのジュニアの子達なのかな?コートに降りてきて勢揃いで花束を渡していました。

 

 

 

 

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最後はイカイだけでなく三菱電機ファルコンズのメンバーも一緒に記念写真、胴上げしている姿も見られました。

テニスってプロ野球みたいなチーム感ってあんまり感じないけど、三菱は高校生でデビューしてからずっと所属していたチーム、だからグッと来る光景ですよね。

 

 

 

 

チーム感って言うと最近だと伊予銀行がかなり自己主張激しく来てて好きだなと思います。

 

 

 

 

さて、自分、テニス選手で一番好きなのが杉田祐一なんス。

2番目は〜〜〜関口プロっスかねぇ、同郷の海老名出身だし!

上杉海斗とかキリオスとか好きな選手は沢山思い浮かぶけど、もうこの二人は特別ですかねぇ…

杉田プロは自分が初めて憧れを抱いた選手でした。

初めて杉田プロを知ったのが高1の冬に見に行った日本リーグでして、あれは今から・・・15年前ぇぇぇ!?!?!?

 

プロを見るのはその時で3回目、一番最初は高1の春に地元のスクールのイベントに来た本村剛一。

バウンドしてから勢いよく、しかも低く伸びるフォアハンドを目に焼き付けて必死に追いかけた。

 

2回目は秋の全日本選手権。

この時見た試合の記憶が…無いような…笑

岩渕プロからサイン貰ったのと、あと、初めて訪れた有明コロシアムに自分は度肝を抜かれた。

テニスは日本では有名なプロはいないし4大大会で優勝した選手もいない(シングルスで)、野球やサッカーに見劣りするマイナースポーツだと思ってたし、小さい頃から親にやらされるばかりだったテニスはあまり自分は好きじゃなかった、でも自分がスポーツである程度マトモにできるのがテニスしか残ってなかったので、ジュニアでも何でも無い自分は中学は途中からソフトテニス部、高校は硬式を選んだ。

高校受験の時に一時期ソフトテニスでもいいかなぁなんて思ってた時期もあった笑

自分としてはテニスよりも友達と一緒にやる部活の方を好きだったと思うし、中学も高校も、そして今もなお、頭の中にあるのは入賞できるかどうかばかりだった。

それとは別に、初めてテニスに魅力を感じた、こんなに凄いスポーツだったんだと思い知らされたのが全日本、有明コロシアム。

 

 

 

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有明コロシアムのセンターコートに入る瞬間のこの景色だった。

初めて見た日本のテニスの聖地、見たことの無かった日本一のテニスコート。

テニスがこんなにドキドキさせてくれるスポーツだなんて思ってもいなかったのだ。

・・・でも試合の記憶が無いなぁ。

一応ブログの最初の投稿なのにぃ?

 

「今日は初めて有明テニスの森に行った。

 

初めてプロの大会を見た。」

 

どういう書き方だこれ。

全日本って書け。

この当日の11/9は…本戦1日目で男子シングルスは無し、第1シードの岩渕・松井はジュニアとやってたって書いてるけど試合は誰を見たんだ???

でも記憶だと岩渕さんのサイン貰った時、いかにも試合帰りの格好だった気がするんだけど…マジで何を見てたんだお前!?

 

 

 

そんな具合だった高校1年の頃の無知な俺がプレーを憶えているのが、その次に見に行った日本リーグなんですよ。

テニス部の外部コーチに連れられて、今回見に行った時と同じように決勝戦の日。

女子チームの島津製作所の応援みたいな感じで来て、一番奥の4番コートに最初は座ってた。

で、途中で自分は他のコートを見に行ったんだけど、日本人の選手なんて誰も知らないし、誰を見ればいいかも分からない。

知ってる事なんてフェデラー、ナダル、ヒューイットが強いって事ぐらいで、18歳の錦織圭がニュースに出てATPツアー優勝しました!なんて言われても斜に構えた陰キャチー牛の当時の自分はグランドスラムじゃないしなぁ…とか思ってたし(最悪)

日本人がトップ100に入るなんて不可能に近い事だと思ってました。

あと知ってる男子プロは修造、本村剛一、サインくれた岩渕聡!

 

 

 

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てな訳で大してテニスというものを知らなかった自分は3階席でぼーっと男子側のコートを眺めてたんですねぇ。

ネットで調べて添田豪が当時日本の1番手か2番手だったって事で、そっち目当てで見てたんです。

あと守屋宏紀だ、当時高校3年生で湘工、インハイ三冠の。

 

で、当時のブログになんで書いてなかったんだ!?って今も思うんだけど、添田豪の隣のコート、全く知らなかった選手達の気合溢れる激しいラリーの応酬に目を奪われた。

三橋淳、そして杉田祐一の試合でした。

なんだろうね、自分はめっちゃ脳筋なので、パワーショットがめっちゃ好きなんスねぇ!

自分のやりたいテニスが初めて分かった、みたいな。

フェデラーみたいなナンバーワンのテニス、日本トップの添田豪のテニス、インハイ三冠の守屋宏紀のテニス、これらを目指すのも良いけど、杉田プロみたいに熱く激しい強打を打ちたいんだって。

自分のプレースタイルって謎なんですよね、高校生の頃自認してたのは・・・安定感(我が母校比)と強打?

そんなの試合でちゃんと発揮された記憶は無いですけどね・・・いっつも緊張との戦いでしかなかった。

テニスのやり方ってのを自分はず〜〜〜っと知らなかった。

誰も教えてくれんかった。

たぶん試合のやり方、勝ち方とかを知らないなんて思われていなかった?

エースでキャプテンで、周囲に怯え、自尊心を保つ為だけのプライドばかりが肥大化して他人の言葉に耳を貸さない人間だった。

俺って人生のほとんどの間、テニスをしてるんじゃなくてただボールを打つだけの人だったんですよ。

中学時代自分を置き去りにして市大会を勝ち上がったソフトテニス部の皆は、ボールを打つだけの自分と違ってテニスのやり方を既に分かってたんですよ。

だからずっと、今になってもなお皆に追いつけなかったんだなぁ。

なので何にも知らなかった自分は杉田プロみたいなテニスを見て初めて自分のやりたいテニスを知って、その日から目指していったけど・・・まー、自分は未だにどうコートに立てばいいのかも分からない人間なものでして。

 

 

 

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その次に杉田プロを見たのは高2の頃の全日本の決勝、学校にチケットが送られてきて4人で行ってきた。

杉田祐一対添田豪で、1セット目は杉田プロに全く良いところがなくて・・・えっ、3-6?

なんかまたたく間にゲーム取られてて決勝が塩試合?なんて思った記憶があったんだけど、3ゲーム取ってたんだ。

でもまるで杉田プロが勝つイメージが見えなかったんだけど、2セット目からが一球一球目を離せない壮絶な戦いだった。

絶体絶命のところから決死の攻防、心が震えた。

俺もまた、必死に戦おうと思った。

でも一緒に来ていた1年生2人は後に途中で退部するので他の人はそんなに震えてなかったかも(ぇー

 

あとはね〜

今となってはこの2試合の印象が強かったのかもしれないけど、高2の冬の日本リーグでも杉田プロに釘付けだったみたい。

いつの間にか忘れていたのは、自分を慰めるように、言い訳するようにテニスを見ていたからなのか。

 

その次は大学1年の9月、デビスカップ。

トップ100やGS本戦が遠い杉田プロが、65位相手にジャイアントキリング。

・・・でもデ杯を見たその次の自分のブログの投稿

「正直なところ、デ杯を観戦しても高校生の頃に初めてプロの試合を見た時のような興奮があんまり無かったというか・・・」

って書いてるぞ、どういう事だ笑

大学生になってからサークルも市民大会も連戦連敗で、勝手に思い描いた絵空事とのギャップに勝手に苦しんだ。

 

この年の杉田プロは全日本で3回戦で大学生の田川翔太に敗退、めっちゃ荒んでいた姿が記憶に残る。

 

 

そんで、自分が最後に杉田プロを見たのが2012年の楽天オープンでの練習。

俺はずっと杉田プロのフォームを見続けて、ずっとずっと真似し続けてきた・・・でも自分、身体を動かすのがめっちゃ苦手で、頭の中と身体の動きが全く違うねん。

ホント不格好で醜いんだよね、自分のテニスしてる姿。

 

 

 

・・・え?

自分、杉田プロを生で見たのが2012年で最後?

ホントに一番好きな選手なのか!?!?!?

ちなみに一番生で見た回数が多いのは竜馬プロ。

目当てで行ってなくても毎回試合があって、なんか縁が強い。

 

 

・・・杉田プロの全盛期、自分見てなかったんですねぇ

GS本戦出場、トップ100入り、ATPツアー優勝、日本歴代2位の世界ランク…

これらの事って昔は日本人男子ではとても信じられないような事だったよね。

トップ100は松岡修造以前は70年代の3人のみしかいなかったし、ツアー優勝は修造と錦織圭、ダブルスで貴男・岩渕ペア、見始めた時はそういう時代だったのに。

世間で目立たない地味なマイナースポーツだったのが、今では一体何だぁ?

自分の青春〜青年時代のテニスは激動でまさに歴史の転換期、杉田プロも予想だにできない活躍で歴史に名を残すまで至ったのであった。

やばっ!

 

 

もう引退なの?って思うけど、もう35歳なのか・・・ジョコビッチとナダルが現役のせいでベテランな感じがしないなぁ

俺も31になっちゃったしなぁ、そんなに時間が経ってしまったんだなぁ。

日本リーグで杉田プロを知り、日本リーグで最後を見届ける、大体の日本人プロって全日本で引退ってイメージがあるけど、高校生の頃と同じ場所で立ち会う事ができて、懐かしく、切ない感じ。

杉田プロも関口プロも引退し、自分もついに実家を出たことだし、自分にとっても一時代の終わり、区切りの日だなぁとしみじみと感じ。

 

好きな選手は数多くいれど、こんなにも惹かれて、背中を追いかけた選手にはもう二度と出会えないと思う。

高校時代から追いかけた彼は、どうあればいいか、どう立ち振る舞えばいいかわからず、周囲に戸惑い怯えていた自分にとって希望だった。

そしてまた、この日の日本リーグに昔の自分みたいに何も知らないまま連れてこられて、そこで初めてテニスに魅せられ、憧れへの旅路が始まる子もいるんだろうなぁと、自分の憧れの終わりと入れ違って、、、そんな場所であるのが日本リーグ、そしてテニス。

素晴らしいテニス人生をありがとうございました。

 

 

 

 

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引退セレモニーでの最後の姿を見届けて帰路に着こうとしたらロビーにフツーにいてサインや写真に応じてた日本人歴代3位の世界ランクの偉大な名選手。

熱烈的なファンだって割には初めて撮ってもらったツーショット。

だって気恥ずかしいじゃないですか、サインとか写真撮って貰うのって・・・え、貰えるの!?みたいな?

(でも最初に見に行った全日本で岩渕さんのサインを試合終わった後に追いかけて貰ってたな自分…)

 

最近だと旧ツイッター(現X)でツーショット撮ってもらった!って写真よく見るし、プロ選手って今までどういう人か分からない遠い存在だと思ってたけど、思いの外ノリノリで撮ってくれてるような感じなのか?

特に杉田さんとか竜馬さんとかはあんまSNS更新しないし・・・そういう世代?

 

 

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あと杉田プロとのツーショットは今まで無かったけど俺、サインの方は貰った事がある笑

デ杯の時のサイン会なんだけど、その時色紙とか持ってなかった俺は帽子にサインしてもらった。

2006年のロゴが入った中学生の時の白子のソフトテニスの大会の記念帽子。

当時大学1年の自分、帽子もろくに持ってなかったんかい笑

アバウトなテニス人生…

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 20:39 | 1,051件のコメント

スピードコンボ

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トアルソンが新製品を続々と出す中、僕はと言うと未だにアーマードも買ってないですねぇ

ナイロン派じゃないとはいえ、ポリ使ってる人に使って欲しいってストリングをトアルソンファンなのに…

最近のワタクシはラウンド形状にお熱なので…

で、何の気まぐれか今更スピードコンボ。

これ出て1年ぐらい経つんだっけ?

急に出てきて急に使用プロが発表されて、急にトアルソンの風向き変わったなって思いつつも全然試してませんでした。

スピードコンボは縦にプロフォーカス125、横にアスタポリ119。

ツアーコンボは縦に125、横に119のアスタポリ、

って事で、横を細くしてメインストリングをスナップバックし易くしようって狙いなんだろうけども。

だったら縦横119で良いんじゃないの?特にツアーコンボ。

みたいに思うのですが、まあ、プロが使うには縦の耐久性があった方が、ってところもあるんでしょうかね。

契約してるならいくらでも張ればいいから別に耐久性なんて良いんじゃない?って訳にもいかないんですかね、プロでも張り代は自腹みたいな話聞きますもんね。

 

 

 

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ぶっちゃけこのコンボシリーズは自分には合わないだろうな〜と思っていて、この前先に横アスタリスタ119、縦ポリワイヤープラスをやってみてました。

アスタポリとポリワイヤープラスって弾き系のフィーリングとして似てるタイプだなぁって思ってまして。

ただ、アスタポリってスタンダードと言われてる割にはハード気味、撓みを感じにくい。

ガットよりも自分で飛ばせってタイプ。

けどもポリワイヤープラスは縦糸が結構グニャって動く、なので近しい弾きのフィーリングのままスナップバック性が向上するかな?

と思ったら…まあ、その通りにはなったけど、ってところで大きな変化って印象でもなく。

思ったより横の1.19mmが心許無いのが気になった感じ。

だからプロは縦横119じゃなくて縦125を選ぶのかな?

アスタポリって弾き系でハードって言ったけど打球感が厳しいって訳ではなく割とマイルド気味なんですよね。

弾き系でマイルドって何だよって感じですが。

125でそういう感想があって、119だとより、しなやかだなぁと、そういうところがP.W+と119の組み合わせで抱いた感想。

それとも横糸16本のグリンタのせいか?

 

 

 

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で、ファンGに張ったスピードコンボ。

僕としてはファンGには縦横プロフォーカスを張って、ガットの動きで飛ばしたいってのが最近のスタイル。

アスタポリだと撓まず、ガットにボールを飛ばして貰うのは難しいから、自分には合わないだろうなぁと思いながら張った(何故?)

なんだったら縦119横プロフォーカスの逆スピードコンボを試すか迷っていました。

たぶん逆コンボの方がですねぇ、横のプロフォーカスの撓みによる飛びと縦119のシャープで硬質な弾き感で、良い感じにボールのキレが良くなるだろうなぁ、そして細ゲージと言えどアスタポリってテンション維持良いって言うし、実家から離れすぐにストリングを張れなくなった今の自分のニーズに合うなぁ!
何て企んでたんですけどね、結局張ったのはあえてあえてのスピードコンボ。

昔はアスタポリを52ポンドで振り回してたはずなんですけどねぇ、当時も弾きが早過ぎてコントロールが不安って思ってはいたんですけど、速いボールが飛んでスピンもキレがあって結果オーライ!みたいなノリで使ってましたが、
今ではプロフォーカス38ポンドの人間ですからねぇ、、、

予想ではスピードコンボはアスタポリの弾きの打球感に縦糸のプロフォーカスの喰い付きとボールの伸びを加えるタイプ、でも今の自分にはボールを飛ばせずイマイチ…

で、打ってみたらやっぱりその通り!やはり俺の好みではなかった(ぇー

横のアスタポリ119は撓まず、当てるだけでは飛んでくれない…

僕にはもう縦糸のプロフォーカスの飛びだけが頼りになるんだけどシンプルにパワーダウン。

そもそも今年はまだ2回しかテニスできてなくて笑

ちょっと真ん中外すとラケットがブレる、これは横糸の細さのせいか、自分の練習不足か笑

 

 

てな感じで自分には予想通りであまりメリットを感じれずってところなんですけど、

でもこうなったのもまた、ストリングの狙いとしては正しいのかなとも思いまして。

このコンボシリーズ、アスタポリを使ったツアーコンボとスピードコンボについては、アスタポリを気に入ったユーザーへのオプション的な立ち位置だと思うんですよね。

トアルソンの契約選手に人気があるのはポリグランデシリーズかなと勝手に思ってたんですが、思ったよりアスタポリを使ってますって選手が多いなって最近思ってたんですよね。

そのアスタポリを気に入って、で、横を細くしてスピン性を向上させるツアーコンボ。

もうちょっとホールド感欲しいなぁ、アシスト欲しいなぁ、でもプロフォーカスにすると弾きが薄れて撓みが…って思えばスピードコンボ。

アスタポリならある意味飛び過ぎを抑えられる部分もあると思うので、自分のスイングでその辺をコントロールするタイプ、その感覚を微調整って事で選手にハマってるのかな?

だからこのコンボシリーズって大きな変化を望んでいいタイプではないんじゃないかなと。

ポリ✕ポリによるハイブリッドによる微調整、って言うと自分もよくやってたし、他にも目をやると最近はヨネックスの選手でもポリブリッドが目立つ。

ルード、シェルトン、最近はなおみちゃんもニュースになってましたね。

ネットでは縦横のゲージ変更をクールブリッドって呼んで張っている人も昔からいました。

ですが思えば昔、自分が初めてポリのハイブリッドをした時…大学1年生の頃、縦アルパワーラフ横ヘキストリームピュアをお店で張ってもらう時に店員さんに聞いてみたら「ポリとポリのハイブリッドはあんまり意味無いんじゃないかな」って言われたんですよね。

ハイブリッドと言えば違う素材のストリング同士だからこそ相乗効果が大きく表れるのですから、そういう返答になるのが当然。(でもそれでお願いしちゃったけど)

そんな時代だったのがとうとうプロがポリ同士のハイブリッドをやり始めた。

てな訳でコンボシリーズはいよいよ陽の目を浴びたポリ✕ポリ時代の幕開けって事なのかなと勝手に思ってます。

カテゴリー: Toalson | 投稿者クレー 11:09 | 61件のコメント

次のテニスブーム

いや〜〜〜今年の全豪は早速嬉しいニュースがありましたね!

坂本怜の全豪Jr優勝!

グランドスラムのジュニア部門シングルス優勝は望月慎太郎に次ぐ日本人男子2人目の優勝!

凄いっスよね、錦織も西岡も誰もできなかった事を達成した子が2人もいるんですから。

錦織のような世界トップクラスの日本男子は少なくとも生きてる間にはもうお目にかかれない、って事はずーっと言われ続けていて否定しようのない事実ですが、一方コレですからねぇ!

あたかも日本の世間ではもう錦織は終わった、大坂なおみは終わった、テニスの時代は終わったみたいな扱いで、この先テニスの人気ってどうなるんだろうなぁ、終わりゆく文化なのかなぁ…って思っていた中、去年は望月君の大活躍。

フリッツ戦を生で見た僕は次のテニスブームが来るのを確信しましたね。

木下オープンで大きく成長した望月君はこの先はもうチャレンジャーなんて連戦連勝で突破、翌年からツアー定着で全豪でも快進撃だろう!

・・・なんて10月頃の僕は予想してましたが、実際はCH3大会で優勝は無し、今年はATP250初戦敗退と全豪予選決勝、からのLLでの本戦初戦。

思ったよりも苦戦?俺の予想が無茶苦茶?

そんな上手い具合にいったらビックリか?この予想…

ちなみに僕の10月のブログだと

トップ100位切りはまず確定だなと自分は思いますね、今回の結果で131位! 100位切りは来年かな?再来年かな?

…だそうです。

望月君評でよく聞くのが木下オープン前からの伸び悩み、ジュニアGS優勝からの足踏み感、、、

木下オープンで見た望月君はもう際どいボールが全てコートに吸い込まれて、奇跡のようなショットが全て決まって、まさに勝てない相手はもういないって感じだと思ったんですよ。

今からしてみるとアレがいつものテニスだったらヤバ過ぎるか、アレは俗に言う絶好調だっただけでそうそう出来る事では無いのか。

フィジカルの強い世界のプロのパワーに対抗できる、と思っていたのが押され気味なのか。

でも身長170cmの西岡がトップ30に至っている事を思うと、日本人のフィジカルでも、パワーで劣っていても戦える事は証明されている訳で…

もっと言うと165cmの清水悠太も203位、なんか何でもアリみたいな感じがしてきますね、信じられない事の連続で。

なので、望月君もまた、パワーの差を乗り越えて予想できないような大活躍をしてくれるはずと僕は信じてますが…いや、大活躍できるだろうってそんな分かりきった事はわざわざ言う事じゃないですかね笑

 

 

 

で、彼に続く坂本怜君。

吉田伊織の動画に15歳の時に出ていましたが、その時点で193cmじゃないですか!

 

 

その後は海外でジュニアの試合とフューチャーズに出ていたようで、そしてついにジュニアGS優勝。

この歳にして試合の勝利に侍ポーズ!

そして優勝セレモニーでのあのスピーチですよ!見ましたよね?

 

 

テレビのニュースで当然彼のスピーチ流してくれるよなと思っていたのですが自分は見つけられませんでした、残念ですよねぇ。

いや、もう、フィジカルがあるって頼りになるし、こういう性格も今後が期待できそうじゃないですか?
今回のでジュニアの試合は卒業かな?プロの試合もいけるっしょ!

なんて思ってますが、はたして、彼のパワーはプロ相手に通用するのか。

昨年は日本のCHに何回か出て上位進出は無かったけど、木下オープン予選にも出てたロディオノフに勝ってるそうじゃないですか。

18歳になる今シーズンは…木下オープンで見れたりはするのかな?

ただ、望月君も坂本君もジュニアGS優勝っていう前例の無い活躍をしていて、将来が楽しみではあるんだけど、気になるのが過去の日本人との比較って言いますか、たぶん皆も気になって調べてると思いますけど。

我らが錦織圭って、僕が高校1年生の時にATP250で日本人2人目の優勝、トップ100入りしていてめっちゃニュースになってましたが、その時の錦織って19歳だったんですってね。

18歳の時はチャレンジャー準優勝、ATPツアーでベスト8、、、

坂本君が錦織圭のような活躍をできるのか、ってなると、今年18歳になる坂本君がはたして同じ活躍をできるのか。

そして17歳の錦織はフューチャーズ優勝、全仏のジュニアで日本男子初のダブルス優勝、だそうで。

錦織ができなかったGSジュニアのシングルス優勝を望月君と坂本君は果たしたけど、思った以上に同年齢の頃の錦織圭との差が大きい…怖っ…

そして日本人歴代2位の西岡は19歳でチャレンジャー優勝とGS本戦デビュー、18歳でフューチャーズ優勝なので…

坂本君にはどうしても錦織、西岡超えを期待したくなるのですが、
彼らに肩を並べるには苦難の道のり過ぎる…

あと身長の高い日本人って事で注目を浴びてるけど、ダニエル太郎も190cmあるとの事で、彼の場合だと20歳でフューチャーズ優勝、22歳でGS本戦、、、そしてゆくゆくはATP250優勝、世界ランク58位に至っていく訳ですが。

はたして坂本君が辿るルートは錦織か、西岡か、ダニエル太郎か、、、

調べてみると日本のテニスの歴史に名を残す人ってやっぱ若い時から凄まじいなぁって感じですね。

そもそもBIG4とかアルカラスとか、というか大体のGS王者って若い頃から出てきますよね。

けど望月君も坂本君も持ち味は錦織とも西岡とも異なるモノだと思うんで、彼らみたいなスピードで成績を出せなかったとしてもブレークした時はとんでもない結果になるでしょ。

現日本歴代3位の杉田祐一のトップ100入りが28歳、キャリアハイ36位は29歳の時ですからね、早くから成績を残せいなくても、いつ何が起こるかは分からない・・・

日本男子のトップ10入りも、GS準優勝も、トップ100に何人もいるような事も信じられないような夢物語でしたからね。

望月君に続いて坂本君の活躍、次のテニスブームはもうすぐと言っても今の時代では夢物語とは言わないのではないでしょうか。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 20:17 | 1,426件のコメント