月別アーカイブ: 2020年4月

ラケットラック

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僕は無闇にラケットを変えない、買わないタイプです。

ラケットを色々試す事によってより合うラケットに出会える可能性がある一方で、ホイホイ変えていたら一向にプレーが安定しないし、それに星の数程ラケットがある中でたった一つのベスト・オブ・フレームを見つけ出すのは素人には容易い事なのだろうか?

ベストなフレームを探し当てるよりベターな選択で妥協し、少しでも確実に勝率を上げたい・・・それがクレーの流儀・・・

さて、どうしてか分からないのですがいつの間にか僕の部屋がラケットまみれだったのでラケットラックが欲しかったんですよ。

今までは使わなくなったラケバに入れてたりもしてたのですが・・・ラケバも使ってないのが3つ、4つ・・・うわぁ・・・しかもなんやかんやでバッグから溢れ出す。

という事で置き場に悩んだ挙句、壁にかけるといいのでは!?と壁をぼーっと見てたら思いついて(?)、本日チャレンジ。

壁に穴あけ・・・に丁度良い物は見つからなかったのでメッシュラック。

そしてこういう金網にはフック引っ掛け、ラケットを掛けて・・・この光景、ショップのアルバイト時代に見たぞ(笑)

これを自分の部屋で眺める事ができて満足・・・はしたものの、一つ問題がありまして。

このラックのまん前に僕のベットがあるんスよね(笑)

地震で倒れたらアカンやつ・・・場所がなかったんですよ・・・

ラックを他の部屋に移すか、ロマンを取るか・・・

流石にこの量は怖いので本数は減らすかぁ、そして結局また部屋中に溢れかえるラケット達・・・。

 

 

 

 

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ラックの掛け方検討中・・・。

現在進行形で使ってるラケットを裸で飾るのはどうかな~と思っていましたが、ラケットのビニールはどうやらどこのメーカーもヘッドの部分に穴が空いているようなので一緒に引っ掛けてみた。

あとはラケットじゃなくて帽子とか、ウェアを掛けるのも良いかな(職人技エプロンの使いどころがようやく出てきそう・・・)

あ、ロールガットやパッケージのガットもかければ良かったな・・・

身の危険にならない程度に(笑)飾り付けてみます。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:42 | 9,027件のコメント

綾高OB

 

ついさっきyoutubeに出ているのを見て知ったのですが、我が母校綾高テニス部OBの田墨コーチが今年から小田急藤沢TGに入社。

浦川コーチに続いてまた一人、綾高OBのテニスコーチ誕生です。

この子の時は廃部から復活、それから入部0人の年を経てからの代で・・・ホントもう、今となっては立派な後輩ばかりで、ホント、ねぇ・・・(謎)

こんなご時勢だから入社してすぐ自粛営業になっちゃって大変だろうけど・・・今はとにかく我慢の時よね。

でもまあまさか入社して数日でやる事がyoutubeデビューだとは(笑)

小田急藤沢TGもそうですが、最近は情報発信、動画配信に力を入れるテニススクールが多くなったと思います。

本職テニスコーチであまり動画編集なんてやらないでしょうけど結構凝ってるし。

テニスコーチって実力、指導力がとっても大事だと思いますが、人と人の繋がりによる接客業。

コートから離れざるをえないこういう時でも・・・いや、ネットが普及している現代だからこれからはもっと身近に感じて貰う、コーチの人となりを知って貰うって発信がマストになるのではないでしょうか。

ちなみに動画でエグいテンションの畑コーチも綾高テニス部のOBです。

僕から見て浦川・田墨コーチは大後輩の歳の差、畑コーチの方は大先輩に当たります。

浦川コーチから引き継いで今年から正式にテニス部の嘱託コーチ。

今までも非公式コーチで何年も来てましたが・・・まあ我が母校にはよくある事ですね。僕もそう。

誰かに言われた訳でもないけど自らやってくる・・・世代は違えどやる事は同じ、これが我が母校綾高のやり方、言葉にせずとも同じ伝統、同じ意志を共有している・・・のだと思います(笑)

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:15 | 9,047件のコメント

(no title)

 

高滝駅

 

ホントもうねぇ、気付いたら4月だし桜咲いてるし、勝手に咲くなよ!と思いながらもコロナもあるしで今年は泣く泣く桜見物を見送る・・・

最近で桜見たのって去年ぐらいしか記憶ないけど、ちょっと目に入ったら久々に見に行きたいな~なんて思わせる魅力ありますね、やっぱ。

昔千葉に見に行って鉄道との組み合わせもあって壮観だったなぁ・・・また桜まみれな景色見に行きたいなぁ・・・来年まで我慢かぁ

 

緊急事態宣言も出てますしね、しばらくテニスもお休みですねぇ。

まあ、全然勝てなくてうんざりもしてたし・・・

3月も全然出来てなかったし、やっても鈍ってるし体のキレもめっちゃ悪い。

ただ時間空き過ぎて再開した頃にはグリンタ98とかポリとか鈍り過ぎて使えなくなってそう・・・あのラケットさんは唯一飛ばな過ぎって欠点がなぁ・・・

テニスのやり方色々変える機会になるかもね、いや、今年は既に変えたいと思ってラケットもシューズも変えてたんだけどね。

しばらくは自分の健康とモラルを大事に、リスクを減らすべくジッとしておきましょうか。

・・・平日に毎日のようにあっちこっち動き回って働いていて、会社もお店も電車も工事も世の中ノンストップで、はたして何とかなるのか気になるところですが・・・

とにかくやれる事をやっておくしか一個人にできる事はないですねぇ。

 

 

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:40 | 8,843件のコメント

バイオロジックXX インプレ

 

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トアルソン2020年の新製品、バイオロジックXX128

普段ポリしか使わない僕はあんまりマルチの性能引き出せないでしょうが・・・

何というか、ナイロンって飛びは良くても柔らか過ぎてボールに力がこもらない・・・何言ってだこいつ

腕に見合うのか?はともかくとして、高校生の頃からずっとポリなんで他の素材のストリングはどう も合わないなと・・・

貴男プロもナチュラルで育った世代だからポリが合わないって言ってましたし、まあ、そういう事で(ぇ

なのでせっかくの新製品、打ってみるかどうかってところでしたが気が向いたので購入。

・・・と、せっかくなので旧バイオロジックも(笑)

「復活」と銘打って進化しているのが今年のトアルソン。

僕はバイロジックに馴染みありませんが、ここは新旧両方使ってみてトアルソン流復活を感じるべきかなと思いまして。

廃盤品を調達できたので、メイン:アスタポリ・クロス:バイオロジックをプロゾーン2に49ポンドで今回試しました。

インプレと言いながらハイブリッド。

ポリユーザーなので単張りじゃないのは許してちょ・・・

まあそれにバイオロジックXXの売りはスナップバック性ですし、ポリとの相性の良さも注目ポイントだと思いますしね、うん!

 

 

 

 

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見比べてみると色からして結構違っている。

旧タイプは使っていると黄ばむ欠点があるとの事ですが最初は綺麗な半透明。

一方でXXは少しくすんだ?色してますね。

そして売りなだけあってXXは手触りがとてもサラサラ。

スナップバックを意識してサラサラにしている上に、表面に微細な凸凹を出す事でストリング同士の接触面積を減らし、より動き易くしているとの事・・・流石に肉眼じゃ分かりませんね。

展示会でも触ったのですが、いざ自分で張ると思った以上のサラサラ具合、手から滑り落ちそうになるのが何度か。

そして張っていてちょっと気になったのですが、XXを張る時はクランプは強めにした方が良いかも?

最初締め方がちょっと甘かったのか、クランプの間を滑っているのを目撃・・・。

マルチってキツく締めると白濁して痛むのが気になりますが、ストリングを引く箇所でまず白濁しますし(僕のマシンでは・・・)

しょうがない部分もあるかな、なんちゃって、アマチュアホームストリンガーぼくは思ってます・・・

一方旧タイプ、見た目は綺麗ですが手触りはややベタ付きアリ。

トアルソン製で他に似た手触りはムゲンかな?

一回しか張った記憶無いけど、ムゲンもベタ付きあって、かつストリングがギシギシ言って動き難そうだった。

ムゲンは確かポリウレタンを充填したマルチだったけど、じゅあ旧バイオロジックもそういう系?

かどうか詳細は分かりませんが、とりあえず旧バイロジの表面はベタ付き具合は張り上がり直後でも、メインのアスタポリの動きをどうも邪魔をする。

手で動かすと音が鳴る。

これでフェデ張りとしてメインに使おうとするのは難しいと思う。

 

 

 

 

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はい張り上がり。

張る前は見分けついたけどどっちがどっちだか分からない(笑)

こうして触るまではXX=バージョンアップと認識していましたが、ストリング表面の手触りの明らかな違いで、これって結構ストリングの性格が変わっちゃってるのでは?と思い始めた。

スマホのアプリのラケットチューンでも面圧を計ってみるとマシン49ポンドに対しXXが54ポンド、旧タイプ51ポンド。オーバーし過ぎアプリの設定合わせずに計ったからって事にしときましょう。

にしても、XXの方が先から張ったのにずっとXXの方が叩いた時の音が高かった。

コーティングの差?旧タイプはベタつくも柔らかめで、サラサラを施したXXの方が硬いのかも?

コーティング以外は同じはずですし、ストリンギングも同じテンション指定したはず・・・

え、均一な品質にならない俺の腕?何ならXXの時はクランプ滑らしちゃったから緩くなるのでは

そして実際の打球感も概ねコーティングで感じた通りだった、いやそういう目的だし、か。

旧バイオロジックはネッチョリとボールを掴んで飛ばすのに対し、XXはカシャッと掴んだ後に弾くフィーリング。

マルチって基本は柔らかく、グニャッてホールドってタイプが多いかなと思いますが、一方で掴みが強過ぎ、ボール一気に飛ばし過ぎ、まるで暴徒かと思うようなぶっ飛び具合の物もあるのなと感じてます。

ライブワイヤーXPのぶっ飛びはえぐかった・・・

ホールドしてるんだけど飛びが強過ぎ、スピンかける前にぶっ飛んでアウト・・・

まだ張り立てしか打っていないので、旧バイオロジックでもベタ付きでスピンがかけ辛いようにはあまり感じない。

暴発とまではいかず程々の飛びですが、ボールをガットが押すような感じ。

ボールを乗せて打つとより打球にノビが出るように見える。

XXは押すのではなく歯切れ良く弾く。

ストリングの動きの良さがまさに出ているんだと思います。

ノビと言うよりキレ味が出る。

多角形で無いので大げさにスピン量が上がる訳では無さそうですが、このストリングの動き易さはスピンショットの底上げに繋がると思います。

また、ボールの飛びでも強化されたと聞いていましたが・・・個人的にはノビと弾き、飛びのタイプが変わっていてどちらが上か甲乙つけ難いです。

ネッチョリと掴んで返す分、飛ばす力は旧タイプの方があるかもしれません。

弾力性とも言えるかも?

あと柔らかさも旧タイプかなと思います。

どちらもマルチなんで硬っ!打ち辛っ!って差はつかないでしょうが。

暴発のし難さ、コントロールのし易さではXX。

1.28mmという一見中途半端なゲージ、ですがやや太めでありながらもコーティングによりマイルドになり過ぎず弾き、スピン性を出す、そういうタイプでありながら勿論太さの耐久性もあるというのも良い点だと思います。

 

とまあ一通り打った訳ですが、最初は復活と聞き、それが進化と聞きましたが、これは変化、後継モデルであるもののパワーアップではなくタイプが変わってしまっているんじゃないかなと感じます。

マルチという構造で柔らかいというスタイルは同じ、しかし打球感が結構違う。

スピンのかけ易いコーティングが売りなのだからそりゃ変わるのでしょうが。

廃盤品の後継となれば乗り換えるのが基本的な選択になりえる一方で、乗り系と弾き系で変化、XXではなく似た打球感のストリングを探す人も割と多数派になるのではないでしょうか。

打球感以外の性能面がそこまでかけ離れてる訳ではなさそうですが、打球感はまさに人の好みの影響が強い部分。

自分が思うに、旧バイオロジックのボールが乗る感じはポリウレタンが含有されたタイプの方がXXより近いのでは?なんて。

例えば、XXと定価が同じのXR3とか・・・?

XR3打った事無いけど、テクニファイバーのマルチは表面も柔らかくてストリングの動きが良く感じる。

表面も柔らかい分打球感が更に柔らかくなってしまいそうですが。

それだったら同じバイオロジックシリーズのライブワイヤーか?

しかしTNT加工によるパワー増大、これがどれ程の影響になるか・・・XPヤバかったし、オリジナルもヤバいんだろうな・・・

とはいえ1.28mmという太さまで丁度良く用意してくれている他製品はほとんど無いだろうと思うので、そのまんまXXに乗り換えるのもアリなんでしょう。

 

それともう一つ気になる点が値段。

XXは先程例に挙げたXR3と同じ2600円なんですが、旧バイオロジックは2300円。

ここ最近まではトアルソンで一番安いマルチだったようですが、復活と共に値上げ。

まあ復刻版ではなく手を加えているのですから値段も上がるのだと思いますし、2600円になってもトアルソンの中ではスプラゲージ・マルチパフォーマンスⅡと並んで最安値のマルチの立ち位置は変わっていません。

しかし性能だけでなく金額を考慮してストリングを選ぶ人も全然いる訳で、両面で気に入って旧モデルを張っていた人からしたらバイオロジックから乗り換えるキッカケになる可能性も十分あるんじゃないかなと。

ガットが安けりゃいい?そんなのけしからん!って言いたい人も大勢いると思いますが、安いかどうかも重要視している人もそりゃ大勢いる事でしょう。

無視できる部分じゃないと思います。

尤も、マルチフィラメントは構造的にコストのかかるタイプのようなので基本的に値段が高いストリングなのですが。

金額的にはある意味マルチの入門的なポジション、それが値上げとなると他メーカーの低コストマルチに流れてしまう可能性も・・・

ゴーセンだと2300円のタフ16・・・あまり見かけない印象だなぁ。

バボラにはブリオが2200円!これもホールド感とぶっ飛びが強かったなぁ。でもサバッとした打球感は旧バイオよりかはXXに近い気がするなぁ。

お、テクニファイバーには2000円のマルチフィール?で中に太いモノが1本入ってるからモノフィラメント寄りになりそうだな、モノの弾きをポリウレタンがどこまでカバーできるのか・・・

まあそうそう金額も打球感もドンピシャ!なんて似た者ストリングは出てきませんね。

そんな感じで旧タイプと比べてみるとちょっと変化が大きくないか?しかしストリングの滑り易さでスピン性良し、扱い易さ良し、ポリとの組み合わせも良し・・・あ、縦に使えるかはどうなんだろ。またいつか試してみますか。

ストリングの性能としては申し分なく、尖った反発力や柔らかさではなくともコーティングは他のモデルに対してかなりの優位性。

僕としてもハイブリッドで雨の日のナチュラルの代用で選ぶとしたら、柔らか過ぎてコシが無いようなマルチを使うぐらいなら歯切れの良いスプラゲージやこのXXの方が好みかなと思います。

(ナチュラルと比べたらそりゃそうだろうけど)パワー不足であろうともこの打球感は割かし好きな方の味。

マルチユーザーは勿論、ハイブリッドを検討している人も、性能面に加えてポリとの相性の良さは見逃せないと思います。

カテゴリー: Toalson, ストリング | 投稿者クレー 23:47 | 8,863件のコメント