使うガットは縦横デビルスピンで決めています。
それはそれとして買ったままずっと放置しているパシフィックのタフガットをそろそろ消費しようかなと思い、それと、ボールの飛びはいつでも欲しいです、なのでフェデラー張りしようかなと!
で、縦を張ったら上の状況。
縦の最後の2本、左側はまーちょびっと出てますけど、右側はもう足りてない・・・
最初張る時に左右の長さを均等にしてなかったと言えばしてなかったんですけど、でもこれちゃんとしたとしても最後引っ張るのもノット結ぶのも結局ムズいでしょ、この短さ。
何でだ!?タフガットのハーフパックは6m、別に短い訳でもないんですけど・・・
このラケットは縦18本だから一応ストリングの長さは必要なんだけど、じゃあなんスか、世の中の縦18本のラケットはハーフガットで皆長さ足らなくなるんスかってなるし。
こんな経験、自分は今まで無かったので恐らくこれはラケットの縦糸が余程センターに集中していて長さが普通のより必要になっているのだろう、たぶん・・・
という事で高価なナチュラルガットを縦18本で張れない事が分かりました~
諦めて・・・縦16本として張りましたぁ・・・。
縦の残りの2本は横のポリを使って張ってしまう、いわゆるアガシ張りというものをするしかないなと。
噂で聞いた事はあるものの張った事も見た事も一度も無いですねぇ、アガシ張り。
18×20でしかもオーバーサイズを使っていたからガットが足りなくなって生まれた・・・という話、自分がする事は無いだろって思ってたのに、まさかこんな事態になるなんて。
予想してなかったのでまあ必死で張る方法を考えて考えて・・・
で、よく考えたらこのラケットは、縦糸は本来だと面の下の方でノットを2個結ぶ形になります。
そして横糸は上に1個、下に1個ノットを結んで、2本張りの場合ラケットには合計4つのノットが作られるじゃないですか。
ラケットの張り方的に、ノットを作る場所は必ず決まっているんでメーカーも普通のストリングホールとノット作る用に大きめにしたストリングホール、わざわざ分けて用意している訳ですね。
なので・・・このラケットはフェイスの上側には2か所にしかノット用のホールが用意されてないです。
これから横糸を張ります、上側に必ず横糸のノットを作って留めなければいけません、ノット作れそうな大きいホールが残ってません・・・
詰んだか・・・?
だってアガシ張りなんて想定されてないもの・・・そっスよね・・・
(希望を信じて無理矢理ストリングホールを拡げようとする図。)
そーゆー訳で悪戦苦闘して生み出されたアガシ張りがコチラ。
縦ナチュラルだからフェデラー張りだしアガシ張りだし、みたいな・・・。
どうなんだ?これ、縦2本にポリが混じるってなると打球感変わってくるんじゃないの?抑える感じが強くなったりしない?
今日打ってきたけど、先入観もあるか?ちょっとスイートスポット狭められてる?
縦タフガット16L、横デビルスピン125の36ポンド。
縦横デビルスピンはしっかりした打ち応えがあるけど、個人的にはどうしてもパワーは欲しいところ、なので横は残して打ち応えを出し、フェデラー張りでボールの伸びを出そう、ってのが狙いなんだけど。
このラケットでのフェデラー張りのフィーリングは・・・?なんだか思ったよりも縦ナチュラルの主張が強くて、ナチュラルだけでボールを飛ばしている感覚。
個人的にはフェデラー張りだとナチュラルの性能は撓んで飛ばす飛びというよりスナップバックの伸びの方で働いてくれると思ってたんだけど、なんかこの感覚は伸びじゃなくて飛びだ。
なんだこれは、密なストリングパターンが影響してるのか?他のラケットでフェデ張り試した時よりも反発感、吹っ飛び感が出ていて、今の自分だと扱い辛いな。
ちょっと反発の仕方に違和感があるのと、あとやはり、フェデ張り使う時にいつも自分が不満に思うのがスイートスポットの狭さ、芯を外した時のガットの動き?
縦横の撓みが合わず不協和音のような打球感と、勝手に飛んでいくボール・・・
これが嫌で自分は昔からフェデラー張りはイマイチだと思ってたんですよ~
えっ?じゃあ何でイマイチだと思ってるフェデラー張りをまた試してるんですかって?
うーん・・・ロマンか?(笑)