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休みの日

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昨日の朝の一本。

先輩のラケットを張る。

今度はスピードを持ってきた。

この前3本入手したEゾーンで決めたって聞いたような気がしたのですが。

というかその後に「最高のラケットを見つけた」とか言ってベルダスコラケットで草大会優勝してた気がしたのですが!

優勝したのにまだ気に入らないんですか!先輩!

ともかく最近の先輩の定番となりつつあるメインVSチーム・クロスポリツアースピンの鬼ブリッドを手に先輩は埼玉へと走り去っていった。

 

午前は母校の練習でUコーチに久々に会う。

夏の鎌トー以来か。

現役やテニス続けている後輩達を大会に引き摺りだしたいと思っていたが、JOPにガンガン出ているUコーチにはものの見事に差をつけられてしまっている。

今年JOPランカーと戦ってラブゲーム喰らった自分を評して、打ってるボールは全然悪くないとフォローはしてくれるUコーチ。

しかしテニスの考え方が違うのではないかとの事。

文字にできても目で見えないこの壁はかなりキツい。

母校の後輩達は良くも悪くも難しいプレーがお好きなご様子。

一昔前の綾高生だったらすぐミスるところだが最近の子達は割としぶとい。

悪い意味で言えば昔から綾高生はこういうタイプのプレーヤーが多いと思う。

綾高のテニスというものは密かに代々受け継がれているのかもしれない。

 

 

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お昼を食べて午後、後輩と練習。

最近忙しいようで後輩とのテニスは久々だが、よりによって24日の前日。

まあ当日ではないにしろ、放っておいてていいのか彼女さん。

ここ数週間は反発力と弾きを求めてメイン:ボルトパワー・クロス:ポリジナモスを使ってみているけど自分には合わない。

ボルトパワーが硬過ぎてポリジナモスの性能が活きていないと思う。

 

夜、次は父とテニス。

テニス復帰を目論む父は今度はピュアドラにNXTパワーを張るも、全然飛ばないどころかポリジナモスの方が反発力があるとまで言い出す。

弾く打球感が好きらしくマルチで飛んでないのに隙あらばポリを試そうとする。

昔とった杵柄は健在のように見えるし、身体を動かして解せば適応できても不思議ではなさそうだが、うーん、本当にポリ大丈夫なのだろうか。

 

とまあ、テニスで埋まってしまった休日。

もう体力無いのに身体が悲鳴を上げちまうぜって事で全身をコンプレッションウェアで挑んだが、やはり疲れるものは疲れる。

理想としては強い人と3セットやっても無事に次の試合迎えられるぐらいなら良いのだが。

翌日のダメージはそんなでもないけど、やはり一度試合出て確認しなければ。あとちゃんとジムろう。

クリスマスイブは休日出勤。

実感が沸かないというのはずっと縁が無いからか。

テニスって働いて女ッ気無し。

こういうイベントに疎い自分には、まあ世の人達は凄いなと思うばかり。

いつも自分の事ばっかやって日々過ごしているが、いざ良い人と巡り合えたとして、他人と一緒に過ごすとなるとどうなるのかとか想像つかないというか。

そういうのを分からないって事は世間一般から外れてるって事か。きっと来年もこんなんだろうなと思う。参ったね。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:58 | 296件のコメント

ベイビーステップ

ベイビーステップが連載終了になりましたね。

単行本派の自分もようやく最終回を見届けました。

高校一年生の時から読み始めた自分としてはエーちゃんは同期みたいな感覚なので寂しいですね。(連載は2007年からですが)

珍しいリアルなスポーツ漫画と言われて人気もあったテニス漫画。

その割には高校から初めてジュニアで全国は天才以外の何者でもないってツッコミもありますが、まあ、最序盤の壁打ちジャンキーはともかくとして、強豪スクールとタクマさんや諭吉といった全国レベルの練習相手、テニス以外ガン無視スケジュール、海外留学で万全な環境と経験があったのでそこそこ説得力のあるリアルだったと思います。

それにしても、僕はジュニアの試合は2試合とも0-6だったなぁ・・・(遠い目)

自分としては不満点は初心者からの異常過ぎる大躍進(漫画だからだけど)よりも、エーちゃん上げが目立ったというか、エーちゃんと戦った人、負けた人の活躍とか挽回のチャンスが殆ど無かったのが少し気になりました。

神田戦はエーちゃん負けちゃいましたが、その後の2回目の留学での練習試合でこっそりエーちゃんが勝利挙げてましたが、数少ない負けた相手へのリベンジ成功にしてはこっそり過ぎませんか・・・。

その後の全日本でも相手が悪かったけど戦績で遅れをとったり、強敵の筈が一歩下がった扱いなっちゃったなと思いました。

序盤のキャラだとシード持ってた宮川が2連敗するわ、年下なのにエーちゃんに負けてプロ諦め・・・何だそりゃ?って扱い。

エーちゃんが明らかに不利なアドバンテージから上目指しているのを目の前でというか直に体感していてああなるとは。

エーちゃんの代いなくなってから挽回→3度目のリベンジとか燃える展開になるんじゃ?って思ったけど一度も浮上しませんでしたね。

宮川が勝ち上がる展開エーちゃんより断然リアル度ありそうですけどね。

初心者とか弱いレベルからの成り上がりなら、同じ高校で部活所属の越水も挽回のチャンスあれば、それこそ部活でテニス頑張っている人へのエールになるんじゃって思いますけど。

部活には一切関わらずスクールが舞台というのも珍しいですが、読者にまじまじとスクール>部活を見せ付けてきよった。

まあ現実も部活より選手育成コースの方が強いって話でしょうけど、テニスやってる読者の割合で言ったら普通に部活で頑張っている人の方が多いでしょう。

初心者からでも頑張れば強くなれるってなら、それこそ部活上がりが・・・って思うけど、腰越にはエーちゃんみたいな環境は無いからって事ですかね。

でもちょろっと1試合出てきただけの割にはアニメのOPにちゃんといるし、最終巻の後書きの集合絵でもエーちゃんのすぐ近くに描かれてますし、作者さん的には結構思い入れがありそうなキャラっぽいですけどね。

それでそれで、全日本編も初めてのプロの試合の割にはあっさり勝っちゃう試合が多くて少し拍子抜け。

その分タクマ戦が鬼気迫る表情ばかりの激戦でとても読み応えがありましたが。

浅野戦なんて長い年月をかけて作られた同タイプのベテランの戦術をエーちゃんが次々に対応策を編み出して攻略したとか総括されていましたが、高校生に攻略される日本トップ層のベテランの戦術とは一体・・・。

それこそ高校生スタートで全国レベルに追いついた対応力はあっても、世界と戦ったテニスの積み重ねに雲泥の差があるところを見せ付けれたのでは。

気合とは裏腹に加齢と共にどんどん苦戦していく浅野の熱い回想の後にあっさりと負けているのが肩透かしというか、かわいそうというか。

でも予選を長く描いていたらその後にタクマ戦が控えてるからとんでもない長さになって終わらなくなっちゃいそうですね。

今回の連載終了で「終わらなくていいから」みたいな声もやたら多いですが(笑)

予選で戦った大学生選手とか元ジュニアトップレベルの玉越とかもエーちゃんの最初のプロの試合なのにサクッと片付けられていて勿体無い。

大学でテニス続ける事とかプロ転向後の厳しさとか、色々描ける事あったでしょうにって、そんな細かくやってたら一生終わらないですね。

あと最初の大林戦とか初めての海外遠征での試合とかも、初戦で惨敗したと見せかけて相手に「こいつやべぇ・・・」って思わせる展開も多いのも気になりました。

主人公だからいいじゃんって話ですけど主人公持ち上げ率高いなぁって。

無駄な負けが無いですね。って思うのはつまり、むしろ俺は貴重な試合経験を無駄にし過ぎているって事か。

あとキャラの格が下げられてるなぁって言うと岡田いじりが多いですよねこの漫画。

後書きのオマケ漫画で何度も岡田見た気がします。相当お気に入りなんでしょうか。

でも女の子にモテる緒方を想像してに嫉妬したり、恥ずかしそうにサンバってるの暴露したり、強豪キャラの一人なのに完全にネタキャラ扱いされていますよね。

非モテ煽ってんのかってところがなんか癪に障りません?俺も彼女いないからか。

とまあここまでひたすら難癖つけちゃっているんで自分的な名場面も挙げていくと、やっぱトップは最後の試合になるってレベルまでエーちゃんが追い詰められたタクマ戦。

2番目は神田に負けた後日青井コーチに問いかけられて今まで頑張ってきたシーンがブワッと出てきて、エーちゃんがプロになりたいって再び決起するシーン。

積み重ねがあるからこそのカタルシスがね、猛スピードの成長に散々文句垂れていてもやっぱりくるものがありますよね。

その後のもう一度テニスに懸ける為に方々に駆け回る姿も良い。

3番目はプロになる練習を始める前の、もっと強くなりたいけどスケジュールにもうテニスを組み込めなくてふと涙が出ちゃうシーン。

やっぱどのシーンもね、テニスが大好き感が凄く出てる良いシーンですよ。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:26 | 2,302件のコメント

先週の日曜の話

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吉田記念テニス研修センターへの道中、グーグルマップの導きでバスを降りて徒歩15分コースで見た看板。

恥ずかしながら千葉について無知な私はとにかく千葉=海というイメージ浮かびませんが、今回初めて来た野田市はイメージを裏切って内陸の市で、埼玉と茨城と隣になっているらしい。

自分は来月にまた野田市に来る予定になっているので、焼きそばが名物ならば今度是非食べてみようと思った。

・・・って野田市に来た気分でしたが、今調べたらテニス研修センターの住所は柏市で、そもそも自分が降りた駅も北柏駅だから野田市には足を踏み入れていないじゃないか。

ともかく、来月は野田市のロイヤルSCテニスクラブで行われる関口周一プロ、江原弘泰プロ、志賀正人プロ3人によるテニスクリニック、この豪華な初打ちに参加させて頂ける事となりました。

まさかこんなチャンスが出てくるなんて思いもせず、関口プロの突然の開催発表のツイートには驚きましたね。

見てくださいよこの告知文。

現役プロ3人集まっちゃいました!
豪華テニスクリニック開催 :44 テニスボール:

参加選手紹介・・・皆小柄だけど足速いよ。粘るよ。ファイターだよ。

関口選手のイメージって、テニスプロは辛いよって本も出しているし結構世間だとシビアな世界を戦っている若者って感じじゃないでしょうか。(自分は未読なのでどんなイメージで書かれているかは知りませんが)

それでこのノリですよ、皆小柄だけど足速いよ!って。

3人全員紹介が走る人って!ざっくり過ぎじゃないスか!?

それと同世代で集まったという事ですが、確か関口プロってツイッターでよく内山プロと絡んでいたり、大会の会場でも一緒に練習しているところも見ましたし学年が1個だけ違えど結構仲良いように見えたのですが、身長デカいからハブられたんでしょうか

って思ったけど関口プロ、江原プロ、志賀プロの3人全員が同い年という事でこのメンバーっぽいですね。決してハブられたんじゃないのね。

それにしても同い年で似たような身長の選手が揃うのも珍しい。

ちなみに内山プロ(183cm)の92年生まれで3人数えてみるとダニエル太郎(191cm)、勉(185cm)で大柄日本人チームが組めますね。

この3人はデ杯で見れますが、91年チームに対抗(?)して豪華クリニックなんて日も来たりしないものだろうか。

 

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二階席への階段に飾られていた国枝選手らのラケット。

吉田記念テニス研修センターでは指導者やジュニア選手、そして車椅子テニスの選手のトップ層の育成を行っているという事で、特に車椅子テニスの事に関しては多くの歴史が詰まっている。

 

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ラケットのスロートに言葉を書いたテーピングを貼る、と言うと国枝選手の「俺は最強だ!」がとても有名かと思いますが、当然彼だけの願掛けではない。

写真は齋田悟司選手のラケット。「走って攻撃!」

 

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室内コートと聞いていたがとても寒く、来場者にはホッカイロが配られ、来賓席にはストーブも置かれていた。

そもそも自分が室内コートでやる機会が無いので分かりませんが、室内コート=暖かいと勝手に思っていました。

気になった事はありませんでしたが有明コロシアムはどうなのかな。

 

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ふと天井を見上げたらこんな感じ。大丈夫なのだろうか。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:33 | 313件のコメント

コンプレッション

今年は・・・いや前からだけどさ、強い人相手に体力が持たずズタボロになって、あまりにも勝負にならない。

なので泣く泣くグラファイトからSマッハに持ち替えた。

自分の大好きなラケットだけども、推定330gの27.5インチを振り回すのは至難の業。

そりゃ凄い一発は打てるかもしれないが、強い人相手にはその凄い一発を何度も打つ必要があるし、僕程度の一発じゃそうそうやられてくれないしで。

去年も今年も3セットマッチで実力差以前にクオリティの維持もダメダメだったので、ラケットを軽く、打球の飛距離を伸ばして長く戦う、大会を勝ち抜く事を目的にした作戦に変更。

自分的にはフレーム厚い割にコントロール性があって良い選択だと思ったのですが、振り返ってみるとSマッハでの戦績は6勝11敗・・・あまり良い試合の印象が無い・・・。

変更前も戦績が怪しめだったのでそこまでラケットのせいではないと思ってますが、ラケット変えてもプレーが上向かないと、ついついグラファイトに戻りたくなっちゃう。

しかしろくに筋トレとか体力作りをしていないのに使ってもガス欠になるのは必須。

通うかぁ?ジム・・・。

けど、そう言えば社会人なり立ての頃は脚が頻繁に攣るようになってカーフタイツを履くようになった。

じゃあ腕にもコンプレッションウェア着ければグラファイトを使うパワーを補えるのでは?とひらめいちゃいました。

 

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プリンスのプロネーションアームスリーブ。

腕の締め付けだけでなく回旋運動を助けてくれるので二重のパワーアップ!

でもこれ買ったの去年なんですよね・・・。

去年もパワー補う為にザムストのアームスリーブから買って、その後にプロネーションアームスリーブを購入。

 

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なのに大会では使っていないという謎の選択。

だからこんなしんどそうに打つ羽目になってんでしょうが。

 

まだ全然Sマッハ使い倒してない内に戻るのもアレですが、もしグラファイトをまた使ってみようって気になったらアームスリーブだけではたして改善できるのか・・・っていいから走れってか。

後はアンダーシャツも着て上から下までガッチガチに武装して来年またテニスバカっぽく励もうかなと思ってます。

 

ジムの方も・・・うーん、仕事帰りにでも少し行ってみようか・・・。

 

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:24 | 1,956件のコメント

これからの日本リーグの話

世界ランキング最高9位のニコラス・アルマグロがあきやま病院所属で日本リーグにエントリーしている。

その前にウィニングショットと使用契約結んでいたので「お~日本が好きなんだな~」なんてぐらいに最初は思っていたが、よくよく考えたらとんでもない事だった。

とんでもない選手を連れてきてしまったなと思いながらホームページのあきやま病院の選手紹介を覗くと、アルマグロ選手はいない。

でもRECの紹介で載っていなかった中村選手が1stステージで出場しているので、その内出てくるのだろうか。

一応以前は盧彦勳が出ていたし、最近だとATP250を2度優勝しているR.ラムがイカイ所属、外人選手を連れてくるのは珍しい事では無かったが、世界ランク元9位は紛れも無く日本リーグ史上最強の選手となる。

日本一を決める大会ではあるものの世界ランキング100位台の選手さえ稀であり、ATPランキングは皆さんご存知の通り付かない、にも関わらずやってくる。

トップレベルの日本人選手が強くなり過ぎて出場しなくなって久しいですが、アルマグロ選手の参戦によって日本リーグの在り方が大きく変わるのではないか、これはただ単に元世界9位を無料で見れるってだけの話ではないように思います。

そもそも三菱電機の杉田選手が当たり前のように登録されていますが、日本テニス歴代2位の絶対的なエースを倒せる可能性がある選手となると、それこそアルマグロ選手しか出てこない。

他に挙げるとしたら今年全日本を制した高橋悠介選手・・・と言いたいところですが杉田選手と同じチーム。ちょっと強過ぎない?

はたして杉田選手が日本リーグに出てくれるかは不明ですが、彼が出れば一方的になるのは確実、そこでまさかのアルマグロ選手の登場、そうなると杉田が出てきても勝負は絶対にはならない。

この2名が出るとなると試合のレベルがチャレンジャーか、全力が発揮できればATPツアー級のプレーが見られるに違いない。

強豪に勝つ為に選手を召集する、今まで日本リーグにいなかったレベルの選手が急に現れたとなると、他のチームも更なるビッグネームを呼び出すのではないか。

というか今年の選手登録を見ると、既に杉田とアルマグロ以外にも凄い選手が集まっているっぽい。

昨年覇者のエキスパートパワーシズオカには以前京都チャレンジャーで見たロイド・ハリス選手が一番手で登録されてました。

今年のテニスはシャポやズベレフといった若手が目立ちましたが、20歳のハリスは現在288位、京都で見た時も285位で苦戦している様子。

しかしあの豪快なスイングのストロークは日本人には脅威的。

こんなに若い選手が日本リーグにやってくるのも珍しいのではないでしょうか。

イカイにはラムも引き続き参戦し、更には清水選手と羽澤選手、2人の高校生が揃って参入。

世界スーパージュニア優勝の清水選手と全日本ベスト8の羽澤選手、スーパー高校生を見事両取り・・・ってとんでもない事してますよ。

元々関口、仁木、吉備、小野澤、綿貫といった選手達がいる中で期待の高校生組がどれだけ戦えるか。

ラム、ハリスら世界の一線で戦う選手がどれ程の力を見せ付けてくるか。

新たに日本リーグに参戦する選手達の活躍次第では、来年、再来年には勝つ為に更なる強豪選手達が集まるリーグになるかもしれない。

世界への登竜門、むしろ世界レベルが集う大会・・・ってなる第一歩になるのでしょうか。

ただ、プロアマ入り混じって戦っている日本リーグにどんどん世界ランカーが来て、本来主役であるべき実業団選手が摘み出されていく、となると、はたしてそれは正しい在り方なのだろうとも思う。

それともその修羅の道を乗り越えて逆に実業団の選手が4大大会へこぞって進出する、そんな日本のテニスの姿を見れる日も来るのだろうか。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:52 | 3,306件のコメント

全日本車いすテニス決勝

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恥ずかしながら自分は車いすテニスをまだちゃんと見た事が無かった。

国枝選手が凄い事は知っていても実際にどうやってテニスをするのかが想像つかない。

ただでさえコートカバーは大変なのに車椅子でコートを守れるのか。

2バウンドまでOKと言いますが、いざ自分が2バウンドでやってみたところでドロップは取りやすくなっても左右の球は追いきれないのでは・・・と、自分にとって分からない点ばかりのスポーツ。

いつか見に行こうと思っていて、千葉の吉田記念テニス研修センターまでやってきました。

 

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全日本選抜車いすテニスマスターズの決勝戦。

女子の部の上地選手対田中選手、クアードの部の菅野選手対宇佐美選手、眞田選手対藤本選手の3試合。

上地選手はご存知世界ランキング1位、ダブルスでグランドスラムを達成し、シングルスでも今年は全豪、全仏、全米を獲得。

まだ23歳ですが全日本マスターズでは14歳で初優勝して以来9連覇中との事。とんでもない王者振り。

大分有名だと思われる上地選手と対戦する田中選手は2020年の東京パラリンピックを目指す21歳で世界ランキング15位。

両者共に高い世界ランクを持つ選手同士の試合でしたが、上地選手の攻めがあまりにもエグかった。

最初のリターンゲームから上地選手がフォアをライン際に叩いて決める速攻の攻撃的テニス。

彼女がフォアで打ったボールは大体一撃でエース。

田中選手は途中からギアを上げ、上地選手よりも速いファーストサービスを決めるようになるのですが当の相手は中々ミスを見せない。

バックのスライスも田中選手の方が低く伸びて上なのですが、自分より上手いボールを上地選手は難なく打ち返す。

上地選手の方が攻撃のタイミングが速く、バックハンドもフラットに叩き隙あらばエースを決める。

拮抗したラリーは幾つかあったものの上地選手が少ない球数で決めてしまうエースも多く、あっさりした形のスコアで試合は終わってしまった。

ラリーの内容、田中選手のプレーの引き出しの多さに対し6-1、6-1という結果。

これが10連覇を達成した上地選手の力か。

 

2試合目のクアードは1位の菅野選手対4位の宇佐美選手。

今年からクアードの部に転向したという菅野選手は全球フルスイングで圧巻の攻撃だった。

猛烈なアタックで宇佐美選手に調子を出させず6-0、6-1。

肩を痛めているようでサービスはアンダーサーブだったのですが、アンダーサーブで真っ先に思い浮かぶスライスは少なめで、直線的なスピンと山なりで高く跳ねさせるスピンの2種類を、ワイドのコースを目いっぱい使って相手を翻弄。

アンダーサーブでスピードこそ出せないもののキツいコースにサーブを入れて、相手をコートに外に追い出す。

優位に立つ場面が多く、2球目にボレーへ出て決めるパターンも見られました。

 

3試合目の眞田選手対藤本選手は、もはやテニスと遜色ない凄い速度でラリーを展開していました。

車椅子だから強く打てない、と思っていたら大違い。

ストロークもサーブも凄く響く打球音を鳴らし豪快に放つ。

2試合はバックハンドは守りに使っているという印象を受けましたが、この2人はバックすら攻撃の武器。

眞田選手は上地選手はバックハンドの背面打ちもよく見られた。

全体的に見てフォアは攻撃、バックは守りというイメージで、バックを攻撃的に使える人は大きなアドバンテージになっている。

藤本選手はサーブのコースだったり、ネットプレーの多さだったりで序盤は互角の戦いを見せたのですが、6-3、6-2というスコアで眞田選手に軍配が上がる。

 

初めて見た車いすテニスで驚いたのが、予想以上に思いっきりボールを叩き、容赦無く攻めている事。

ベースラインギリギリにボールが飛び込み、相手にボールを2バウンドで処理させない。

どうしても機動力が足りない部分を誰もが徹底的に叩く。

そしてその足元ギリギリのボールを打たれればライジングでカウンター、球際での技量の高さが光る。

サーブも、見るまでは単純に打点が低くなるから打ち難いのではと思っていましたが、そもそもフットワークを意識した車いすでは静止するのが難しく、トスアップの時に皆ゆらゆらと車いすが揺れている。

それを出来る限り最小限に抑えてサービスを決めるが、やはり武器にするのは難しいのか女子とクアードではリターンを強気で攻める選手がとても多かった。

男子はバシバシ打っていてまるで格闘技の様相で度肝を抜かされたのですが、これでも眞田選手はまだ四大大会の本戦に出れていないとの事で驚いた。

国枝選手だったらもっと凄まじいラリーをすると言うのだろうか。

自分の想像を超えるスピードとテクニックで打ち合う車いすテニスはどんな展開になるのか読めず、目が離せないプレーの連続でした。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:36 | 333件のコメント

ゴンちゃん

 

この前凄く驚いたのですが、全日本見に行った母校の後輩達がゴンちゃんと写真を撮って貰っていました。

今時の若者はyoutubeをよく見ていると噂では聞いていましたが、マジか、まさか高校生がバッタリ出会っても顔がちゃんと分かるぐらいにテニスのゴンちゃんを見ていたとは。

ゴンちゃん知っているのもそうですし、皆で全日本見に行ったり、まさか彼らがそこまでテニスにお熱という事も自分にとっては驚きというか、いや、そうであるのは嬉しい限りなんですが。

そんなやる気に満ち溢れる後輩達も見ているゴンちゃん、高校大学と全国で戦ってきたトップレベルのプレーを気軽に見る事ができて、しかも本人が解説してくれるなんて良い時代だなぁと思います。

まあ僕が高校生の時もyoutubeありましたけどね。

もはやニッチな趣味じゃないのね。

再生回数やコメントの数を思うに、テニスの普及とレベルの底上げへの貢献は相当なものじゃないでしょうか。

そんなゴンちゃんが今日アップした動画はまたもやウィニングショットの紹介。

最近テニサポさんとのコラボ動画が多いですね。

前回の動画だとエスマッハの紹介もしていましたね。

いや~歳も同じだし何だかとっても親近感湧くなぁ~ :23 イシシ:

僕とコラボしないかな~

今回はウィニングショットのポリ6種を紹介・・・ってラインナップ5種類じゃんって思いましたが、動画を見る限りだと発売前のシリコンツアーも後日紹介するようですね。

自分もテスト中ですが、他の人が打ったらどのような評価になるのは気になるところ。

バシッと打てるゴンちゃんならシリコンツアーの性能を活かせそうと思いますがはたして・・・。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:44 | 33件のコメント

同世代の選手とか

スマッシュ最新号のMANIAC EYEに安田選手が載っていた。

安田選手とは面識無いし知り合いでも何でもない。

同い年で一度だけプレーを見た事がある。

部長として初めて迎えた高校の地区大会の団体戦、1回戦がBYEだったので次に当たる二校のS1対決を見たのが、彼の試合でした。

えぐい勢いの打ち合いでどっちが勝っても地獄だと一目で思いました。

戦う前から気持ちが負けてるとかじゃなくて、一緒にテニスするのには何もかも足りないのが丸分かりだったもん。

当時の自分にはただヤバいバコり、自分の知ってるテニスじゃない何か、それしか安田選手の凄さは分かりませんでした。

勝ち上がったのは相模大野だったので安田選手と戦う事は無く、結局相模大野のS1に1-6でやられてやはり地獄を見たのであった。

彼らのテニスに対しマトモにストロークを返す事も自分には難しい、あまりにも遠い世界だった。

どうやら当時の自分はどうにか高校3年間の中でそのレベルに対抗しようと本気で思っていたらしい。

小中からやってきた相手とは色んな条件が違う、ってのを小中からやってる弟がいる時点で分かっていながら、結果的に全く歯が立たなかった。無力にも程がある。

彼らの名を追っていくと、相模大野のS1は体育会へ行ってフューチャーズも出ていたらしい。

プロの世界じゃないか。

安田選手は現在JTA139位。

テニスで生きている。

対抗とかそういう次元じゃないねもう。

インタビューで高校からテニス始めましたって言ってるけど、ガチなんですかね・・・?何かの間違いでは。

そしてこのレベルの選手でもこれからの目標で「自分の武器となるショットを身に付けたい」と言ってのける。

今まで一体何を武器にして戦っていたのか・・・。

地獄を見せた同学年の修羅は今も遠い世界で戦っている。

うーん、途方も無い話であり、何だか元気の出る話である。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:13 | 334件のコメント

先輩おめでとう

昨日は草大会。

今までのプレー見返すと大体ラリーは3球以内に終わっている。

僕はボールを繋げる事ができない。

バックが良いと褒められる事はあっても3発打てば必ずミスっている。

チャンスを待つ事ができない。

自分がミスるのが怖いから、相手に打ち込まれるのが怖いから、何も意識してないと常に先手必勝脳筋戦法。

なので今回の目標の1つは一切打ち込まずにボールを繋げる事・・・って、前にも同じ事やった気がするなぁ。鳥頭かな?

脳筋パワーに頼らず忍耐と配球でテニスのクオリティを上げるのです。

シコラー作戦は2番目の優先度で、それよりもヤバいと思っているのがファーストとリターンの成功率。

苦手意識は無いのだがファースト入ってないとはよく言われる。

そしてファーストの確率を意識してみると、何だか皆ファーストの確率高い人ばっかのように思える。

全然フォルトしてくれない。

リターンはヤバい。

一発アウトが非常に多い。

速いサーブは苦手。ボールを目で追えないから。

スピンサーブは苦手。曲がるサーブは目で追えないから。

トスの高いサーブは苦手。タイミングがとり辛いから。

極端なスライスサーブは苦手。これもタイミングとり辛い。

なので第一目標はファーストとリターンの精度。

1試合目は寒かったけど6-1、でも相手に攻め込まれまくる。

それって繋げるテニスではなくてだた返してるだけよね。守りのテニスではない。

2試合目は6-4。相手が自分より若い子だったから闘争心出まくるよね。バコりたい気持ちとの間で揺らぐ。

ここまで上手くいっているとは言えない繋げるテニス。

3試合目はシコラー、繋げるテニスを試すには丁度良い相手。

シコラーというテニスは決してただ返してるだけのテニスではない、相手にチャンスを敢て与え、それを堪えるという度胸と忍耐が試される。

そういう相手に長年苦汁を飲まされてきたが去年からようやくそういう相手に勝てるようになってきた。

全てを耐える相手に対し全て打ち込みまくる。やっぱり脳筋だよ!!ホント疲れたよアレは。

ともかくその戦法でようやくゴリ押し克服できたかと思いきや、今年はどうもコツを忘れてしまったらしい。

やたらとシコラーに当たったが散々な結果だった。

最近は我慢ができない、集中力が続かない。

何だかんだで今年は今までより沢山勝てるようになって、最初の方は草大会で初めて優勝もできたんだけど、結局優勝はそれっきりだった。

そんなんだからこの日の大会はちょっと欲張り。

予選2勝で迎えた3戦目は全く粘れず3-6。

結局自分から攻めて自滅しちゃったよ。

作戦も優勝もオジャンで台無しですよんもぅ。

で、優勝は一緒に参加していて別の予選リーグだった先輩が頂いていた事に帰ってから知る。

試合の合間に調子悪いとか試合慣れしないとなとかって話をしていて、そう言えばどれくらい勝ってるかは聞いていなかったけど何時の間に・・・。

昨日最大の失敗はコレ。

先輩との頂上決戦をみすみすと逃してしまうとは・・・とんでもない大失態だ。

ボール打ち返すだけの状態に違和感あったならひとまず切り上げて勝ちに拘りに行くべきだったのだ。

ろくなプレーできず負けて結果的に先輩と戦えなかった事、あまりにもよろしくない。

先輩には勝ちたい。勝てるとは思っていない。

先輩に勝つには甘い球は一切排除し、全身全霊攻め続けなければ勝てない。

全力を尽くしても勝てるかどうか分からない。

故に今回の失態はあまりにもデカ過ぎる。

戦績で負けたとかではなく、戦えなかった事が辛い。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:17 | 1,664件のコメント

トラックマン

薄いVIと厚いVI-Rを打ったものの、平均速度がどっちも125km/h。

スピン量にいたってはVIの方が100RPMぐらい多い。

前回の時もSマッハ300gは速度もスピン量も僅差ですが薄ラケ達に負けていました。

じゃあ厚ラケのメリットなんやねん・・・フレームが厚いのなら速度もスピン量も勝っていて欲しいところ。

 

Sマッハ3本いっちゃったけどこれじゃあ前回の結果でファントム100XR買うのが一番良い数値出せるじゃんって話になっちゃいますね。

正面と横どちらも薄くて、100インチ16×18の箱型で、元が290~280gの重さで元グリレザーと長ラケにする余裕のあるラケット・・・無いものねだりですね。

それかこの冬は真面目にトレーニングルーム通って222Pを解禁するかね。そうするべきかね。

 

まあそんな事言っちゃうとSマッハがかわいそうなので良い部分を探すとなると、トラックマンの数値で目につくのがベースラインという項目。

打球の着弾点がベースラインからどれくらいの距離かって値で、Sマッハは平均0.3S、VRは平均0.4S、VR-Iは2.1Lという結果でした。

詳細は聞いてませんでしたが、雰囲気からしてSはショートでLでロングでしょうかね。

って、VR-Iめっちゃアウトやんけ。

Sマッハは厚ラケでポリ、VRは薄ラケでマルチ。

値は殆ど差がありませんが、VRが反発力のあるマルチからポリになったらより飛距離が短くなりそう。

そういう面で見ると同じ速度でもフレームが厚い方が飛距離が出てくれる。って、それが厚ラケの基本的な性能ですね。

ともかく、速さは同じでもSマッハの方が飛びが良いのでまあ甘い球にはなり難いでしょうってメリットが証明されました。良かった良かった。

それにしてもポリとマルチなのにスピードに差が出ていないのは気になるところ。

ポリの方が威力が凄い気がしますが・・・回転がかかるから凄い気がするのかな。

 

あと厚ラケの良い点を探し出すとしてもう一つ、エイペックスとエイペックスレンジという項目がありました。

ボールの軌道の頂点がエイペックスという項目に現れ、エイペックスレンジは打った場所から頂点までの距離になります。

頂点への距離が遠い程、ボールがキレ良く落ちる、エッグして相手が食い込まれるよって事ですね。

Sマッハがエイペックス1.74m、レンジが11.09m。

VRは1.62m、レンジ10.98m、VR-Iは1.87m、12.77mという結果。

一番弾道が高く、頂点が遠いのがVR-Iですが、ベースラインの項目が2.1Lでスピン量も一番低かった、となるとつまり落ちる以前にアウトばっかじゃんって事。

11.09mも10.98mも大体ネットの手前ぐらい、そっからボールが落ちていく・・・今回はやや低めの打点から低い弾道で打球したのですが、これが高めに打つとまた違ったデータになるのだと思う。

頂点の高さは割と佐賀で手Sマッハの方が上、弾道が上がりやすいという事に・・・いや、高さが10cmの差ってこれまた微妙?

 

また、アングルという項目では打球の角度になるのですが、Sマッハ9.7Uに対してVRは8.9U、VR-Iが10.1U。

値が大きい程打ち出し角度が高いという事になるが、低いとボールがあまり暴れない、というメリットにも繋がると思う。

流石にここではボックスフレームの方が打ち出し角度は低め。

 

そしてトラックマンではパソコン上でボールの高さや左右の分布図をを円状で表示する事ができる。

今回のトラックマンでは1本のラケットにつき8球を同じ方向へ打った為、それでボールのばらつきを見る事ができる。

そこでもやはりというか、Sマッハと比べるとVRの方がボールのばらつきが少なく、打球範囲の円も小さく、コントロール性能の高さを感じさせる。

ガットがマルチにも関わらずよく集まるものだ。

ここまでのデータを踏まえると薄いボックスは打球の安定感と速度とスピン、厚ラケは飛距離で勝る。ボックスの方が普通にメリットが多い(笑)

まあでも、Sマッハの良い所は手を加える余裕のある重量と、自分の感覚的に厚さの割にあまり飛び過ぎずコントロール性があるバランスってところだから・・・

2回も受けちゃったけどやはりトラックマンは凄い。魅力が沢山詰まっている。

速度やスピンといった分かり易い指標以外の事もしっかり見てくれているのだから、フォアハンドの試打以外の方法でも使いたくなる。使えないけど。

トラックマンを使って何かをしているのってブリヂストン、ウィルソン、ウィンザーぐらいしか聞かないのでどこかテニススクールが導入したら一気に覇権とれるんじゃないでしょうかね。

スマートテニスセンサーを導入したというスクールも少し前に聞いたのですが、はたしてどれ程の人気が出ているのだろうか。

データを計測して見てくれるのであれば見てほしいですよね。凄い強みです。

一番嬉しいのはトラックマンが個人で買えるレベルになる事ですが・・・いつになるかな :23 イシシ:

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:29 | 1,763件のコメント