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インパクトは前向きだが

フォアハンドでパンチ力のあるボールを打つためには

インパクトで、上体がしっかり前向きになる必要がある。

 

一方

昔から構えでしっかりと横向きになるようにと指導されてきた。

これは上級者がちゃんと横向きに構えてから打つためで

上級者と中級者がラリーをすれば

上級者が横向きから前向きに上体を回転させて打てるのに対し

中級者は横を向いたら前を向けず

前向きのままでは勢いが足りないということになりやすい。

 

じょあ、上級者はどんな風に構え

どんな風に前を向くのかということを考えてみる。

 1312nadal

実はどう構えるのかということについては

「フォアとボールとの出会い」 という題で

11月15日にこのブログで解説した。

それはバウンド直前からインパクトまで。

今回はそれ以前の話と思っていいだろう。

 

さて、構えが始まるのかというと

相手ボールがネットを越えるより前

フォアバック、どちらに来るか決まった直後なのだ。

そしてボールがネットを越えたころには

こちらの肩の線はほとんど横向きを作ってある。

ついで、少し待った後

ちょうどいいタイミングで、引いてヒット。

上体の向きもこれにあわせて

少し引き足して、大きく前に向かって回転していく。

 

これぐらい早く構えると

少しくらい早い打球が来ても、余裕を持って対処できる

だから上手そうに見える。

 

だから、まずは上手そうに見えるように振舞ってみる。

相手ボールのコースが決まったとたんに

横向きの構え、その動作を始める。

スウィングに余裕ができて今までよりも余裕を持って打てるようになる。

つまり上手くなっている。

 

上手そうに振舞えば上手くなるのだ。     テニス

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 22:54 | コメントは受け付けていません。