フォアハンドのテイクバックだが
構えからインパクトまで腕を内旋も外旋もしない
つまり肩関節をひねらないで引いて振れば
面がぶれるはずが無く
エラーするわけがない。
プロは当然のようにそうする
というか、そうゆう人しかプロになれない。
だからプロにあこがれる人はみんなそうなりそうなのに
なぜかそうならない。
私のブログを見てくれて
理解してくれる人でもそうなのだ。
ある日の、私の研修会でのスナップ。
この方はかなりいいフォアを打つのだが
やはり縦に散らばる。
これだけ上向きに引けば
被せるようにスウィングしなければならず
当然不安定になる。
これは直す前のウォームアップなので
この日、最後までこうだった訳ではないが。
振りやすさを取るか?
面の安定をとるか?
振りやすさを取ってプロになった人はいないのだが ・・・
何回か研修に来てくれた方で
実際に面を手で押さえて向きを感じてもらったのだが
引き終わりで45度くらい下向き?、後ろ向き?、斜め下後ろ向き。
さらに45度、私の手で直して感じてもらい
完全下後ろ向き。
無事1本目から入るフォアになった。
これくらい、自分で感じるのは難しいのか?
この話をし始めて、30年以上
いまだにこの説明で直る人がほとんどだし
何度も同じように直した人もいる
そして、毎回、感心してもらえる。
松原さんはコーチとして
ほとんどこれで食っているのかもしれない。
テイクバックでラケット面が後ろを向く
これが常識になるのに、あと100年くらいだろうか?