世界一のサーブ技術の持ち主は
鈴木貴男だと思います。
もちろん、今は少し衰えてきていると思いますので
しばらく前の、若いころの話です。
観戦したジャパンオープンで
エースを連発
鳥肌が立つほど感動しました。
内旋、回内を使った基本的な腕の部分
および、必修科目ともいえるリズムや流れはもちろん。
以下、選択部分になるが
下半身のステップ (左足をステップインします)
ゆったりした、ひざの屈伸
上体の捻りと肩の傾き
身体の伸びとラケットヘッドの遅れとの位相差
(ラケットヘッドはこの後、まだ下がります)
インパクトのブロックと姿勢、肩の線の入れ替え。
フィニッシュでのバランス
もちろん強烈な内旋と回内
ネットダッシュへの滑らかなつながり
単にスピードとか、角度とかを考えれば
身長が2mをはるかに超える
カルロビッチのほうがすごいと思いますが
持っている体力を全てスピードに変える技術
なのに、精密なコントロール
鈴木貴男
人間業で考えうる、究極のサーバーです。