『レフティスタイル』 さんから4つ目の質問です。
以下がコメントのその部分です。
松原コーチ、こんばんは。いつも楽しく拝見しております。
本日もまたいくつか質問させてください。
4つめは、軟式テニスから硬式テニスへの移行について
私の知り合いが、サークルに入ってきました。ン十年前に軟式を7年やり、最近、(硬式)テニスを始めたとのこと。フォアとサーブはそこそこ上手いのです が、バックハンドは片面打ちで確率は悪いし、またグリップチェンジの癖がないのでボレーは全くダメです。少しでも(硬式)テニスが上手くなりたいとアドバ イスを求められますが、バックハンドは思い切ってダブルハンドにすればと言ってますが、ボレーはどうしたらいいか検討もつきません。そこで、少しでもアド バイスいただけると有難いです。よろしくお願いいたします。
レフティスタイル より
私の答えです。
バックハンドですが
軟式のころはバックがうまかったのに硬式ではうまく打てない?
それとも
軟式のころもバックが下手だったので、硬式でもうまく打てない?
どちらでしょうか?
後の方なら
私としての答えは簡単
いっぱい練習しましょう、ということ。
先の方
軟式ではバックがうまかったのなら
面感覚の問題です。
軟式ではボールのホールド時間が長いので
面をかぶせながら打つ人が多い。
同じようにすると
硬式では下に飛んでネットしてしまうのです。
硬式では面の方向が重要ですので
バックハンドの場合振り出してからインパクト後少しまで
垂直面を保つ必要があるのです。
エナンのバックハンドはウェスタンの裏
全くの軟式グリップです。
しかも、世界1のバックハンドです。
アルマグロも
この人は軟式と同じ、片面打ちです。
垂直面を保っているでしょう。
軟式で面ができていた人なら何でもない。
そのままでいいと思います。
ボレーですが
ちょっと昔、1920年ベルギーのアントワープ
日本のオリンピック史上、最初のメダルを獲得した
テニスの男子シングルスとダブルス
ともに銀メダルの、熊谷一弥大先輩です。
フォアボレーの写真です。
100年後の東京は錦織君にとってほしいですね。
そうそうボレー
このころの人たちはバックもウェスタン
できないことはないのです。
とりあえずの試合はウェスタンで
並行して、薄いグリップを練習したらいいんじゃないでしょうか。