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片手バックの意味は

松原テニスクラブ印西

ある女性会員さんから

片手バックハンドの質問を受けました。

昔、軟式をやっていたこともあり

以前は片手で、最近は両手で打っている。

両手打ちの感覚がなじめないので

片手打ちに戻したいがどうでしょうか?

という質問。

実は、『れねしす』 さんの2つ目の質問も

かなりそれに近いので一緒に紹介。

以下がそのコメント。

現在、バックハンドはシングルハンドです。
昔はバックハンドの方が安定感があり、ミスしたくないときは、バックハンドに回り込むくらいでした。
20年弱のブランクを経て復帰後、バックハンドの不安定感が半端ないんです。やたらとホームラン級のあたりを増産します。原因は、右肩を中心に円運動で右手を動かしてしまい、面が上向きでインパクトし、円運動のままボールを上方向に運んでいるからのような気がします。と、分かっていても、治らないんです。 また、うまく打てた時でも、弾道が低いフラット系のボールしか打てません。 なんかコツを教えてください。
また、今、バックハンドがあまりにも打てないので、ダブルハンドに挑戦しようとしたのですが、思い切ってふりぬいても、ハエがらくらくとまれそうな遅く力のないボールが飛んでいきます。シングルハンドからダブルハンドに移行するコツや練習法はありませんか。

れねしす より

私の答えです。

バックハンド、両手打ちを採用か

片手打ちにこだわるか?

テニス界、永遠の謎のひとつでしょうね。

特に日本の場合

軟式、最近はソフトテニス出身の人が多いので

片手打ちを両手打ちに変えるかどうか?

悩む人が多いのでしょうね。

どっちが有利なのか?

プロの場合はどうでしょうか

片手打ちのすごいやつ

ガスケ

エナン

ワウリンカ

対する、両手打ちのすごいやつ

ナダル

ジョコビッチ

錦織

私のほんの印象ですが

片手バックの人たちは

これを決定的な武器にしている人が多い。

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打ちたくてしょうがない。

両手バックの人たちは

フォアハンドがメインの武器で

バックは安定した防御的な武器にしている人が多い。

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とにかくバックで困らないようにしている。

『れねしす』 さんの質問の中にも面白い1節が。

「昔はバックハンドの方が安定感があり、

ミスしたくないときは、バックハンドに回り込むくらいでした。」

そう、そんなときはミスらないし、振りぬきやすい。

そんな時は、相当にバックの構えも早いのです。

だから間に合うしバックに対しての集中力もある。。

片手打ちは両手打ちに比べ

スウィングに時間がかかり

腕だけでは勢いがつけにくい。

ただし一旦はまって

フルスウィングすれば、すごいのが打てる。

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この魅力に取りつかれれば片手打ちだけど

時間のないバックハンドリターンなども

無難にこなすには両手打ちが楽。

そのうえ

トップスピンを前提にすれば

リーチも打点を後ろにできる分

両手打ちの方が広めになる。

 テニス=パンパシフィックOP、決勝はラドワンスカ対ペトロワ

アマチュアの場合は

好きなのを選べばいいのだが

しいて言えば

バックが苦手で克服狙いなら両手打ち。

走りざまのパスなどで

存在感を見せつけようというなら片手打ちカモ。

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松原さんの場合だが

存在感見せつけ意欲モリモリの片手打ちなのだ

しかし、フォアハンドで攻撃中

突然のバックハンドに構え遅れるのはなぜ?

まだまだ発展途上の人としてはそうゆうこともある鴨。

さて、細かい技術的なアドバイスはまた日を改めてお話ししよう。 テニス

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 19:07 | コメントは受け付けていません。