レネシスさんから小5のお嬢さんに関する質問です。
夏休みの試合シーズンですので
ほかの質問を差し置いて優先扱いで取り上げます。
以下がコメントのその部分です。
またまた、小5の娘に関しての質問です。
ただ必死にボールに追いついて、当てるだけでなんとか返す相手が苦手ということでアドバイスをいただきました。その時のアドバイスを基に、そういう相手にも安定して自分のテニスをできるようになりました。ありがとうございました。
しかし、また同じような悩みが。
必死にボールに追いついて、「当てるだけで返す」までは、同じですが、プラス自分からも打てる子で最近苦労しております。ラリー中、深く回転がかかった球 で娘がおしていくと、面をうまく作って返してくるわけです。そのボールは回転はかかってないものの、弾道が高いので高くはずみます。それも、比較的 深いところにコントロールされるため、身長が低めの娘は、ベースラインよりかなり後方に下がった上で、軸足にパワーをため、貯めたパワーを思いっきり開放 し、打ち終わりで相手に背中をみせる身体を回転させて、自分の顔くらいの高さのボールをスピンを思いっきりかけて打ってます。序盤はその打ち方で、さらに 追い込んでチャンスボールが来たところをたたいて決めてます。中盤になってきたり、2回戦・3回戦になってくると、体力的にきつくなり、同じ打ち方をする ものの、ボールが浅くなりがちに、且つ、回転も少なくなり、相手にチャンスボールを与える形になります。ライジングで処理しようとこころみたこともあるの ですが、練習不足も有りミスが目立ちます。
夏休みで公式戦が続きます。即席でなんとかなる戦い方はありませんか。また、今後じっくり取り組むべき戦い方、練習はありますか。
レネシスより
私の答えです。
基本的にやっていることはその通りで
「根性だ」 というのがまず1番の答えです。
気合を入れてやり抜くことではないでしょうか。
チャンスボールが来るまで打ち続ける
そうしているうちに
体力も根性もついてくる。
でもすごいですね
よくそこまでのレベルになったと思います
大したものですね。
しかし、ここで気合を入れてやり抜けば
もう1段上に行けます。
さて
もし体力と根性で打ち続けることができないなら
しこるしかないと思います。
簡単に決める方法があるなら
最初から苦労はしない。
トップスピンが大変なら
フラット気味にして
相手がエラーするまで
またはあきらめるまでしこり抜くのです。
そうまでして勝ちたいのでなければ
あきらめればいいのです。
テニス、強くなった人はみんな1度はここを通ります
こんな情けないテニスで勝ちたくなかったら
後で、死ぬ気で努力すればいい。
とりあえず
明日は安易に勝つ方法がない以上
体力が持つように考えてコートに入りましょう。
スポーツドリンクと水
バナナとおにぎりをもってコートに入りましょう。
最後のパワー用にチョコレートも少し。
そんなわけで
この夏は体力と根性で頑張ってください。
一度
「あの子と競るととんでもないことになる」
と評判になれば
それだけで勝ちやすくもなります。
今後、次の課題ですが
サーブの強化
相手のリターンがチャンスボールになるように。
リターンの強化。
その次のボールがチャンスになるように。
次はドライブボレー。
とにかく
早くチャンスボールが来るように
チャンスボールを1発で決めるように。
相手はそれを避けるために無理をする
そうすれば相手のエラーも多くなっていき
ますます試合が楽になっていきます。
とはいうものの
お互いにそのレベルになれば
またまた、同じこと。
ますます体力と根性が必要になることは
ラドワンスカだけではなく
プロの試合を見ればわかることですよね。