昨日、木曜日
有明へ行ってきた。
楽天ジャパンオープン
錦織の応援といろいろなテニス
ボールのスピード感などを見るためだ。
間際までスケジュールが決まらなかったので
事前に前売り券などの手配はない。
売っているのは
自由席券とグランドスタンド券
外のコートはダブルスの1試合のみ
グランドスタンド券、買う奴なんているのか?
当然、コロシアム最上段に入れる
いや、最上段にしか入れない自由席券を購入。
11時から7時まで、じっくり見ることができた。
さて、今日の話題はサーブの立ち位置。
2人の対照的なプレーヤーを見つけたのだ。
1人目、サーバーといえばこの人
ラオニッチ
ジュースコートでは
で、アドコートでは
左右対称、面白くもなんともないが
パワーサーバーはこんなもの。
リターン後の流れがなんて考えない (わけでもないのだろうが)
サービスの威力を考えて、当たり前ポジション
最短距離ポジションから打つ。
昨日も、1本目から、「バコーン」
「フィフティーン」
他の人とは音が違う。
対して
サイドによる違い
ボールの球質を最大限に生かしているのがこの人
錦織と対戦した、アメリカのヤング。
ジュースコートは
ここなのに
アドコートでは
かなりサイドに寄ってサーブする。
サウスポーのスライス気味の大きく曲がるサーブが持ち味
それをよりワイドに持っていくためのポジションなのだ。
そうゆう意味では
ジュースコートも同じ考え方
右利きのバックにいかに曲げるのかという立ち位置なのだ。
そしてそれをレシーバーに意識させておいて
危機になると
フォアのワイドにフラットで、「ドカン」
ジュースコートでは何本もこれでエースを取っていた。
実はこのヤングの立ち位置
私の立ち位置と全く同じ。
右利きの松原さんと
左利きのヤングさんが左右対称というのではない。
絶対的に同じ位置。
アドコートでワイドにスピンサーブを打ちたい
それを少しでも有効にしたい松原さんは
センターマークとサイドラインの中間くらいに立つのだ。
右利きスピンサーバーによくある立ち位置なのだ。
サウスポーでここまでやるのは初めて見た。
フラットサーブ230km/hの人はこんなことまで考える必要はないが
回転系のサーブをメインに使う人はここまで考えているということ。
こうゆう考え方を参考に
自分の球質にあった立ち位置を考えてみるといい。