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薄ければ肘は伸びる?

お嬢さんの両手バックが窮屈そうという

『れねしす』 さんから再度のコメントが入りました

もしかしたら誤解があるかもと思い

再度、追加の説明を書きました。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ   御礼が遅くなり申し訳ありません。
回答ありがとうございました。
旧ブログを含め松原コーチのバックハンドの記事を全て読み返してみました。手首を固めて打つ。面をまっすぐに保つということを、ずっと一貫しておっしゃっているのですね。土日で、娘と両手初心者の私自身双方が試してみたしたが、この二つ意外にに難しいんですね。
そういえば、娘のグリップ確認しましたが、右手はコンチネンタル、左手はイースタンで厚くはありませんでした。となると、今の打ち方はまずいのかなぁと思いつつ、娘に自分で試行錯誤させてみます。

れねしす より

 

 

 

水瓶座  私の説明です

グリップの持ち方、厚いか、薄いかと

肘の曲がり方は相関関係があり

普通は厚いグリップの人は肘が曲がり気味

薄い人は肘が伸び気味です。

ですが

現実には腕力とも関係してきて

力のある人、つまり男は伸び気味だし

力の弱い、女子供は肘が曲がり気味になります。

syara1410bk

シャラポワは左手がイースタンくらいなのに

手首を折り、肘を曲げ

擬似的に、厚いグリップ状態を作っているのがわかります。

その方が鋭く振れて

ラケットヘッドのスピードが出る。

 

その逆をやる典型がこの人、ナダル

厚いグリップなのに手首を伸ばし気味に使い

nadal1410bkb

つまりグリップによらず

力が弱ければ

肘を曲げなければするどくは振れないということです。

ナダルの腕の太さなら

腕を伸ばし気味でも鋭く振れる

その方がラケットヘッドの速度は速くなります。

 

プレーヤーは、もちろんお宅のお嬢さんも

自分のパワーにあった、一番効率的な使い方を

たくさん打つうちに、自然に会得するのです。

どちらがいいというものではありませんし

無理に直すと情けないショットになるかもしれません。  テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 11:57 | 2件のコメント