『レフティスタイル』 さんからサーブの質問です。
以下がその内、1つ目の質問部分です。
・・・ 1つ目の質問です。
今回、松原コーチの最後のコメント、膝の曲げ伸ばし。「ゆっくり伸ばして終わってから腕を振り出すのです。」これって、ちょっと考えると不思議ですよね。 膝を伸ばした同じタイミングで、腕を振り出すというなら、2つの力がボールに向かっていくというイメージで理解しやすいのですが、伸ばし終わってから振り 出す。実際やってみるとタイミングの取り方も結構難しいです。どうしても膝をサッと伸ばし、それからできるだけ遅れるように振り出すことになります。
メカニズムもよく分からないのです。「サーブの威力を上げるには、膝の曲げ伸ばしの力が6割以上を占める。腕の力は抜いて!」と言う者もいます。再度、ご解説いただければ嬉しいです。 ・・・
私の答えです。
「運動連鎖による説明、腑に落ちました。」
との事で
そのまんま、サーブに取り入れてほしいのですが。
ひざが伸びていくことで上体に運動量ができる
ゆったりとひざが伸びていくことで
ついでにラケットが反動で垂れ下がる
上体の運動が止まり、ラケットが垂れさがる。
運動量が腕に移動するのに合わせ
腕を振り上げていき
ひっぱたく
というストーリーです。
ユウックリ、動作しないと
すべての形や運動連鎖が成立しないので
ラケットをしっかり垂らすまでは
とにかくユウックリお願いします。
この運動量の移動というか運動連鎖というか
鞭(ムチ)の動きをつかって
波動の伝搬で説明するとわかり易いので
そのうちにまた。
フォアハンドは横鞭
サーブは縦鞭、でしょうね。