マドリードオープン
残念ながら
錦織圭は準決勝でマレーに敗れてしまった。
1セット目は3-3でブレークされ、3-6。
2セット目は1-1から
先にブレークしたが
すぐにブレークバックされ、2-2。
4-5になり
ブレークされ、4-6で負け。
このレベル
世界で5位以内の話は
勝つとすれば、ブレークは1回まで
できれば1度も無しで行きたい、ということ。
じゃあ、どんなサーブが必要なのか?
実は
厚めに持ち
(もちろんコンチネンタルの範囲だが)
どフラットサーブを打てば
ほとんどのプロは200km/hは出る。
しかしそれでは
入った時のポイント獲得率はいいが
ちょっと狂うと
まるで入らない時間帯ができてしまう。
その時に
1stとはまるで違う、スピンサーブで打つ
甘いコースの2ndを攻撃され
ブレークされてぼろぼろと ・・・
理想を言うと
安定して70%くらい入り
しかも
入った時のポイント獲得率が
80%くらいあればいい。
それってどんなサーブ?
こんなサーブ
スピンがしっかりかかる内向きのラケット面
(上の写真のはちょっと極端だけど、下の向きは普通の一流サーバー)
スピンサーブの形だけれど
1stサーブでは
回内をしっかり効かせて
バックに入れるときは
厚めに、フラット気味に当てる。
フォアに入れるときはスライス気味のスピンサーブ。
基本的にスピンサーブなのだ。
こんな、1stが打てれば
2ndもほぼ同じ球質で打つことができる。
ほぼ同じ球質なら
大胆にコースを突くこともできる。
そうすれば
2ndのポイント獲得率も高くなり
ブレークされる確率がとても低くなるのだ。
サーブゲームが冒険にならずに
たんたんと、キープし続けることが
上位の試合では大切なことなのだ。
ここまでシビアーではないが
1st、2ndの位置付けについて
市民大会レベルでも考え方は一緒だと思う。