サービスゲームを2回以上取られると負ける
という話を書いた。
ふと
そうじゃない人もいたことを思い出した。
今年も日本に来ていた、こんな怪人
アンドレ・アガシだ。
彼はコンスタントに
相手サーブゲームを1セットに2回くらい破っていた。
だから
時に自分が2回落としても平然と追い上げて
勝利をものにしていた。
相手サービスゲームが不利なように見えなかった。
最近の流行は
サービスキープを繰り返し
チャンスと見ると
セカンドサーブに対し
ベールライン内に入って行って
リターンをライジング気味に取って
一発攻勢をかける。
アガシは
相手の1stサーブでもベースライン辺りから
しっかりリターンして
かなり高い確率で
互角かそれ以上の打ち合いに持ち込んでいた。
彼のストローク力なら互角なら充分なのだ。
必ず最後は圧倒する。
彼のリターンの特徴は
面がぶれないこと。
フォアでも
バックでも
面がぶれない。
これはテニス365ネットの技術解説ページ
インパクト後まで手首の角度を保っていることがわかる。
サーブのボールは重たいので
手首を緩めるとグニャっと面がぶれる
これをしっかり
インパクト後まで保つ意識で
サーブに負けないラケット面を作るのだ。
アガシのまねをすることで
リターンを得意ショットにすることができ。
試合に勝ちやすくなるのだ。