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バックの調子が上がってきた

バックの調子が上がってきた。

片手打ちだが

セカンドサーブのリターンを

ジャックナイフのようにして

ライジング気味に打つようにしてから

バックの調子が上がってきた。

 

大胆に打ちに行くことによって

打点も高くなり

ショートクロスにも狙えるようになってきた。

 

片手バックハンドというものは

上体に対し

打点の前後位置が1点しかない。

rogerfed1505bk

フォアハンドなら

打点が遅れても

肘の動きで少しなら吸収できるし

いざとなれば

ナダル打ちという奥の手もある。

nadal1505fin

バックでは

肘が逆にでもならない限り不可能だから

上体の位置で調節するか

とにかく

振り出しが遅れないようにするしかないのだ。

 

ところが

安全にしっかり構えて

確実に捕まえようとすると

ついつい、ボールに食い込まれて

ネットしてしまうミスが付いて回る。

 

それが

積極的に前に捉えに動くと

ぴったんこタイミングが合う。

 

前に動くことで

動きしろが調整しろになり、タイミングを合わすこと

構えが早くなることによるご利益

気持ちの積極性

すべてがいい方向に働くのだろう。

 

もう一つ打ち方で考えられるのは

後退しながら打つこと。

federer1503bksagari

もちろんこれも有効

だがフォアハンドほどは

パワーの面で優位ではないかもしれない。

 

そうそう

バックの得意な人の脚の形

gasque21504

ひざが前に出て

脚の付け根に角度がある。

これにより

上体を自在に動かす腰さばきパワーはもちろん

前後の位置の自由度が

少し増えるというご利益もあるのだろう。

 

今日は30年ぶりに

バックハンドのハードヒッターに返り咲こうとしている

松原さんをレポートしてみた。  テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 19:06 | コメントは受け付けていません。