フォアハンドのインパクト以降に
スウィング速度の最高値が来ることに対し
3人の方からコメントをいただきました。
その中で
『Kinamanghuran』 さんの説明が素晴らしく
その通りだと私も思うので紹介します。
以下がそのコメントの要点です。
・・・
以前、野球かゴルフのコーチによる講演会で同じような話題が出たときに
1)打点で最高速度に達するというのは一見すると一番効率が良いように思うが、物理的に見ると打具とボールが接触したことにより打具に減速方向の加速度が生じていることをあらわしている
(打具がボールに弾き返されて「打ち負けている状態」って説明されたかもしれないです)
2)打具からボールにより強い力を伝えるためには、打球の瞬間には打具が(スイングの)順方向に加速しつづけている必要がある
3)よって、スイングの最高速度が生じている瞬間は打球時ではなく、打球より後のフォロースルー中にあるべき
なんて説明をされて妙に納得しちゃった覚えがあります。 ・・・
Kinamanghuran より
私の考えです。
まったくその通りだと思います。
インパクトで最高速と思うと
そこで加速が終わり、ボールに押し負けてしまう。
だから
インパクト後も加速を続ける。
物理的な説明として正しいのではないでしょうか。
その時
インパクト直後までの加速があればいいわけですが
私の感覚や
プロのスウィングを見ていると
直後ではなく
かなり後まで
手の動きで
インパクト後60cmくらいでしょうか
だからラケットヘッドは120cm位?
先で最高速を記録するつもりじゃないと
本当にパワーが乗らないような気がします。
それは上体の向きも関係していると思うのです。
インパクトでしっかり前向きになる必要があるのですが
加速をインパクト直後までと思うと
上体の動きが前向きで止まっちゃう。
それでは振り切れないのです。
インパクト後、もうしばらく後まで振り抜くつもり
加速するつもりだと
インパクトで前向き
フィニッシュで左向きにまで行くのです。
このインパクト後に、何cmというのはあくまでも感覚の話です
計測すれば違うデータが出てくるかもしれませんが
他の人に再現してもらう話
つまり
コーチが口に出す表現としては
感じ方の真実の方がより重要かもしれません。