先日の大学での合宿中
一番若いレギュラーの小林君にスマッシュのアドバイス
彼はダブルスのインカレ選手なので
当然、かなりのスマッシュ力なのだが
今回初めて会って
ジャンピングスマッシュの当たりがちょっと物足りないのと
時々だがすっぽ抜け気味の当たりがあるのに気が付いた。
アドバイスはテイクバック時に
ラケットヘッドを少し前に倒すこと。
どうゆうことかというと
これはアンディー・ロディックのサーブだが
手首の角度に注目してもらいたい。
少し手首が内向きに折れている。
この折れた形が
インパクトで再現するのだ。
構えから一度動いてしまっても
手が元の形を覚えている。
インパクトでこの形が戻ってくる。
そしてこの形で取るのは少し後ろ目の打点
ここが一番強烈なパワーを生み
なおかつ深さのコントロール感のある場所なのだ。
ここではない
そしてフィニッシュ
全てサーブの写真だがスマッシュも同じ。
そうそう、小林君の45年くらい先輩に
スマッシュだけはすごい人がいた。
この手首、ロディックと一緒でしょう。
背景を見ると彼にアドバイスした隣のコートのようだ。
スマッシュの技術、実は昔から一番変わらない形なのだ。
(昔だってすごかったんだぞ、という年寄りの ・・ )
こんな風に打つと
コントロール感もあるので安心して打てる
なおスピードが増す。
小林スマッシュの打球音
それまでのバシッという音が
バキッという音に変わった。
男の子がジャストミートしたら
当然こうゆう音になる。
その後サーブでもやってみなというと
やはり音が変わった
そして、深さのコントロールも
どこを変えたらこうなったのか
ぜひ覚えておいてほしい
手首の角度 保つ バキッ なのだ。