10月6日火曜日
楽天ジャパンオープン観戦のため有明へ
11時開始、最初のお目当ては、1番コート
オーストラリアの世界最速サーバー、S.グロス
フランスの、J.シャルディとの1回戦だ。
生の試合観戦の最大目的は
以前にも話したが
生のスピード、ボールの軌跡、身体の動き、迫力
これらを知ることなのだ。
だから、グロス、193cm、99kg (でかい)
263km/hの世界最速サーブを記録している人。
この人のスピードを見たい。
11時の定刻を相当すぎて、選手登場。
試合開始とともに
エース、エース、ダブルフォールト、相手ラケット先端をかすめてキープ
5ゲーム目に連続写真を撮ったので、紹介しよう。
この間前後に身体を揺さぶり
なんでも、関節が曲がっているのが特徴
トスの腕も曲がったまま
腕だけ伸ばすのは、身体の使い方としてやりにくいのだろう。
腰が入り (ここまで身体を使うのはロディックくらい)
手首の角度もロディック以上に内向きに角度がついている。
腕も身体も伸びていく
左肩から右ひじまで一直線 (教科書通り)
肘の角度もほぼ直角に近い (いやちょっと曲がりすぎか)
上体が前向き、しっかり伸びたところで
ラケットヘッドは完璧下向き
少し打点が前になっているのが、本日やや不調の原因?
肘を残してフィニッシュだが、思っていたほどの迫力では ・・・
ここまで3枚、しっかり上体が前向きで
ブロックできていることを示している。
だからそのための、左足着地。
上体も前に倒れていない
そのまま、前進して ・・・
サーブがエースになってしまった。
腕の使い方は教科書通り
身体の使い方は、できることは何でも目いっぱい使って打つ。
身体が終わってから腕という連鎖もまさに教科書通り。
ただ、なんとなく打点が前というのが気になる。
さっきの手首
あのスマッシュで抑えの解説をした手首だ
これが前すぎる打点と会わない
少し加減が必要になっちゃう。 (今日は不調鴨)
それとも少しひじの角度が鋭角なのとのマッチでこうなのか?
他の日に見たことがないので ・・・
もう少し後ろなら
ファーストはもっと安定して、最大パワーで入るだろうし
セカンドでも安心してぶんなぐれる。
だからかどうかはわからないが
試合は、セカンドサーブをシャルディーのバックに叩かれ
3-6、0-2 となったところでリタイア (理由は知らない)
猛烈なサーブだが
普通のトップクラスのサーブ
むかし
ボリス・ベッカーのブンブンサーブ見て唖然としたのに比べると
世界最速というほどには感じなかった。
(確かに、ちょっと不調だったのかも)
シャルディーの両手バック、ライジングリターンはすごかった。
この日は
キリオスのサーブやバックハンド、ポジション取りなど
最後はダブルス、セカンドタイブレークの出だし、内山のスマッシュミスまで
ほぼ全試合をつまみ食いしてきた。
この後も何回か
思いついたのを写真と一緒に触れてみようと思う。
ああ
スマッシュはおとといのあれ、手首
なんだよな。