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運動連鎖は鞭のごとくに

しつこく、シツコク、繰り返して

基本フォーム、打法のすべてを伝えようとした

サービス連載もとりあえず最後にするつもり。

 

コースの打ち分けや左右の構え方など

まだまだたくさんあるが

スピードとスピン、基本フォームに関しては

今日までのことをちゃんとやれば

200km/hは可能なはずだし

強力なセカンドサーブも獲得できるはず。  テニス

 

 

さて

今日の話は身体の使い方その順番、タイミング、コツといったこと。

ズバリ結論を言っちゃうと、鞭、ムチ、むち。

 

サーブの運動量の伝わり方は波動と考えるとわかり易い。

2人で持ったロープを伝って相手に動きを伝えると思ってほしい。

 

こちらの手元をゆすると、波が向こうに伝っていく。

その時に

ただ一方向、例えば下にだけ動かしたのでは波にならない。

下に動かした手を元に戻すようにすると、波が発生する。

 

つまり

波というのは動作を止めるか、反対方向に動かすと発生し伝わる。

 

一気にサーブに導入する。

CIMG5451

ひざを曲げて

CIMG5456

伸ばす

CIMG5459

ひざの伸びが止まり、運動量は上体に移行

胸が張られ

上体が垂直に戻り、停止

CIMG5460

上体の運動量は腕に伝わり

肘も止まって

大きなゆっくりな動きの運動量は

小さいが、ハイスピードの前腕とラケットの動きに移り

CIMG5461

一気にインパクト

CIMG5462

肘が残り

ラケットヘッドが引きつけられ、終わる。

運動量保存の法則なのです。

 

さて

最後の3枚の写真で

上体の動きがほとんどないことに気が付く。

 

前の動きがちゃんと止まってから次のパーツが動いていく。

これが運動連鎖の

鞭打ちの極意なのだ。

 

ついでに1つ

ジャンプし、上体が伸び終わってから、ヒット

だから、すごいパワーも得られるのだが

ジャンプし、上体が伸び終わったから、かっこいい

いつも同じいい姿勢ということ。

 

つまり

コントロールも最高なのだ

TOMLJANOVI1412sr

ついでに打球直後のこの写真

上体の軸の延長戦よりも打点が後ろになっている。

肘を残して、内旋をかける理想のフォームだと

打点が前ではネットしてしまう。

 

この

体軸よりも後ろに打点を取ることが

サーブスマッシュのパワーとコントロール

具体的には深さのコントロール感の必要条件なのだ。

 

運動連鎖は鞭のごとくに

1つ1つ、動作を独立させ、止めていくのがコツなのだ。  テニス

 

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 18:44 | コメントは受け付けていません。