バックボレー引き起こし

ボレーの説明はフォアハンドの方が多い

それは

バックはスライス慣れしているのに対し

フォアがスライスの使用頻度が低いので

上級者には、フォアボレー苦手派が多いため。

 

だが

昨日、若者たちを指導していて

バックボレーの未熟さに気が付いた。

 

どうも最近は両手打ちが多いこともあり

バックでスライスを使うことが少ないためのようだ。

 

基本のスライスはフォアと同じ考え方なので

今日はパンチするための、引き起こしモアパワーについて。

 

さて

強打するための基本は

打点を前にすることと

高目にセットすること。

 

高く構え

hv11

手を赤い矢印方向に引き下ろし

ラケット面を加速させながら引き起こしていく。

グリップ側が下に引っ張られることにより

ラケット面が起きてくるのだ。

hv22

引っぱる方向は

最初は斜め前方、下に

面が起きるにつれ

徐々に真下方向に変えていく

それによりさらに引き起こし、加速させる。

 

この方向に手を動かせば

ラケットは自然に立ってくるので

頑張って、自力で起こす必要はない。

 

ぐらついてはいけないので

保つという意味で

しっかり、腕や手に力を入れておく。

 

そして、インパクト

hv33i

この後は

面の安定性のため

凹型の弧を描いたスウィングにつなげる。

そのため手の動き方向を

インパクト直前から、前方向に変えていく。

だから

少し上向きのフィニッシュになる。

hv44

ポーチボレーなどで

この引き起こしを使えば

かなりの強さでパンチできる。

 

次に

これプラス、というか

この引き起こしを少し小さくして

前腕の回外を使うのが最近の流行だが。

 

これはまた次にしよう。  テニス

 

 

 

 


カテゴリー: ボレー | 投稿者松原コーチ 18:29 | コメントは受け付けていません。