面が上を向くのは

『れねしす』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  こんにちは。
松原コーチが常々おっしゃている今回の話。
娘に実践しようとしているのですが、どうもうまくいきません。
時計の文字盤でいうと7・8くらい(松原コーチの面の向きを描いた画像でいう2つ目の青い線)まではいい感じなのですが、
そこから、あまりラケットが下がらないで、肘を曲げながら、外旋しつつ、インパクトを迎えてしまいます。まさに、本文中の「インパクトで面は上を向く」の説明で張ってある画像な感じのインパクトです。更に細かく言えば、画像よりも、もう少し下でボールをとらえ、ラケットヘッド側がだらんと下がり、力が入りづらい状態です。打点を高くしても、肘や手首が高めになるだけで、ラケットヘッド側がだらんと下がってしまいます。ヘッドも走ってないんですよね。
本人も気になっていて、ずっと、変えようと努力しているようですが、なかなか。 なんか、コツないですか?
毎度毎度、長文で申し訳ありません。

れねしす より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

この写真ですよね

hurikofor1409

振り子で振り

打点が写真のように前でとらえれば

いやでもアッパースウィングになり

垂直に近い面になると思います

腕が伸縮すればべつですが

 

思うに

振り遅れて

打点が遅いのではありませんか

例えば、もう一つ左の青線辺りでとらえている

 

そうすると、ラケットヘッドが遅れる

そのままでは

逆クロスにサイドアウトになっちゃう

面を前に向けるために

ラケットヘッドを出す必要がある

そのために

腕が外旋し、回外し

ついでに面が上を向く

ラケットヘッドはさらに垂れ下がる

hb05i

たぶん

この写真よりも打点はもっと後ろではないでしょうか

 

実は結構うまい人でも

振り遅れると

スウィングが前半はダウンスウィングなので

面を作るためにスライスになるのです

 

さて

矯正法ですが

打点を前、早目にする方法です

そうそう

彼女はまじめな性格ですか?

 

そうだとすると

ボールをしっかり見ていますね

打点まで見ていると必ず

振り遅れますよ

 

さて

上体はしっかり前向きにする

手首は写真のような角度でしっかり固定

 

打点に最初から面を作って出しておき

短めに、浅く出したボールで当ててもらう

次にちょっとだけ引いて、スウィングして当てる

徐々にスウィングを大きくしていく

 

少しできたら

素振り

大きく引いて

ボールを (打球の線を) 想像して

手首を固定した状態のまま

ジャストミートの素振り

 

本人がジャストミートしたと言ったら

(本当に想像していれば、わりとすぐ言うと思いますが)

本当のボールで打ってみる

 

これで

うまくいくと思いますが。    テニス

 

 

 


カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 15:23 | 1件のコメント