月別アーカイブ: 2017年8月

緩いラリーなら

緩いラリーをするなら

握力を緩めたままで打てる

その状態でコーチは

「余計な力は抜きましょう」 という

1604nisifshippari

でも

きついボールなら緩めるわけにはいかないから

その時に備えて

「固めにしましょう」 と言っても駄目なことが最近分かってきた

人は所詮必要なことしかしないのだ

優しいコーチには楽な対応でいい

仕方ないので

レッスンでもきつく打つことにした

そうすれば

人は仕方なしに、ラケットをしっかり握る

これからは鬼のようなコーチと言われるようにしよう

nadal1706gats

同じクラブの人でも

クラブ会員さんは手首がしっかり

まあ、余計な力の入った人が多い

常に周りからやられつけているから

防御が硬いのだ

不細工なフォームの人でも、試合には強い

nadalff1706ff

(ナダルさんはいいフォームですよ)

 

それに対してスクール生は

フォームは美しいが変化に弱く

実戦的ではない

これはコーチのせい

 

これからのコーチは

顔や言葉はにこやかなところから

agasi1509fh

打球は鬼のような奴を打って 雷

スクール生に優しく接しなければいけない。 テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと, 練習法 | 投稿者松原コーチ 19:08 | コメントは受け付けていません。

サーブで緩急をつける

『キャプ』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です

カラオケ  ブログ、いつも楽しく拝見させていただいてます。

サーブの緩急のつけ方について教えていただきたいです。
緩急があるとリターンとしてやりづらいのは体験していますが、いざ自分が緩急をつけるとなるとできません…
スイングの速さは変えずに、ボールの触る箇所を変えるんだろうなとは思うのですが、どんなイメージで打っているのかなど教えていただけないでしょうか。

お時間ある時にでも、よろしくお願いいたします。

キャプ より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

ファーストサーブとセカンドサーブ

どうやって打ち分けるでしょうか?

 

もし、スピードを変えるなら

ファーストは厚めの当たりでフラット気味に

セカンドは薄めに当ててスピンをいっぱいかける

というのが理想でしょうか

tssr1602 (2)

セカンドサーブで緩急をつけるのは難しいですよね

だからセカンドは狙われるのだけれど

しょうがない

緩いのはいけるけど

速いサーブはちょっと怖いから

 

だから緩急つけるのは、ファーストで

速いファーストに

セカンドサーブを混ぜれば

緩急ですよね

 

回転をいっぱいかけるコツは

面をうんと内向きに構えて

CIMG3330

打点を後ろ気味にして

薄く当てる

CIMG3337

そうすればスピンが多めになって

スピードは落ちる

 

フラット気味にするコツは

打点を少し前寄りにする

usirodaten1609

といってもこんなもの

ラケットがかぶらないようにするには

面を少し起こさなければならなくなり

フラット気味に当たるというわけ

 

こんなふうにして

ファーストとセカンドを打ち分けられる人なら

緩急をつけられるだろう。  テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 20:11 | 1件のコメント

ダブらないように

土曜日

松原テニスクラブ印西で会員さんといっぱいダブルスをした

時々、ひんやりした風が吹き

いつ、雷雨が来るかわからない

そんなわけで

今のうち、今のうち、と言っているうちに

夕方に

結局雨は降らず

9セットくらいやった

もうガタガタ

 

そうそう、ダブルフォールトの話

CIMG5005

ダブルフォールトで大切なゲームを失った

対戦相手、会員の I さん

次のゲーム前にこう言った

「ダブらないようにしますね」

すかさず私

「しっかり打ち込みましょう」

「ダブらないイメージより、入れるイメージの方がいいですよ」

spin2

このイメージ法、わかるだろうか?

ダブらないというビジュアルはどうなるのだろう

ダブらないって言葉ではいいけど

絵にするとフォールトすること

それを言葉で否定しただけ

だからフォールトイメージしながら

しかもびくびくしながら、打つ

もちろんフォールト

 

セカンドはもっとびくびくして

ダブルフォールトとなるのだ

 

だから

ホントはこうすべき

「しっかり打って、狙った場所に入るイメージを作って」

「ポジティブな気持ちで打つ」

tssr8

何をするのかを明確にした方がいいのだ

もちろん、肯定的に

成功のイメージ以外必要ない

 

しちゃいけないことを考えると

たいていエラーする

 

ちょっとしたアドバイスを ・・・

 

ほんとは嫌いな奴がいたら

こうアドバイスしてあげよう

「大事なポイントだからね、ダブらないようにね、応援してるよ」

後でこう言ってあげよう

「だから、言ってあげたのに、残念だったね」   ペンギン

 

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 19:38 | コメントは受け付けていません。

ゆうっくり振り出す

フォアハンド

急ぐとろくなことはない

強く打ちたいので、頑張って振り出す

なのに、スピードが出ない

特に

これは女子に多い

(男の子にもけっこういるが)

力がないと思い、余計に頑張りすぎるようだ

 

じつは

スピード女子は、「ゆうっくり」 振り出し

後半一気に振り抜く

syarapo

シャラポワの声

まねできるだろうか?

エイ とか ぎゃあ じゃない

なんか

「ウーッ、ワー、」 みたいな叫び

「叫び声に長さがある」 のが感じ取れると

あなたのリズム感はちょっとしたもの

それがゆったり感

ゆっくりした振り出しということ

 

そのゆったり感が

振り子をうまく使って

力を無駄なく、スウィングに変えているからだ

 

声から、一流テニス

ハードヒットに入るのもいい手だ

 

だが

日本女子は

シャラポワにのめりこみすぎて

コートで大声を出さないよう

心の中で、ナガーイ声、高い声で叫んでほしい。 ムード  るんるん (音符)

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 17:26 | 1件のコメント

先を引きすぎない

フォアハンドは強く打ちたい

だからラケットを

もちろん、ラケットヘッドを目いっぱい引いて打つ

だがどうもパンチ力が足りない

じゃあ

パンチ力のある、あの人はどうしているのか?

kei1608ff

実は

ラケットヘッド、目いっぱいまでは引かない

nisifd1708

手首の角度にまだ余裕が

そして、振り出すと

手首がしなって

1604nisifshippari

インパクトにはすごい勢いで戻る

nisifstaore1708

だからパンチ力が出る

 

縦にしならせ成分を多くすれば

スピンを増やせるし

 

上体の開きを多くして

ラケットヘッドの戻りを遅らせれば

逆クロスにもハードヒットができる

いろいろ応用も広がる

 

そうそう

先日

下川井テニスクラブで会員のOさんにこれをアドバイス

次の週にお礼を言われた

打球のスピードはもちろんアップしたのだけど

もっと嬉しいのは

「手首がいたくなくなった」 とのこと

いい加速ができているので

急激な負担が減り

手首に優しくなったのかも

まずはめでたしめでたし。  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 傷害、治療 | 投稿者松原コーチ 18:32 | コメントは受け付けていません。

最後の足を踏み込むときは

ダッ、ダダダ、グウッ、バシッ

フォアハンドのフットワーク

細かく合わせながら追いつき

いや

おおざっぱに走りながら

なんとなく合わせ

最後に大きく踏み込んで、踏ん張る

その時

CIMG3259-0.5

手の位置はこの辺

構えができている

だから

その右足が踏ん張る時に

振り出しが間に合う

CIMG3263-0.1

そして空中で、インパクト

CIMG3264+0

逆に空中で打つようにすれば

こうせざるを得ないから

飛び上がって打つことを練習すれば

自然にできるということかな

 

最後の足を踏ん張る

「踏み込むときにはそれなりの構えが終わっている」 べき

さっきのレッスンで中学生に教えたので

明日はうまくなっているはずだ。  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:45 | コメントは受け付けていません。

フットフォールトですよ

先日のレッスンでフットフォールトが

構えの足がここ

ff1

右足カカトがサイドラインの仮想延長線の外にある

このまま打つとフットフォールト

右足が青い位置なら、OK

サーバーはサーブの期間中を通じ

(構えた時点からインパクトまで)

ベースライン上と内側

サイドラインの仮想延長線の外側を踏んではならない

だから

上の絵だと、打った瞬間に、フットフォールトになる

もちろん、打たなければOK

 

センターマーク側のOKゾーンは

センターマークの仮想延長線より手前まで

ff2

だからこれは、フットフォールト

インパクトの時に右足がどいても駄目

 

ベースラインを踏んで構え

打つ前に跳び上がり

インパクトで踏んでなくても駄目なのと一緒

 

さあ

疑惑を呼ばないよう

ちゃんと外側を踏まないでやりましょうね。 ひよこ

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 12:00 | コメントは受け付けていません。

美しいフォアハンド

同業の、ためブロさん

その、「ためにならないブログ」 で

美しいフォアハンドの写真を見つけた

ihara170808fr

Team REC の井原コーチ

ためブロさん、井原さん、勝手に写真使ってごめんなさい

褒めるから許してくださいね

 

さて

インパクトのこの写真で

上体の向きがしっかり前向き

というよりもうちょっと右肩が出ているかも

いかにもひっぱたけそうな向き

 

これはインパクトを真上から見た図

forswing140221

ラケット面が正面を向くためには

手がオレンジ矢印の方向に動かなくてはならない

そのため

こちらに邪魔な左半身が残っていては

振り切ることができないのだ

 

インパクトが前向きということは

ihara170807fr

ここでは、まだ回り終わってないが

この後、振り切った後は

この写真でいえば

向こう側まで上体が向くことになるだろう

 

フィニッシュが前向きと思っている人、いませんか?

ハードヒッターのフルスウィング

インパクトが前向きですよ

 

それともう一つ (同じ写真ですが)

ihara170808fr

上体が垂直な美しい姿勢

軸が真っ直ぐなので

打球が狂わない

だから

上体を思う存分回せるということなのだが

 

さらに

この姿勢の、ここに、ボールが来ている

いや、ホントは

ボールの来る、ここに

彼がいるのだが

 

相手ボールを完全に想像してそこに行き

寸前に右足位置を決め

ひっぱたく

それを易しくしているのが

跳び上がって打っていること

最後の踏ん張りで位置を微調整しているので

正確な位置に飛べている

ダッ、ダダダダッ、グウッ、バシ

 

これがあるので

彼の写真はいつもかっこいい

 

うん、気持ちのいいフォアハンドだった

まったく、若いころの某コーチを見るようだ

ためブロさん、井原さん、美しい写真をありがとう。  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 16:28 | コメントは受け付けていません。

下川井練習会

今日は下川井テニスクラブでの練習会

ワンデイの月例ダブルスに代わり、先月から始めたイベント

もっぱら、経験を積み、実戦に強くなるため

どんどん試合をする

だから私も見ていて

試合の合間にアドバイスもするし

時間があれば少しだけレッスンも

今日の課題はどうやらボレー

ダブルスで角度をとるボレーや

シングルスで楽に決めるボレーなど

そうそう

シングルスの練習会とダブルスの練習会

並行してやっているのだ

なかなかハード

 

昼から雨だと思っていたので 雨

急いで、試合をいっぱいやってもらったが

昼を過ぎても、降ってこない

結局すべて予定通り行うことができた

だから3時ころにミニレッスン

まずはフォアボレーをしっかりクロスに

角度をつける練習

1704datefv

ちゃんと面をクロスに向けておくこと

伊達さんの面、正面向きと思うかもしれないが

打点はもう少し前だから

このまま出せば

自然に、面がクロスに向くようになっている

 

この形から

逆クロス方向にはいつでも変更可能なのだ

逆の変更はできない

 

バックボレーをそおっと決めるのも

annak1704

 

それともう一つ

ネット際で

スライスライジング決め方

takaofv

ワンバウンドして

上がってくるボールを上から迎えに行くと

楽にスピードが出るし、相手も合わせにくい

コツを覚えれば簡単病みつき

 

どちらの課題も皆さんに好評で

やってよかった

 

そうそう

シングルスについては特に

皆さん、やり方がピンと来ていないよう

かなり具体的な試合運びや考え方をお話ししたので

試合をやりながら

どんどんうまくなっていくのが見えるようだった

私も満足のうちに今日の練習会が終了した。

 

次回は9月11日月曜日

こちらの要項を見てエントリーしてほしい

 

実は、松原さん、昼ご飯を用意していなかった

東戸塚に帰ってから食べようと思っていたのが 台風

太陽さんさん 晴れ

4時に御子柴コーチから

おにぎりを1つもらって、飢えをしのいだのはここだけの秘密

明太子マヨはなかなかうまい。  

 

 

カテゴリー: イベント, スライス, ボレー | 投稿者松原コーチ 20:37 | コメントは受け付けていません。

スライスボレー

『ジュニパー』 さんからの質問です

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  松原コーチ、こんばんは。
質問です。
ボレーに関してです。

ストロークやサーブに関しては、技術的なお話が、だいたいどのコーチも書籍も動画やネット情報も、似たような結論になっているように感じるのですが。

ボレーに関しては、少しばらつきがあるように感じています。
上から下にスイングする、下にスイングしない、横向きになる、正面を向いたまま、テイクバックするしない、グリップは強くだったり柔らかくだったり。
もちろん、ハイボレー、ローボレー、時間的余裕の有る無いなど、状況によって打ち方も変わるのだとは思いますが、何か分かりやすく整理していただけないでしょうか。

松原コーチのサーブの関しての説明でよく写真で使われている鈴木貴男選手は、ボレーは下にスイングしないと動画でおっしゃっているので、そこが1番気になっています。

ジュニパー より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

球質も明確にするため

題名をスライスボレーにしました

 

これが基本的なスライスボレーのスウィング

1703swing

凹型に弧を描いたスウィングです

これが基本形だと思ってください

 

高い打点だと

引き付けて、このスウィングの上の方を使う

上から下に下がる部分です

takaosfv1602

低い打点だと

打点を前にして、このスウィングの後半部分を使う

248557

つまり、スウィング方向が水平に近くなる

 

スウィングの大きさは

ヒマがあれば大きくなる

ローボレーでもこのくらい振って大丈夫です

 

ヒマがなければ

スウィング幅を小さくする

そして腕も手首も固める

つまり、ブロックボレーです

 

横向き?  前向き?

打点の方に向き、スウィング中なるべく向きを保つ

近くに飛んでくればかなり前向きだし

遠くのボールに飛びつけば横向きですね

takao1605tv

鈴木貴男 選手の打ち方ですが

彼は打球方向にフォローすることを強調していますね

つまり

凹型のスウィング弧の後半を感じて

ローボレーからミドルボレーをイメージした発言なのだと思います

でも

ハイボレーであれば当然

切り下さなければアウトしちゃいますよね

 

プロはハイボレーをフラット気味に打つことが多いので

takaofvhit1508

 

切り下しイメージはあまりないかもしれません。 テニス

 

 

カテゴリー: ボレー | 投稿者松原コーチ 11:05 | 1件のコメント