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ラケットのバランス

『Sho』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  こんばんは。
上の内容と関係ない話ですいません。

今年、色々と試打したラケットのうち、私に一番あうと思ったのは、プリンスのBEAST100(穴なし)でした。
ところが、BEAST100には、300gモデルと280gモデルがあります。
ある店で、300gも280gもスイングウェイトが282のラケットがそれぞれありました。
スイングウェイトがどちらも282なので振った感じは、ほぼ同じかと思えます。
この2本は、テニスに使う上で、何が違ってきそうでしょうか?
または、どのショットで違いが出てきそうでしょうか?

もし、何か情報、御考え等あれば、お願いします。

Sho より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

スウィングウェイトというのは慣性モーメントですね

振り回す時に

手にどれだけの重みを感じるかということだと思います

 

重さが20グラムも違うのに

スウィングウェイトが同じということは

手前を軽くしただけでは実現できませんね

さらに、軽いラケットの先だけを重くして

超トップヘビーにしてあるということだと思います

 

さて

スウィングウェイト、振り回し重みが同じということは

予定通り、振り回すショットに関しては

あまり変わりがないということでしょう

tarofr1803

フォアのフルスウィングや

バックのトップスピンフルスウィング

wawr1601bkf

それに対し

振り回さないショット

1303swing

ボレーのように

ラケット全体を押し出していくようなショットは

スロート当たりの重さがないと

振りにくく、打ちにくいと思います

 

今の技術だと

ラケットはいくらでも軽く作れます

しかしルールによりボールの重さは決まっているため

ラケット面の重さはある程度の最低重量が必要です

 

ですから

軽量ラケットは軽量にするほどトップヘビーで

スウィングウェイトを最低限保とうとします

例えば

私が先月から使っている、ヨネックスのVコア98

vcore98

305gで、バランスポイントがグリップエンドから、315mmですが

軽量版の、285gモデルもあり

こちらは、バランスポイントがグリップエンドから、325mmです

 

あと

ラケットには面の大きさの問題もあり

大きな面であれば

面の中心までグリップからの距離が近くなります

打点が近くでもいいわけです

それならスウィングウェイトが少しくらい軽くてもいいのかも

重量も軽めでいいとゆうことになりますね

 

まあ、一般プレーヤーの男性なら

面の大きさが小さめならば

300gくらいあった方が

オールマイティーに使いやすいのではないかと思います。 テニス

 

そうそう

リターンも、ラケットを振り回すつもりでいいても

いいサーブだとすべてが思い通りにはならない

やはり手前側の重みもあった方が

何とか切り抜ける率が高いと思いますよ。 テニス

 

 

カテゴリー: ラケット、用具他 | 投稿者松原コーチ 19:52 | 1件のコメント