ブレークは1回まで

マドリードオープン

残念ながら

錦織圭は準決勝でマレーに敗れてしまった。

1セット目は3-3でブレークされ、3-6。

2セット目は1-1から

先にブレークしたが

すぐにブレークバックされ、2-2。

4-5になり

ブレークされ、4-6で負け。

 

このレベル

世界で5位以内の話は

勝つとすれば、ブレークは1回まで

できれば1度も無しで行きたい、ということ。

 

じゃあ、どんなサーブが必要なのか?

 

実は

厚めに持ち

(もちろんコンチネンタルの範囲だが)

どフラットサーブを打てば

ほとんどのプロは200km/hは出る。

しかしそれでは

入った時のポイント獲得率はいいが

ちょっと狂うと

まるで入らない時間帯ができてしまう。

その時に

1stとはまるで違う、スピンサーブで打つ

甘いコースの2ndを攻撃され

ブレークされてぼろぼろと ・・・

 

理想を言うと

安定して70%くらい入り

しかも

入った時のポイント獲得率が

80%くらいあればいい。

 

それってどんなサーブ?

 

こんなサーブ

CIMG5416b

スピンがしっかりかかる内向きのラケット面

(上の写真のはちょっと極端だけど、下の向きは普通の一流サーバー)

CIMG5457

スピンサーブの形だけれど

1stサーブでは

回内をしっかり効かせて

CIMG5460

バックに入れるときは

厚めに、フラット気味に当てる。

CIMG5461

フォアに入れるときはスライス気味のスピンサーブ。

基本的にスピンサーブなのだ。

 

こんな、1stが打てれば

2ndもほぼ同じ球質で打つことができる。

ほぼ同じ球質なら

大胆にコースを突くこともできる。

takao-sr1411

そうすれば

2ndのポイント獲得率も高くなり

ブレークされる確率がとても低くなるのだ。

 

サーブゲームが冒険にならずに

たんたんと、キープし続けることが

上位の試合では大切なことなのだ。

 

ここまでシビアーではないが

1st、2ndの位置付けについて

市民大会レベルでも考え方は一緒だと思う。  テニス

 

 

 


カテゴリー: サービス, シングルス | 投稿者松原コーチ 18:37 | コメントは受け付けていません。