ミスしたら反省?

日曜日午前中は

下川井テニスクラブでの一般レッスン

レッスン時間最後のダブルスマッチで

面白いシーンがあった。

 

上級スクール生のNさん

サービスライン少し内側から

強く打つと見せかけてのドロップボレー。

ラケット面のセンターを外してしまい

ネットを越えず、惜しくもエラー。

 

外野からは

「そんなところで無理をして」、の声

でも当人は

ちょっとにやっとしただけ。  獅子座

 

2つ目は

やはり同じクラスのTさん

アドコートから相手サイドを狙って

フォアのショットを引っ張った。

惜しくもサイドラインを20cmほど外した。

 

外野からのチャチャはなかったが

本人のつぶやき

「無理して打っちゃダメなんだよな」  天秤座

 

 

さて

失敗したのに反省していないNさん

失敗して、大いに反省のTさん

どちらを評価すべきなのだろう?

 

一般的に日本人的評価では

反省のTさんが正しい。

 

でもテニスの上達という見地からしたらどうだろう?

 

私は

どちらのショットも

上達過程での挑戦という

あってもしょうがないミスだと思っている。

だから

そのショットをしたことに対し、反省する必要は全くない。

一見、反省をしないNさんの態度でいいと思っているのだ。

 

でも長い付き合いだからわかっている。

Nさんは心の中で

「次はぜったいうまく決めてやる」

と思っている。

ショットの打ち方自体は反省しているのだ。

だから

再度のトライ、大賛成なのだ。

 

Tさんにはぜひこう思っていてほしい。

「少し内側を狙えば、これで行けるな」

 

反省は必要

だけど

前向き建設的な考え方でいかなければ

上達していけない。

プラス思考な反省で行きたい。

 

出来るようになったらやるのではなく

とにかくやってみる

ミスしたら直せばいい。

Nishikori1506tb

大胆な錦織のラリー

その構成力に世界が真似を始めている。

発展途上の人は

とにかくトライ。

ATP Masters Series - Rome

 

ナイス・トライ   テニス

 

 


カテゴリー: 年寄りのひとりごと, 練習法, 試合 | 投稿者松原コーチ 18:54 | 1件のコメント