日曜日の巡回中
中級レッスンのSさんのバックがやや鈍い当たりなのにアウトしている
見るとフォアハンドのようにしっかり前向きに身体を回している
両手バックのテンポ感は
フォアハンドよりも忙し気味がその固有テンポ
だからインパクトは前向きまでいかない方がいい
フィニッシュも少し窮屈目が似合う
そうアドバイスしたとたん
鋭い打球がピシっと相手コートに突き刺さった。
日曜日の巡回中
中級レッスンのSさんのバックがやや鈍い当たりなのにアウトしている
見るとフォアハンドのようにしっかり前向きに身体を回している
両手バックのテンポ感は
フォアハンドよりも忙し気味がその固有テンポ
だからインパクトは前向きまでいかない方がいい
フィニッシュも少し窮屈目が似合う
そうアドバイスしたとたん
鋭い打球がピシっと相手コートに突き刺さった。
東戸塚松原テニススクールでレッスンに入ることが多い
また最近はイベントで
90分間球出しボールのみの時間を土曜日に行っている
松原さんが後ろにいて片っ端から上手くさせてしまう
興味ある方は
テニスベア―で募集しているので見てほしい
そこで
特にフォアハンド
「腕力だけでいいですよ」
というアドバイスをよく口にする
プロは全身のパワーをうまく使って打つし
その方が効率もいいし
いいボールだし、障害も少ない
その全身の使い方だが
ちょうどいいという使い方があると思う
身体が動いて、その動きにブレーキがかかり
その反動で腕が加速される
それが運動連鎖
フォアハンドでいえば
横向きから前向きに上体が動き
前向きの上体から腕が振り出されるのが理想的な形
大きく引きすぎて
前向きになるのが遅れると
腕だけで打ったよりも
逆運動連鎖でスピードが出なくなってしまう
それと運動連鎖というもの
腕を振るつもりでいると
身体は自然に動くし
最適な使い方、最適な量を自然にやるものなのだ
その最適値を導き出すアドバイスが
「腕力だけでいいですよ」
打った後で評価してあげる
「素晴らしい身体の使い方ですね」
コーチの皆さんにも考えてほしいのだが
身体をいっぱい使うのが目的になっていませんか?
私はボールを打つのが目的なのかと思っていました
両手バックなんか
振り子テンポの関係で
フォア以上に身体の動きを小さくしなければない鴨
片手トップスピンバックの打点は
かなり前、ネット方向
それは
スウィングが振り子を積極活用するから
肩を中心に縦振りすれば
打点を前にすることにより
自然にアッパースウィングでボールを捕らえる
自然にトップスピンの完成だ
振り子の勢いをうまく利用するため
テイクバックは
高めにする方が振りやすくなる
昨日の東戸塚松原テニススクール
リトルクラス
小柄な小学生女子のNちゃん
なぜか片手トップスピンバックハンドが好み
だが、どうしても振り遅れることが多い
間に合わない飛ばない
だから急いで振る
手首の角度も動かして
ラケットヘッドを前に出そうとする
私も片手バックトップスピンなので
やって見せ打点を前の方に取ることを確認
手首の固定も
ゆうっくり振ることをイメージしてもらい
ボールを想像した素振りでジャストミート
自分で落としたボールをヒットした後
球出ししたボールをきれいに返球してきた
Nちゃん満面の笑み
私もにっこり
最近は周りの人に両手打ちが多い
両手のベストマッチング振り子テンポは
速い
片手の人ではついていけない
ついついもっと早くとなってしまいがち
ホントは
ユウックリ、スウィングにも上達にも時間をかけるのが片手バックのコツなのだ
先日も書いたばかりだが
昨日も子の教え方が効果を上げたので
しつこくもう一度
二度引きという言葉
どうも多くのコーチたちは否定しているようだ
プロのプレーヤーを観察し
自分でも実験してみると
どうもこれが本質のように考えられる
特にバックハンドの両手打ち
ここから
ここからちょっとだけ引き足して振り出す
10cm位と思っているといい
実際は30cm位でもあり
振り子のテンポが両手打ちは早いので
小さめの引き足しがいい
片手だと
テンポがゆっくりになり
40cm、50cmくらい大きめループを引き足すといい
フォアハンドも同じくらいかな
そうすると
タイミングと降り出しの勢いの両方が得られる。
両手バックのスウィング感、テンポ感は
素早い振り子
この素早いテンポは
重い腕を二本使うことによるもので
片手バックとはかなり差がある
実は前回の 「片手バックも少し引き足す」 は
両手バックの引き足すに応じた言葉
両手打ちの引き足しはほとんどのプロがやっていることだが
片手打ちの引き足しはそこまで明確ではない
(だがやってみると、アマチュアはうまくいく)
さて、片手打ちのテイクバック
手首を固め
面を作っておいて
腕全体で
10cm引き足し
(30cm以上のプロもいるが、10cmと思った方が上手くいく)
もちろん
これだけの鋭いスウィングだと手首がぶれやすい
振り子による手首へのストレスが少ないこともあるが
腕力により手首を固めておく必要もある
引き足しの速いテンポで分かるように
両手打ちスウィングは小さいが速い
だから上体の回転も小さくなり
フィニッシュは
上体が回りきらないほど小さく
一見、窮屈そうになる。
うちの東戸塚松原テニススクールだが
一般スクールの中級者、上級者には片手バックの男性が多い
見ていると少しだけ振り出しが遅れる人が多い
構えが遅いのと
振り出すきっかけがつかめないことが原因
そのための解決策
最大に引くところより50cm、引きを少なくする
そして
そこから、50㎝引き足して
振り子テンポで振りだす
一度目の引きが間に合うために自然に構えが速くなり
引き足しの動きでタイミングがとりやすくなる
これだけで
スピード、コントロールともに改善
簡単に打てるようになった
ここ二晩のナイターレッスンで
3人もおぼれていた人を救い上げることに成功した。
インパクトで横向きを残すのは両手打ちのバックハンド。
こんな風にフォアハンドに比べ
少し窮屈そうに振り切る。
だから
インパクトでも上体は前向きになっていない。
これは
両手の力が振り子のゆっくりテンポに勝ってしまうため。
大人の男子だと明らかにそうなる。
ところが小学3年生くらいの女の子だと
振り子テンポの方が両手の力より優位に立つ
だから
フォアハンド以上に上体が回って前向きで打っている子も多い。
まあ
身体が大きくなるにつれ変わっていけばいいと思う。
だがすでに大人のあなた、しかも男のあなた
ボールをふかさないためには
インパクトで横向きを残しましょうね。
3週間くらい前だろうか
東戸塚松原テニススクールの将来のエース候補
リトルチームクラス
小学2年のY君にバックハンドの踏み込み方をアドバイス。
彼はまだ小柄だが片手バックにこだわりがある。
片手といえば、名人のガスケさん登場
右足付け根、膝の角度に注目
膝を前に出し、右足付け根を折っている。
これで姿勢を保ったまま
前後の体重移動が可能になる。
片手バックのスウィングはこんな形
打点はかなり前になる。
その位置調整のためにも
足の付け根の形が重要になる。
Y君、昨日見たら
足の形がこうなり
なかなか鋭いショットを打っていた。
もう少し大きくなったら、こうなるかな。
右足の膝を出し、ツッパリが上手ければ
小柄な子でも女性でも打てる
構えを早くして頑張ろう。
本日の東戸塚松原テニススクール
インドアコート
今日はイベント日で、男子ダブルスとグリーンボールジュニアの日。
さて、昨日の土曜日は私もレッスンを持っている
中上級くらいのレベルの女性二人にバックハンドの矯正をしたのでご報告。
お二人とも両手バックのコントロールが定まらないということで
手首のぐらつきを修正
後は身体を回しすぎないこと。
これであっという間にショットが安定した。
とにかく手首を動かさないこと
ラケットヘッドを引かない
構えから相手に打球面を見せる
この後、インパクトでも
この後も
手首は固定したまま
垂直面を保ったまま、スウィングすれば
ぶれるはずがないのだ。
世界1のバックハンドの人は
とってもシンプルに打っているのだ。
あなたもそうした方がいい。