カテゴリー別アーカイブ: スライス

スライスのスウィング3

私の助手

フォアハンドスライスの専門家

スジガネ君に説明してもらおう

これは彼の肩関節

fvUP

斜めに傾いたボルトを中心に

振り子のように動くだけ

もちろん肘を軽く曲げたまま

手首も120度くらい立てたまま

一切動かさない いや、動かせない

 

そして、この向き

打球方向に対して、斜め横向きを保ち

(上体は打点に向ける)

fv2

こんなふうに

凹型にテイクバック

fv1

一瞬の静止から、振り出し

fv2

面が徐々に上を向いてゆき

fv3imp

斜め上向きでインパクト

インパクトでブレーキをかけるので

fv4

小さなフォロー

上腕がかなり上体に近づいて行っているのを見れば

アウトサイドインのスライス感覚も感じてもらえる鴨。 ペンギン

 

 

カテゴリー: スライス, ボレー | 投稿者松原コーチ 18:46 | 1件のコメント

スライスのスウィング2

スライスのスウィングは

アウトサイドイン

外から中に引き切るように面を使う

Nishikori of Japan returns a shot to Ferrer of Spain during their match at the U.S. Open tennis tournament at Flushing Meadows in New York

そして

nisiidrops1612

この人、フォアも手首が動いていない

引いて切るから

sasimi1612

スライス

刺身でもハムでも同じこと

引いた方がよく切れる。テニス

 

 

カテゴリー: スライス, ボレー | 投稿者松原コーチ 12:04 | コメントは受け付けていません。

スライスのスウィング

そんな必需品のスライス

スウィングについて説明しよう

一言で言うと

肩を中心に弧を描く

fvスウィング面

弧を描くから、赤い線のように凹型のスウィングになり

ラケット面は青い線のように徐々に上を向いていく

左端、最初のラケット面が

やや下向きになっていることに着目してほしい

だが、インパクトは斜め上向きの面なのだ

 

この時の肩関節の動きだが

一切捻らない

内旋も外旋もしない

だから面はぶれない

 

そして

手首だが

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nishikori1702bsbrk

nishi1702bs

一切動かさない

3枚違うショット、違うタイミングだが

すべてが完璧なほど同じ形なのだ。

手首は一切こねない

たとえトップスピンがメインのプレーヤーでも

最初から面を作って引き

肩、肘、手首

一切動かさないのなら

スライスをとっさに使っても

狂うわけがないということだろう テニス

そういえばこの人、ドロップショットも上手だった鴨。  ひよこ

 

 

 

カテゴリー: スライス, ボレー | 投稿者松原コーチ 18:27 | コメントは受け付けていません。

スライスの必要性

前回リターンで最後の手段としたのがスライス

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左肩の上に引いて

alcimg5194imp

ヒット

それだけ

一番届くのがこれ

一番短時間で処理できるのがこれ

時間が有り余ったら、使えないというわけではないから

スライスは万能

トップスピン、フラット、スライスといろいろあるが

もし一つに絞るとしたら、これ

事実

アマチュアに限るが

ベテランや女性の世界では

フォア、バックともスライスしか使わない人がかなり多い

ストローク、ボレー、ロブ、ドロップショット、リターン

なんにでも使える

スライス感覚、スライススウィングしかしないから

精度もかなり高い

 

スライス以外の例えばトップスピンのプレーヤーも

松原さんもその典型だが

トップスピンで処理できない

オープンコート遠くに打たれたショットをぎりぎりで拾うとき

ネット際で低いボールを処理するとき

遠いサーブや、ボディーサーブを打たれた時など

スライス以外の対応は考えられない

ボレーももちろんそう

だから

スライス以外がメインのプレーヤーであっても

nishikori1702bsbrk

スライスは一流プレーヤーのたしなみ

必需品なのだ

スライスを使わないプロはいない。 テニス

 

 

 

カテゴリー: スライス, ボレー | 投稿者松原コーチ 17:08 | コメントは受け付けていません。

リターンが得意5 最後の手段

できれば姿勢を保って

上体の回転も使ってハードヒット

次の手段は

ランニングショットのように

反対脚を飛ばしてヒット

それも不可能なほど遠く

タイミングもギリギリだと

スライスに行くしかない

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スライスのグリップに持ち替えながら

バック側に倒れるように

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左足が大きく踏み込んでいないことに注目

大きくすると、身体を倒せない

alcimg5192

いっぱい引いて

alcimg5193

パスに対してのバックボレーのごとく

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そう、バックボレーのように

打点に追いつくのとスウィングが追いつくのが同時

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スウィング&ブロック

このスウィングがないとサーブに負ける

サーブが早いので

ジャストミートすると

リターンエースになることもよくある話

アマチュアなら

上向きの面でブロックして

スマッシュを返すようにロブ、という選択もある

 

この先、これでも届かない時はサービスエース

当たらなければ返らない

拍手するしかない鴨。 テニス

 

 

カテゴリー: スライス, バックハンド, リターン | 投稿者松原コーチ 18:31 | コメントは受け付けていません。

スライスも1つだけ

スライスは

ストロークでもボレーでも

面の使い方は1つだけ

1303swing

腕を内旋も外旋もさせず、捻らない

だから、凹型に弧を描いて引くから

nisifs1702bstb

垂直に近い面から徐々に上を向いていき

nishi1702bs

引き切り落とす

だからスライスなのだ

フォアもバックもこれ一つだけ。 テニス

 

 

カテゴリー: スライス | 投稿者松原コーチ 16:21 | コメントは受け付けていません。

スライスは弧を描いて

アンダースピンは

斜め上から切り下すと思っている人が多いようだ

しかも直線的に

だがプロがやっているのは下に弧を描く

1703swing

ラケット面は徐々に上向きに変化させる

これにより

面の向きが必要なだけ上を向くところで

ボールをとらえられる

248557

低ければやや上向きで

takaosfv1602

高ければ垂直で

直線的なスウィングでは不可能

凹型に弧を描いて振るので

刃物が刺身をそぎ取るように動く

nishi1702bs

 

だからスライスというのだ。 テニス

 

 

カテゴリー: スライス, ボレー | 投稿者松原コーチ 18:34 | コメントは受け付けていません。

ボレー引き込むには

引き込んでそぐように打つ

これがボレーの秘訣

だから肩を中心に凹型の弧を描く

スジガネ肩関節

スジガネ君の肩関節、その軸をイメージして

振り子、ふりこ、フリコ

正面1

正面2

上体を斜め前に向けておいて

正面3

腕がだんだん身体に近づいていき

すなわち

アウトサイドインでボールを捕える

正面4

手首の角度は変えないので

ラケットヘッドの絶対位置は下がる

それでいいのだ

 

上から下の成分が勿論多いのだが

外から手前

引き切って打ちスライス

 

そのためには

横向きになりすぎると自分が邪魔

打点の方に向く、くらいの意識で充分

ボールが遠くに来れば

踏み込んでいけば自然に横向きになる

暇がなかったら

前向きのままでもいい

「横向きに構える」 が先にあると

ボレーを難かしくしてしまう

 

インパクト後はコンパクトに止める。 テニス

 

 

 

カテゴリー: スライス, ボレー | 投稿者松原コーチ 17:34 | コメントは受け付けていません。

ボレーは引き込む

東戸塚屈指のストローカー

ボレーが苦手と公言する女性プレーヤー

フォアボレーを上手にさせてしまった

ホントはバックもだが、どちらも同じ話なので

今日はフォアを例に

それもスライスで切れのいい奴

何でスライスというのかというと

sasimi1612

マグロのスライス

刺身ともいう

この包丁、切れよく使うには

手前に引いていく

それがスライス

刃物を使うコツ

で、よく似ているので

アンダースピンとかカットという代わりにスライス

だからフォアボレーもスライス

刃物を使い外から中へ (アウトサイドインで) 引き切るのだ

ちょっと話がまだるっこしくなった

 

でそのスライスボレーだが

こんなふうに

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遠目から近めに肩を中心に

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弧を描いて、引き込む

そぐように打つといいのだ

単純な動きしかできないスジガネ君にやってもらうと

上1

打点より遠めから

上2

引き込んできて

上3打点

インパクト

上4

さらに内に入って止まる

見事なスライス刺身の完成だ

面が徐々に上向きになるのもわかるだろう

 

実は、話のきっかけは近めボレーの打ち方

上体を横向きにして (しすぎて) から

上からまっすぐに切ろうとしてぎこちないのを

前向き加減の構えにして

上体の外から前に引き込みながらの見本をやった

itakao06

これは私よりボレーのうまい鈴木貴男プロの絵

外から引いてくるイメージで見てみるといい

まあ、とにかく

それをまねしてもらったら

うまいこと上手いこと

1本目から上手な人の熟練ボレーだった

 

前向きにする

近めのボレーを

ラケットを引き込んで振るようにアドバイス

教える方の指導法としても使えそうな話だった。 テニス

 

 

 

カテゴリー: スライス, ボレー | 投稿者松原コーチ 18:52 | コメントは受け付けていません。

スライスを短く

大きく引いて

小さなフォロー

これがスライスを短く打つコツ

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相当に高いところから

身体から離れたところから振っているのがわかるだろう

腕がほとんど伸びているのが重要

少しだけ肘を曲げたまま振り出し

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伸ばしたままのインパクト後

伸びきっているように見えるが

一流は絶対に伸びきらない

そして

すぐに止めてしまうようなつもりで打つと

飛距離を短く打つことができる

柔らかくスウィングを止めると

ドロップショットになっちゃうので

強く打って直後

というか

止めながら強くヒット

nishi1702bs

いやカットかな

するつもりで打つといい

コツをいくつか挙げると

1、弧を描いて凹型に振るために、引き方もそうすること

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2、アウトサイドインで引き切るつもりで (だからスライスというのだが)

 

もしも大きめのフォローをとると

takao1710fs

深くいってしまう

この写真はトップスピンに比べれがうんと小さなフォローだが

スライスとしては充分に大きい (まだ止まりきっていないが)

鈴木貴男得意の

ベースライン深くへのアプローチだと思う

 

そうそうクロスに打つコツだが

ラケットヘッドを120度くらい立て

ラケットヘッドを後ろに遅れないようにすればいい

それをエナンの写真から感じ取ってほしい。  テニス

 

 

 

カテゴリー: スライス | 投稿者松原コーチ 19:55 | 1件のコメント