カテゴリー別アーカイブ: 年寄りのひとりごと

逆を突かない

ストロークで相手を振り回し

相手コートに空きを作る

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ここで

決め方に2種類ある

1、オープンコートに打ってウィナーに

2、相手がオープンコートへ走る逆を突く

 

どっちがいいのだろう?

原則は、1

オープンコートで決まるならそれでいい

難しくする必要はない

 

それがぎりぎりだったら

相手の動きの逆をとる、という選択が出てくる

 

相手側の事情を考えてみよう

状況から見て

オープンコートをカバーしようとしても

間に合いそうもない

 

なら

走るフリだけして、走らないという考えもアリ

相手が逆を突いてくれるのを期待

 

思い通りに来たら

ウィナーを取られないだけでなく

ラリーの主導権を握り返すチャンスにもなる

 

実は先日の中学生君との試合

これでフォアハンドのパスを2本決めた

あの時

もしもバック側に打たれたら

多分ウィナーだったろうし

仮にぎりぎりで追いついても

返すだけならともかく

パスを決めるのは無理だったと思う

 

ジョコビッチならともかく

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松原さんではこうはいかない

 

この試合

私の 5-3 リード、時間切れだったのだが

かんじんなところで2本違えば

負けも十分ある

 

この、「逆を突く」 という事

ストロークの巧みなジュニアたちは大好きなこと

なんか

単純にオープンコートに決めるよりも

高級な感じもするからだろう

 

だが、ここは年寄りの知恵の出しどころ

パワーや脚力に勝る若者をだますのだ

 

この試合後

原則、「逆を突かない」 ことをアドバイス

納得してくれたと思う

 

さて次回の彼との対戦、どうなりますか  ????  テニス

 

 

 

カテゴリー: シングルス, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 14:55 | コメントは受け付けていません。

研修会でのテイクバック

JIN さんから質問をいただきました

以下がそのコメントのおおむね全文です。

 

カラオケ  今日6月30日のコーチ研修会に参加しました。松原先生のお話を聞けて良かったです。
ところで、参加していたコーチ達はフォアハンドストロークで、松原先生の様な振り子ティクバックをせず、サーキュラースイングでティクバックしていまし た。確かにフェースはふせていますが振り子スイングではありません。わたしは松原先生の様な、ティクバックはショットの成功率を高めると以前から感じてい ましたが、テニススクールでは教わったことがない方法です。なぜ、松原先生のような振り子ティクバックが一般化しないとお考えですか?コーチ達 は松原先生の説に従わないのでしょうか?

JIN さん より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

先日の研修会に参加していた、上手な若手コーチたちは

おおむね

(ちょっと不正確な人もいますが)

私の言っている

振り子ティクバックなのです

 

リターンの説明を覚えているでしょうか

男子プロのサーブは強力で高いところまで跳ねてくる

だから

高く構えて上から抑え込めるようにする

というものです

 

次の写真を見てください

1606ftb

もっと下で構えて引くのがわかりやすい振り子型ですが

そこまで下から引くと高いボールに対応しにくい

だから

高めに構え

黄色線のように

面を外に向けながら

高い位置で振り子型に引く

そうしたら

1606oktb

下から振り子で引いたのと同じ面ができる

だから現代のプロや

それを真似したり、目指している

若手選手や若手コーチたちは

高い位置で引くのです

 

面を上に向けてしまう

上に、凸型な引き方はいけませんが

1606ngtb

(今回、そんな人もいましたが ・・ )

高い位置での凹型引きは

私が言っている引き方と矛盾しません

むしろ

プロがやっている技術で

それこそ

私が取り入れている技術なのです  テニス

 

砂入り人工芝でプレーするアマチュア愛好家は

わかり易い、振り子型のテイクバックをすればいいと思いますし

上を目指す若手競技者は

ハードやレッドクレーにも対応できる

高め構えからの振り子型をすればいいのです。   テニス

 

なぜ一般化しないのか?

プロがそうなので

若者が真似をすることで

だんだんそうなってきつつあるとは思いますよ

その人たちが徐々にコーチになってきている

今回、若手コーチを参加させてくれた

いくつかのスクール運営者の皆さんも

その方向にもっていってくれようとしています

ただ

古典的な方法とごっちゃになっているコーチが多いこと

特に古くからの指導者やベテランコーチに ・・・

私の努力が足りないこと

14年にわたって雑誌の解説もしたのですが

ヨーロッパのような

体系的な指導法、指導システムが確立していないこと

それとも ・・・  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 16:43 | コメントは受け付けていません。

今度は自分のコートで

下川井TCでのレッスン中

サウスポーの方がいたので

リズムの説明をしたくて

私も左手でサーブをした

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もちろんこれは私ではない。

 

大したサーブではないがそれなりに入る。

皆さん感心してくれるが

以下のことをしっかりやればだれでもできる

 

腕に力を入れしっかりと固める

ゆうっくりのテンポでラケットが動きたいようにさせる

他の余計なことは一切やらない。

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3つ目は余分な話なので

ポイントは2つだけ

 

これだけはやってほしいので

左腕でやって見せるのに

なかなか、皆さんそうしてくれない。

 

もしかしたら

最後の

「余計なことは一切しない」 の方が大事なの鴨。 テニス

 

 

カテゴリー: サービス, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 18:00 | 1件のコメント

隣のコートが気になる続き

下川井TCでのレッスン中

今度はミックスダブルスが始まった

女性会員さんのフォアハンドがビシビシと決まる

たまたま見たら

男性の強力サーブを

リターンエラー

かなりアウトしている。

 

アッ、高い打点が苦手なのだ。

 

女性は特に脇が閉まる方が多い

腕の力が弱いこともあるし

女性同士だとバウンドが低いことも多いから

特にサーブはあまり弾んでこない。

だけど

男性のスピンサーブは高い打点で取らざるを得ない。

 

だから

高いところに正確な面を持ってくるために

脇を開けて腕を上げなくてはいけない。

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もちろん

テイクバックも脇を開けて高くしなければいけない

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とにかく高いボールには高く合わせるしかない

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手の位置を上げ、脇を開ける

次に会った時にアドバイスしておこう。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, リターン, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 22:17 | コメントは受け付けていません。

隣のコートがうまく打てないと

今日は日曜日

午前中は下川井テニスクラブでの一般クラスレッスン

実は

レッスン中、隣のコートでは会員さんたちが練習している

隣のコートでうまく打てていないと気になってしょうがない。

 

ワイパーショットをどう打つかの話が聞こえてくる。

振り切る方向の話みたいだ

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だけど

入り口があっての出口

身体の左に振り抜くためには

もっと右側から

アウトサイドインで入ってこなければ

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それともう一つ

高い打点だと

ラケット面が上を向きやすい

それではアウトしてしまう

面が上向きにひっくりかえらぬよう

面をしっかりさせ (グリップをしっかりして)

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打たなくてはならない

 

今度、レッスンと重ならない時にアドバイスしておこうと思う。  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 16:34 | コメントは受け付けていません。

回転量がすごい

とにかく

向こうのコートのライン内に

ボールを納め続けなくてはならない。

それは

初心者にとってもプロにとっても同じこと。

 

だからプロ

特に男子プロのフォアハンドは

トップスピンの回転量がすごい。

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もちろん

スウィングスピードも

とてつもなく速いので

回転量を減らしたら

アマチュア以上に遠くまで飛ぶことは間違いない。

それがベースラインより向こうでは

どうにもならない。

 

だから

 

ほぼ全員のプロが

ヘビートップスピンが中心

その中に時々

ウルトラヘビートップスピンが混ざっている

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という風に考えるべきだと思う。

 

プロのトップスピン量は半端じゃない

真似をしたければ

アマチュアもジュニアも

スピン量をもっと増やすべきだ。

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そしてすごい勢いのフィニッシュ

 

相手を吹っ飛ばす猛烈スウィングで

スピンでロスしたスピードを補う。

 

足りない分はもっと練習やトレーニングで補う。

 

足りないエネルギーや筋肉は

いっぱい飯を食って補給しなければならないのだ。

 

フラットにすればスピードが出るのに

なんて言っている余裕はないのだ。    テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 19:29 | コメントは受け付けていません。

未完の大器

ジュニア選手のお父さんが

時折、お子さんにアドバイスというか

叱り飛ばしたりしているのを見かける。

 

「ちゃんと振り切れなくてどうする、ミスを恐れず振り抜け」

1603nisikori finis

子供は負けたくないので

エラーを恐れ

振りきれなくなっている。

 

将来、プロになることまで考えれば

ジュニアの試合で

びゅんびゅんと小気味よく振りきれるようでなくては

将来がない。

1604nisikorifor

ほんとにそうだろうか?

 

テニスというのは

ラインの外に打ってしまったら

一瞬にしてアウト

アウトしない範囲で

どれだけ相手をやっつけられるかというのが肝。

1603djokyokoback

アウトを気にしないで打てるような

無神経な奴が

いつか、アウトが収まってきて、勝てるようになるスポーツではない。

 

チャンピオンになるやつは

初心者の時から勝っている。

勝ち方を知っている。

rfsimp1604

その場、その時の自分のレベルや調子で

簡単にはアウトしないテニスを選択できることが

一番最初に持っていなくてはならない才能なのだ。

 

初級者のころ

情けないボールをつなぎながらも

何とか勝っているのが

「未完の大器」

 

プロ並みのフルスウィングをして

いつか入るようになればプロ

と、思ってばかりいると

一生

「未完の大器」 鴨。  テニス

 

 

カテゴリー: 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 15:36 | コメントは受け付けていません。

ワンバウンドは普通?

テニスに慣れている我々は

普通のボールは

向こうから跳んできて

コート上でワンバウンドしたもの。

 

だからこれが一番

打球しやすいボールだと思っている。

 

でも、本当は

ワンバウンドしたボールが

一番慣れているだけ。

 

いっぱい打って慣れているわけだから

テニスマンにとっては

ワンバウンドのボールが一番

捕えやすいボール、

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なぜ、とらえやすいのかというと

慣れているので

どのタイミングにどこまで来るか

完璧に予測がついているから

そして、その予測通りの場所に打てば

当然のように

ジャストミートなのだ。

 

じゃあ

今日初めてテニスをする初心者にとってはどうだろう?

 

初心者はどこにボールが来るかわからない

結論を先に言っちゃうと

ワンバウンドだと予測ができない

ツーバウンド、スリーバウンドした方が

わかりやすくとらえやすいのだ。

 

初心者

特に小さな子供にとっては

3回くらい弾ませて導入して見ると

うまく入りやすい。

 

もし疑問であれば

コートサーフェスが変わった時の

自身の対応を思い出してみるといい。

 

思った通りのイメージでボールが飛んでくるまでに

かなりの本数が必要になったりしていないだろうか。

 

ワンバウンドは

テニスマン以外の人には阿武野丸なのだ。

いや、アブノーマルなの鴨。  テニス

 

 

カテゴリー: 年寄りのひとりごと, 技術全般, 練習法 | 投稿者松原コーチ 18:41 | コメントは受け付けていません。

引きが定着してきた

このあいだの土曜日

うちのクラブ、松原テニスクラブ印西

会員さんたちといっぱいダブルスをした。

 

試合後には

ちょっとしたアドバイスをしたりするのだが

それが役に立っているのを見るのが

また、次の楽しみになっている。

 

最初の話は

若手女性会員、Kさんのフォアハンドのテイクバック

面が上を向いてしまうので

凹型の振り子テイクバックした方がいいよと

アドバイスしたことがあった。

 

この方と久しぶりに対戦

こちらから

かなり強く

打てども打てども

しっかりと打ち返してくる

というより

あちらの方が明らかに攻めている。

lina011

(この人は違う人)

男女差はあるが

若さの差で帳消し

それと女性のボールは回転が少なく

ベースライン際まで深く来る。

 

いやはや

とっても嬉しい、ハードヒット合戦、打ち負けの一戦だった。

もちろん、しっかり褒めて

女性の回転の少なさにやられた言い訳もしっかりしておいた。

 

もう一人は男性若手会員のYさん

もともと、うちで一番の実力者

だが

なぜかフォアハンドは苦手

(もちろんテイクバックのせいで)

といっても、そのフォア、かなりなものなのだが。

本人もフォアは

あまりコントロール感がないといっていた。

この人にも、先ほどの、Kさんへと同じアドバイスをして

納得してもらったのが、昨年秋。

 

あまりにも元気ですごいので

ふだんは対戦がない。

たまたま相手できる人材が不足していたので

私が穴埋めに入ってダブルス。

 

途中

アドコートのリターンで

フォアハンドを引っ張り

ネットマンの私のサイドを抜きに来た。

ちょっと振り遅れ (向こうが)

ボールは

私の右わき腹をこするように右ひじの内側を抜けていった

私も、とっさに反応して

フォアボレーに行ったのだが

既にボールは行方不明になっていた。

もしもフォアボレーに行かなければ

病院行きだったかもしれない。

 

打球はスピンもしっかりかかり

ベースライン内にしっかり入っていたそうだ

私は脇の下の風しか見ていない。

 

テイクバックが安定すると

こんな風にフルスウィングができる。

aerkei1506

クラブの若者レベルが着実に上がっている。

自分の反応が追いつかないのは

少し寂しいのだが

それはそれ

テニスの先輩として

コーチとして

クラブの親玉として

フォアハンドにうるさい松原さんとして

とっても嬉しい収穫の一日だった。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 15:38 | 1件のコメント

ランクルFJ60

先日

ためにならないブログを見ていたら

ランドクルーザーの60(ロクマル)というのが登場した

懐かしがっていたら

5月5日はランクルの日だったようで

うちの、東戸塚松原テニススクールにも、60が来場

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この日はジュニアの試合イベント

参加者のお父さんの愛車だ。

 

実はこの丸目のランクルはFJ60といって

私が20年ほど前に乗っていたのとほぼ同じ仕様

ガソリン、4000CCのマニュアルミッション車

犬1匹、猫2匹を含む家族とともに

荷物を積んで、よくキャンプに行っていたころの愛車だ。

 

うちのオクサンは

ランクル1杯の幸せといっていた。

 

写真は撮っていないが

バックドアは観音開き

1ナンバーの普通貨物車

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20年前の、うちの大古車に比べて格段にキレイ

大切にされているようだ。

もう、ただ、タダ、懐かしい

大きな室内に必要最低限の装備

逆になんでも好きなようにいじれる

最高のおもちゃ

 

もっとも

小学生のお子さんは

窓を開けるのに

手をクルクルするのが大変と言っていたが ・・・

 

そうそう

うちの場合は

この前の黄色いスカイラインも

手をクルクルする、窓仕様

車というものはこうゆうものだと思っていた時代だったが

 

こうゆう

シンプルなクルマが

またまた、マタ、ほしくなってしまった。  車 (RV)

 

 

 

カテゴリー: くるま, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 19:14 | コメントは受け付けていません。