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逆を突かない

ストロークで相手を振り回し

相手コートに空きを作る

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ここで

決め方に2種類ある

1、オープンコートに打ってウィナーに

2、相手がオープンコートへ走る逆を突く

 

どっちがいいのだろう?

原則は、1

オープンコートで決まるならそれでいい

難しくする必要はない

 

それがぎりぎりだったら

相手の動きの逆をとる、という選択が出てくる

 

相手側の事情を考えてみよう

状況から見て

オープンコートをカバーしようとしても

間に合いそうもない

 

なら

走るフリだけして、走らないという考えもアリ

相手が逆を突いてくれるのを期待

 

思い通りに来たら

ウィナーを取られないだけでなく

ラリーの主導権を握り返すチャンスにもなる

 

実は先日の中学生君との試合

これでフォアハンドのパスを2本決めた

あの時

もしもバック側に打たれたら

多分ウィナーだったろうし

仮にぎりぎりで追いついても

返すだけならともかく

パスを決めるのは無理だったと思う

 

ジョコビッチならともかく

djok1607bk

松原さんではこうはいかない

 

この試合

私の 5-3 リード、時間切れだったのだが

かんじんなところで2本違えば

負けも十分ある

 

この、「逆を突く」 という事

ストロークの巧みなジュニアたちは大好きなこと

なんか

単純にオープンコートに決めるよりも

高級な感じもするからだろう

 

だが、ここは年寄りの知恵の出しどころ

パワーや脚力に勝る若者をだますのだ

 

この試合後

原則、「逆を突かない」 ことをアドバイス

納得してくれたと思う

 

さて次回の彼との対戦、どうなりますか  ????  テニス

 

 

 

カテゴリー: シングルス, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 14:55 | コメントは受け付けていません。