スピンとスライスと

『まーちゃん』 さんから質問をいただきました

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  松原コーチ、こんにちは。
初めて質問させて頂きます。

セカンドサーブについて教えて下さい。
私は右利きで、ファーストサーブではスピンサーブを主体に厚く当ててフラット、スライスを混ぜて組み立ていますが、セカンドサーブではスピンサーブオンリーになってしまいます。
相手が右利きならあまり問題ないのですが
、バックが得意な相手や左利き相手ではしっかりとリターンされてしまいます。

セカンドでもしっかりとしたスライスサーブを打ちたいのですが、、長年スピンサーブを打っていたので、ネットの低い所を通す事に恐怖心を感じ、程よく跳ねるマヌケなスライスになってしまいます。
ちなみにファーストサーブでもスライスは苦手です。
何かアドバイスをお願いします。

まーちゃん より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

 

「程よく跳ねるマヌケなスライス」

基本的にOKじゃないでしょうか

 

相手バックにはスピンサーブ

フォア側にはスライスと考えるのが普通ですが

絵に描いたように

しっかり、トスや打ち方を変えたら

バレバレですよね

 

セカンドサーブで安心して打つためにも

しっかり基本スピンで行くべきだと思います

 

つまり

あなたや私のように

スピンサーブを基本とする人は

フォア側には

スライスサーブではなく

スライス気味のスピンサーブを打つべきなのです

nadalssr1607

コツは

フィニッシュを身体の左下に取ること

力の入れ方としては

内旋を抑え気味に

回内をほぼ無しにすれば

スライス気味のスピンサーブになり

フォア側に飛んでゆきます

(ナダルはグリップをうんと薄くして内旋回内をそこそこ使いますが)

 

逆に

内旋、回内をしっかり使って

tssr1602 (2)

のように打てば

いかにもスピンサーブ

相手バックに入ってキックします

 

こうやって左右に打ち分けるのです

 

たぶんあなたの場合

フォア側に入れるスライス気味の練習

あまりしていないでしょう

しっかり左下に引っ張り込む練習をして数打ち込めば

「程よく跳ねる強力なスライス気味サーブ」 が打てると思いますよ。  テニス

 

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 19:55 | 1件のコメント

トミーテニス塾

先日14日の水曜日、トミーインドア

毎月恒例、松原コーチのテニス塾

CIMG4351

5人の方たちが参加してくれた

1時間目はフォアハンド

男性ばかりだったので

早く面を作りたい

オスタペンコ風のテイクバックを直すのは

いつものこと

 

新しいトライで面白かったのは

2時間目、バックの超簡略化

フォアは昔から

「必要なこと以外はやらない」 が

結構、徹底していたが

バックはそれほどでもなかった

今回、大胆に採用したのが

ジョン・マッケンロー風

そっけない味のバック

mac1607

これなんかは彼としては、むしろ横向きになっているくらい

昔を知っている人ならご存じ

前向いたまま

おなかの前に面を向こうに向けたままで

体当たり

 

実は私もこれが得意で

というより、とんでもなく易しいのだろう

左手で真似をしてやって見せるが

ミスをした覚えがない

 

そしてここから少し横向きになってもいいよという教え方

両手打ちの人はもちろん両手で

面の作りが自然になり

皆さん一気にバックの簡単さをつかんだ

 

次のコーチ研修会でもやってみようと思っている

CIMG4350

さて3時間目はスライスとボレー

ここだけ金田コーチの都合でいつも写真がある

テイクバックをわざとらしくしたスライスミニラリーから

スライスボレーへの導入

CIMG4348

やはり最初は

フォアボレーがフラット気味で苦手にしている人が多かったようで

スライスにするコツをつかんだ後はだいぶ楽になったようだ

 

さて

次回のトミーインドア、松原コーチのテニス塾は

7月12日(水) の開催

要項はこちら、だが

まだ7月分の更新が成っていない、ごめんなさい

ちょっとお待ちを

 

そうそうその前に

6月29日(木) は、テニスコーチ研修会

場所は藤沢市のファーストシティーTC

まだまだ、まだ、空きがあるので

是非たくさんの人に参加してほしい

コーチじゃなくても大丈夫

メールください

それと

質問のコメントもください

本文の下の「コメント」をカチッとクリックしてください。  テニス

 

 

 

カテゴリー: イベント, バックハンド | 投稿者松原コーチ 20:17 | 1件のコメント

オスタペンコ打ち3つ目

垂直面で引き

内旋しながら面を保つ打ち方

ost1706frtkb

これが

男子だと、とくに不利になる理由

最後の3つ目だ

それは  「リターン」

 

男子の強力なサーブをリターンしなければならないから

サーブが速ければ

ラケットを引いてぶんなぐるだけ

こう引けば

CIMG3262-0.2

後は振り出すだけ

CIMG3264+0

それ以外は必要ない

タイミングさえ合えば

速いサーブが

その威力を倍返しでぶっ飛んでいく

この時、面の操作が必要だと ・・・

 

ファーストサーブはもちろんそうだが

男子プロの場合

セカンドでもかなり厳しいのだ

ボールも重い

 

オスタペンコ フォアハンド

女子だと結構成立するとはいえ

明らかにハンディーがある

アンフォースドエラーが多いのだ

その代り、スウィングスピードは上げやすいが

 

アマチュア日本人男子の場合

女子プロと同じ理屈でと、お思いの諸君

自分がオスタペンコや大坂なおみ並みのテニスセンスなのか?

彼女たちのような

強靭なメンタルを持っているのか?

 

よくよく

自分の才能の棚卸をしてから決断した方がいいと思うが

まあ

それは余計なお世話

自分のテニスは自分が気に入った方法でやればいいの鴨。 ペンギン

 

 

カテゴリー: フォアハンド, リターン | 投稿者松原コーチ 21:01 | コメントは受け付けていません。

オスタペンコ以外にも

フォアハンドのテイクバック

面を伏せないで

垂直な面や少し上向きから打つ人

男子ではほとんどいない

1509nadafltb

なぜ女子だと成立するのかの

3理論中2つ目の話

それは

「女子の試合はサービスキープ絶対じゃないから」

 

男子の試合がサービスキープになるのは

サーブが入ると

レシーブが弱気味になり

ラリーの主導権がサーバーにあるから

つまり

甘いリターンが来たら

確実に強力フォアで決めるか

決めるぞと、圧力をかけるというのが必要

 

もしここでフォアハンドが不安定になると

その前提が壊れる

たまたまそこでエラーが続くとサービスダウン

相手が何とかキープを続けるとセットを落とすことになる

55%のポイントを取っていても

セットを落とすことが考えられるのだ

 

女子の場合はサービスをブレークされることが多く

サーブゲームもレシーブゲームも混とんで進むことが多い

そうすると

威力のあるフォアで取ったり取られたりになり

全体で51%取れば

セットが取れる鴨

kubi1706

そういえばこの人、クビトワも

ただどうしてもエラーが多くなるので

内旋を使うことでの

威力の大幅アップがないと計算が合わない

それと併せて

少しくらいのエラーにめげない

強い精神力が必要になるかもしれない。  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 試合 | 投稿者松原コーチ 20:15 | コメントは受け付けていません。

オスタペンコは

フォアハンド

女子は、面を垂直に引いても打てる話

この人、大坂なおみも

naomi frtk2

その第1の説

女性は腕の力が相対的に弱い

だから腕だけで振るのではなく全身で振る

そうすると徐々に振っていくので

ラケット面を被せながら

保つことを感じつつ打つことが比較的にやりやすい

osaka1706

片手バックなどもそうゆう要素がある

 

短いところからなら

この後はこうなる

naomi1706frfin

全身でゆったりスウィング

なおかつ、大胆に打てるならアリなのかもしれない。

最近、彼女はランクが上がって

大胆さを発揮しにくいポジションになっちゃったの鴨。 テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 20:11 | コメントは受け付けていません。

オスタペンコはなぜ

フレンチオープン女子シングルス

オスタペンコが優勝した

途中崩れそうになりかけながら

フォアハンドを最後まで打ちまくった

 

このフォアハンド

私が言っている引き方と違う

男子プロの普通の引き方は

1604for

面が下を向く

このまま

腕をひねらないで振り出せば

インパクトで垂直面を作る

耳にタコの話だ

 

デモ

オスタペンコは

ost1706frtkb

垂直面を保ちながら

ost1706frimp

打っている

 

腕の使い方でいうと

内旋しながら振出し

つまり

徐々に被せながら振っていくわけだ

 

これでいいのかというと

いいとしか言いようがない

フレンチオープン優勝に対し

文句をつける必要はない

 

実は、アザレンカやクビトワなどもこう

 

なぜ女子はこれで大丈夫なのか ?

なぜ男子ではほとんど成り立たないのか ?

 

3つほどその理由について思いついた

 

さてその1だが

 

アッ

今日は日本テニス事業協会の総会だ

花の東京に行かねばならない

 

話の続きはいずれまた ・・・・・ ひよこ

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 11:47 | コメントは受け付けていません。

東戸塚へ歩く

土曜日はたいてい

松原テニスクラブ印西へ行って会員さんとテニス

なのだが

事務仕事や雑用がたまり今日は東戸塚にこもることに

運動不足解消に歩いて通勤

我が家の向側は公園

CIMG4315

梅雨に入り、アジサイがもうじき盛り

 

まずは

名瀬川沿いに裏道をたどる

前回もハヤを見かけたので、川面を見ながら歩く

CIMG4321

2cmくらい、ハヤの稚魚かメダカか?

わからない程度の魚

右上から左下に向かって群れで動いている

10匹ほどいるが、わかるかな?

川底の影の方がはっきりしているかも

 

少し行き、やや深い当たりには

CIMG4332

5から12cmくらいのがたくさんいる

 

さて、あんまり魚探しばかりしていると仕事が始まらない

名瀬道路から東戸塚へ曲がると

アジサイが次々に

CIMG4335

あんまり暑いので東側にわたって日陰を進む

CIMG4339

まだ、色が薄いのも多い

CIMG4340

ガクアジサイも

このあたりで写真を撮っていると

「マツバラコーチ!!」 と声が

「う、見たなっ ・・・ 」

向こう岸から

いや、道路の反対側で、男の子が手を振っている

お母さんが会釈している

お父さんもこちらを見ている

あわてて、お辞儀を返した

声は

東戸塚、リトルクラスの男の子だった

CIMG4342

東戸塚駅も近づき人も増えてくるので

写真は終了

いろいろな人に見られているのかも

ここから先は

まじめな顔で、街を歩くことにした。  足

 

 

 

 

カテゴリー: 日記 | 投稿者松原コーチ 19:40 | コメントは受け付けていません。

ボレーグリップの一貫性

ボレーのグリップでは

左右の一貫性が問題になる

単純な要求仕様としては

フォア、バックがどちらもそれなりの強さで打てること

どちら側に来ても瞬時に対応できることが必要になる

 

普通、特に男子で多いのが

コンチネンタルのワングリップで

持ち替えをせずにどちらも打てるように打つ

futuu1207

ところが時々いるのだが

バックで力が入らないので

バック側に少しずらしている人

バックハンドイースタンに近い形だ

usume1208

これでは

フォアハンドで力が入らない

実はスライスのスウィングに少し慣れれば

バックは割と簡単になる

takaofv

だから

それなりのフォアボレーのためには

真っ直ぐの普通コンチネンタルか

むしろ、フォア側に厚くする

これは私のグリップ

atume1208

ちょっと厚い

もう一つの一貫性グリップは

バック両手打ちのモノ

フォアハンドをイースタンに

eastan1208

バックは左手がフォアハンドイースタン

右手はフォアのままでもいいが

遠目の片手バックに備えて

コンチネンタルにすればいい

両手ともフォアハンドイースタンに持って構え

フォアに来たら右手で引き

バックに来たら左手で引けばいいのだ

左手で引いていきながら右手を持ち替える

フォアとバックの持ち方に一貫性がほしいというお話し

 

ところで

鈴木貴男はコンチネンタルだが手首を折って

フォアハンドを厚く使う

takao_suzuki1704

いざというときはかなりひっぱたく

 

攻撃力がほしい

ポイントがほしいからネットプレーをする

ボレーは決めたい

そうじゃないボレーは何のために ・・・・

 

さて

バックは両手なのに

フォアはコンチネンタルという女性がたまにいる

バックはどうにも困って

左手を添えたのだろう

フォアは

きっとコーチに言われた通りなの鴨。  ひよこ

 

 

カテゴリー: ボレー | 投稿者松原コーチ 20:15 | コメントは受け付けていません。

とにかく手首を

フォアハンドの悩みがテニスマンには一番多いようだ

構え方、身体の向き、姿勢

いろいろなノウハウがあるが

テニスは相手があって、いろいろなケースに対処しなくてはいけない

いいフォームをマスターしているから

いつもそうすればいいとは言っても、実行できない

じゃあ

最低限、何だけは守るかというと

それは手首の形

こんな手首ぐにゃぐにゃ使っていそうな人でも

1509nadafltb

手首の角度と、インパクトでのラケット面は死守

fr-nadal1706

だから

nadl1606f

インパクト前後で

ラケットヘッドが手首を追い越していくと思っている人が多いが

nadal1706fs

さにあらず

更に後で、ワイパーだから

nadal1706c

デモ、手首は保っている

打点を遅らせた、ナダル打ちも

nadalff1706ff

手首だけはしっかり角度固定

だから

nadal1706gats

打ち終わりはこうなる

それにしてもすごい腕前と腕だ。  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:47 | コメントは受け付けていません。

印西初級女子D

5月29日(月)は

松原テニスクラブ印西

月例の女子ダブルス大会初級編

いつも

質問されたこと、あまりに気になったことはアドバイスするようにしている

今回は最初に宣言

「なんでも、質問してください」

「私もどんどんアドバイスします」

結果

どんどん聞かれ、どんどん答えた

こちらも楽しかった

 

さて、この大会

早目に来れば練習できる

CIMG4288

うまくなってほしい、強くなってほしいので当然のやり方と思っている

直射日光は当たらないので、日焼けも大丈夫

かなり暑い日だったが、半そでで快適だった

 

さてさて、試合の方

今回は8ペアーの参加なので

4ペアーづつの、2グループで総当たりの予選

CIMG4290

上位2ペアーづつ、計4ペアーで決勝トーナメント

下位2ペアーづつも、計4ペアーで順位トーナメント

各々、3位戦もやるので

全員が、6ゲーム先取ノーアドで、5試合づつ

ちょっとハードだったかも

CIMG4292

予選が終了したところで

CIMG4294

20分ほど昼食休憩し、決勝トーナメントへ

CIMG4301

決勝戦では白熱の展開

CIMG4305

5-5 となったところで

体力の限界で、手前の西田さん、千島さんのペアーがリタイヤ

CIMG4303

露久保さん、高木さんのペアーの優勝となった

CIMG4311

とりあえず、大事に至ることなく、終了した

念のため

持っていた、ツムラの「芍薬甘草湯」 を副賞に差し上げた

(これ、ホントに効きますよ)

 

さてさて、次回は6月26日(月)の開催

アドバイスは皆さん喜んでくれたし

積極的に聞いてくる方も多かった

コーチとしては手ごたえを感じたので

次回もバリバリやるつもり

要項はここ

ぜひ、ゼヒ、是非

たくさんの方に参加してほしい。  テニス

 

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 20:31 | コメントは受け付けていません。