昨日のサーブ打点

『momotaro』 さんからの質問です

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  松原コーチ、

この優勝された方のサーブですが、ジュースコートからワイドへのサーブの場合は、打点は後ろではなく、前ということなのでしょうか。

momotaro より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

文章では

ジュースコートのワイドサーブに言及しましたが

この写真は

アドコートからのモノです

CIMG2845

まぎらわしくてすいません

打点の前後位置は

この方向からは見えにくいのですが

上体が前傾していますので

上体の軸に対し

やはり後ろでとらえていると思います

 

打点の左右位置でいうと

少し右側

スライス気味のスピンサーブですね

極端なスピンサーブではありません

 

ちゃんと安定して入っているいいサーブです。

 

そうそう、ご指摘の点

スライスにした方が

スピンに比べ回内を効かせませんので

打点は少し前気味になるでしょうね。 テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 18:42 | コメントは受け付けていません。

東戸塚スクール内シングルス

今日は月曜日祭日、テニスの日

東戸塚松原テニススクールでは

シングルスのワンデイ大会

定員はコートが3面だけだし

4時からはリトルやジュニアのレッスンなので

12名、募集してすぐにいっぱい

4人ずつの3グループに分かれ予選リーグ

上位6名での決勝トーナメントの構成

CIMG2851

秋晴れの空の下

と行きたかったが

雨がショボショボと降る中、やや強引に行われた

CIMG2844

最近は試合に出る方も多く

夜の練習会へ参加してくれる方も多いせいで

だいぶレベルが上がった

大激戦が予選から繰り広げられたが

優勝したのは丸山さん

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特にフォアハンドが素晴らしく

うちの教科書のようなテイクバック

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安定したストロークと

確実に決めるボレーで

粘り強いストロークを打つ末永さんに快勝

CIMG2837

やや強引に実施と書いたが

準決勝以後、試合が終了した皆さんも

奥のコートでダブルス

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雨のしずくを垂らしながら楽しんでくれた

終了後、室内で表彰式、そして写真

CIMG2858

せっかく写真を撮ったので

優勝者のをもう2枚

CIMG2845

ジュースコートワイドへのエースなど

打点のとらえ方などがさすが

バックハンドも

CIMG2847

打点をしっかり前に取り

垂直面をしっかり保っている

ワウリンカのような

かなり厚いグリップでのトップスピンで

安定しているのだ

 

優勝おめでとうございます

すばらしいテニスでした。 テニス

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 19:38 | 1件のコメント

後ろ目打点の負担

『かねごん』 さんからサーブ打点に対しての質問です

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  初めてコメントを寄せます。

サーブは後ろ打点のお話、自分の感覚は間違いではないと思うことが出来てとてもうれしいです。
感覚はそのままなのですが、一度肩を壊してしまったため、痛みも少なく可動域も戻った今も不安が拭えず、苦慮しています。
後ろ目の打点はやはり肩への負担はしょうがないものなのでしょうか?
きっかけになるような一言を頂けると嬉しいです。

かねごん より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

内旋、回内を使い、一番力の入る打点が

今回の題材の

後ろ目打点なのです

なんと

ここが一番肩に負担のかからない打点だと思います

 

皆さん肩を振るとか、回すとか言いますが

肩なんて回したらもげます

強烈なプロがやっている肩の動きですが

フランスのエルベール(ダブルスの世界1)です

ここから

CIMG3784

内旋、回内で前腕とラケットを振り出し

CIMG3785

ここまで

CIMG3786

ラケットの振りに対して

腕の振りの動き量に注目してください

 

両肩を結んだ線に対して

肘の位置がほとんど動いていないことが分かります

肩の中で腕を内旋でひねる

インナーマッスルが働いているのです

もちろん

それに合わせた打点の位置は上体軸の後ろ

supinmosita1409d

どうですか

 

実は私も若いころは打点を前にし

肩をぶち壊したことがあり

24歳から10年間ほど

強いサーブを打てませんでした

(今も違う理由で打てませんが)

その後

打点の位置、内旋回内の動きを知り

現在では

肩の痛みもなく無事にサーブを打っています

『かねごん』 さんが肩を痛めたのが

昔風の打点前サーブで

インナーマッスルを壊してなければ

この打点後ろ打ち方が

強いサーブのコツでもあり

負担の少ないサーブのコツでもあるのです。  テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 20:20 | 1件のコメント

サーブの後ろ打点

『momotaro』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原コーチ
私は、縦振り系(スマッシュ、サーブ)が苦手です。ジャンピングスマッシュは打点が後ろというのは理解できるのですが、サーブも打点が後ろというのが理解 できません。昔、サーブの時のトスは、前足の30cmくらいネット寄りに上げるという指導を受けたことがあるので、打点は前というイメージがあるのです。
トスを30cmネット寄りに上げて、なおかつ打点が後ろということは、トスの位置以上に身体をネット寄りにつっこんで打つということなのでしょうか。

ご指導よろしくお願いします。

momotaro より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

大多数の皆さんのイメージはこんなだと思います

NG打点スウィング

打点を前にした方が勢いがつくような気がする

でも

スピードの出るプロのサーブ

しかもコントロールのあるプロは

usirodaten1609

打点は確かに前なのですが

上体の軸に対しては後ろになるのです

ネットへ出ない人でこんなものでしょう

これが

腕の内旋や回内を使って打つときの

一番力の入る位置なのです

インパクト前にラケットヘッドが

手や肘を追い越していきます バッド (下向き矢印)

錦織

そして理想的なフィニッシュは

sampuras1609

前腕は

ボールを押すのではなく

引っ張りおろすのです

いや

引っ張り込むのかも 次項有

 

そして

これが打球の距離感を

しっかり安定させるコツでもあるのです

 

このサーブに頼っていた時代の人が

サーブに関しては一番うまいのかもしれません。 テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 19:32 | 4件のコメント

トミーテニス塾

今日はトミーインドアでのテニス塾

8月はなかったのでしばらくぶり

7月の前回は大勢いたので

今回もと思ったら、2名だった

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2時間フォアハンドづくし

うまく引かなければうまく打てるわけがない

参加者  「どうしてうちのスクールで教えてくれないんだろう?」

との声を聴きながら

松原さん 「ホント、これだけで打てるようになるのに ・・・」

さて

特にテイクバックに執着して練習した後の3時間目

スマッシュの後のサーブ

距離感をとれるよう

打点は後ろ

ジャンピングスマッシュと同じように

後ろで取るのだ

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そして肘を残してフィニッシュという見本

お二人ともしっかりと距離感をつかんでくれた

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さて来月は、10月12日(水)の開催

要項はこちら

たくさんの皆さんの参加を待っています。   テニス

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 20:10 | 2件のコメント

バックハンドリターン

手首を激しく痛めてしまい

3週間以上サーブを打っていなかった

今日の下川井テニスクラブでのレッスンで

やっと解禁

どうやらほとんど治ったようだ

 

今日のレッスンでは

バックハンドで余計なことをなくすために

バックハンドでリターンを

それも

ライジング気味にリターンダッシュだ

 

バックハンドは関節の向きの問題で

打点を遅らせることができない

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片手はもちろんだが

両手もいくらか融通は効くが

基本的に打点を後ろにはしにくい

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だからあまりにも慎重になりすぎると

タイミングを逸し

打球することが不可能になる

 

だから

打点の前後位置合わせには

後ろは考えずに

早めに打点を前に、前に取ると

意外に簡単になる

 

テイクバックを小さくし

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ネット方向に前進しながら捉える

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それの典型が

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私と近い年代の人なら

知っているだろう

ラケットをほとんど引かないで体当たりのみ

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こうやると本当にテニスが

バックハンドリターンが簡単になる

ちゃんと足を止めて打たないことが一番のコツなのだ

 

そうそう

タイミングだ大事だから

サーブのテンポに合わせた

イメージトレーニングをしておくといい鴨。  テニス

 

今日のレッスンで

リターンに対し打ったサーブ

アンダーハンドだったのは秘密だ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド, リターン | 投稿者松原コーチ 18:41 | コメントは受け付けていません。

郷に入っては ・・

一番最近に読んだ本が2冊

テニスプロはつらいよ

松原さんがテニスジャーナルの技術解説をしていたころの

同紙、編集長

大変お世話になった、井山夏生氏の本

関口周一プロの

フューチャーからチャレンジャーレベルでの

苦闘を描いたもの

 

そして、もう1冊

ベイビーステップ41

おなじみのアニメ

ベイビーステップ 41巻

高校を出た、エーちゃんがプロになり

フューチャーからチャレンジャーレベルで

戦いだしたところ

 

どちらも

世界テニスの同じレベルの戦いを描いている

 

一方の、関口プロは頑張りながらも

フューチャーレベルへの埋没を恐れだしている

 

片や

エーちゃん、丸尾栄一郎プロは

1500位くらいなのに

出られるわけもないウィンブルドンにエントリー

練習コートで世界8位を体験、その差を感じる

日本に帰って

そのレベルでの練習に取り掛かる

 

次はチャレンジャーへの挑戦

予選ギリギリレベルなのに優勝狙い

勝ち上がりが始まった

優勝できれば

次のグランドスラムで予選に引っかかる

42巻では優勝しているのだろうか?

 

どちらの本も同じレベルでの世界テニスがテーマ

そして

どちらの本も面白く、一気に読み飛ばした

プロテニスツアーの構造、現実も理解でき

とっても勉強になるので

どちらもお勧めの1冊だ

 

さて

世界レベルに行くには

下でポイントをためるか?

上でチャレンジするか?

 

どちらが正解とはきめにくいが

もし

ツアーレベルで活躍するつもりなら

できるだけ

そこか、それに近いところにいた方がいい

 

上と下では

テニスの技術レベル、体力、やる気

全てに差がある

目標が上のレベルなら

上のレベルで早くもまれた方がいい

そしてそのレベルで練習も

 

もちろん負け続けると

ポイントもお金も、気力も続かないかもしれないが

もし

上に行きたいならそれしかない

 

下で稼いでいては

上に入りそうになったころ

年齢の問題も出てくるかも

それからテニスを変えていくのは無理

 

ハイリスク・ハイリターン

難しいが

確率が1%でも

自分がその1%の素質だと思い込むような奴が

上に行く

 

これはどのレベルでも同じ

市民大会を目指していて

間違って、全日本に出ちゃうことはない

 

郷に入っては、ついつい郷に従っちゃうのだ

 

全日本ジュニアに出ている子は

県大会レベルだった時も

自分は当然、ここをクリアーするタマと思っていたはず

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世界で6位や7位のやつは

当然

自分こそが世界1位になるべき人間と考えているはずなのだ。

 

エーちゃんはマンガだからきっとうまくいくだろう

関口プロもきっかけをつかんで頑張ってほしい

 

どちらもついつい応援したくなるキャラなのだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: 年寄りのひとりごと, 試合 | 投稿者松原コーチ 18:12 | コメントは受け付けていません。

ウィナーは必ずしも・・

相手をノータッチで抜くウィナー

普通はこれが最強のハードヒット

と思っている人が多いと思う

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じつはこれ

違っていることの方が多いかもしれない

もちろん

お互いつなぎあってチャンスを待っていると

甘い、打ちやすいボールが来たので

よし

ハードヒットで1本

という場合はこのハードヒットが最強

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しかし

それなりのレベルで打ち合っていると

相手コートに空きを作ったり

相手ボールを浅くさせて

最後にウィナー

というストーリーになる

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その場合

最強のショットはウィナーの1つ前

オープンコートへのハードヒットや

より走らせるアングルショットだったり

そして

次のショットを安全にしっかり打ち込んでウィナー

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特に

相手ボールを浅くした場合には

ウィナーの打球は短くなければアウト

 

だからプロは

しっかりスピンをかけて

安全に決めるのだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: シングルス, フォアハンド, 試合 | 投稿者松原コーチ 15:53 | コメントは受け付けていません。

どの辺を狙うのか?

コートのはじっこに打てばウィナーが取れる

あんまりはじっこだとエラーするかもしれない

ここが、心の強さも絡んで

試合での永遠の課題かもしれない

また

それを練習の時に気にしていないと

試合につながる練習にはならない

 

私がジュニアの練習でよく使うドリルを例にして説明する

シングルスで4本フォアハンドのハードヒットを打つ

逆クロス、逆クロス、逆クロス、クロス(ストレート)

相手バックにめがけ、逆クロスを3本打ち

3本目の威力で浅くさせたところを

相手フォア側へのウィナーにする

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これで1点

 

この時、どの辺を狙うかというと

私なら、サイドラインの50cm~1m内側

特に3本目がその辺り以上に厳しめ

 

ジュニアの場合

もちろん試合に何度も出ているレベルでも

1~1.5m内側

それくらい内側じゃないと

ちょっとのばらつきでラインの外に打っちゃう

 

仮に、確率90%のショットを4本続けると

成功確率は、66%

 

3回トライして

2回は4本とも入る

1回はどっかでミス

 

4本とも入ったからといって

必ずウィナーになるとは言えないとすると

何とか、5分5部

それでも打つということは

よっぽど度胸があるか

そうとうに無神経な奴か

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ちょっとヒントをだすが

1,2本目でエラーしないよう、少し打つ側に打つこと

それで感覚をつかんだら

3本目でリスクをとる

4本目は甘いボールをしっかりと

安全にいただく

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当然

4本とも、エラーするわけがないと思いながら打つ

その辺の安全感覚がないと

未完の大器と、一生言われ続けることに鳴る鴨。  テニス

 

そうそう

ベースライン内にも入れなければ?

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そう

浅く打てるのは大前提。  テニス

 

 

 

カテゴリー: シングルス, ダブルス, 練習法, 試合 | 投稿者松原コーチ 17:43 | コメントは受け付けていません。

明日の女子ダブルスは中止に

明日は台風が関東をめがけ、真っ直ぐにやってくるらしい

明日は雨と強風のまっただ中

そんなわけで

明日の月例印西女子ダブルス大会は中止になった

楽しみにしてくれていた皆さんには申し訳ないが

今回ばかりはすいません

次回は9月の26日月曜日の開催

こちらの要項を見て

ぜひ参加してほしい。  テニス

 

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 15:35 | コメントは受け付けていません。