シャポバロフ エドモンド破ってベスト4

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「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月6日~13日/クレーコート)の7日目、準々決勝でデニス・シャポバロフ(カナダ)とカイル・エドマンド(イギリス)が対戦。7-5、6(6)-7、6-4でシャポバロフが勝利し、準決勝進出を決めた。試合時間は2時間28分。


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勝利したシャポバロフは、ジョン・イズナー(アメリカ)を6-4、7-5で下したアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と準決勝で対戦する。

両者は過去に4回対戦しており、2勝2敗のイーブン。直近の対決は、今年の「ブリスベン国際」1回戦で、そのときは6(5)-7、7-6(4)、6-4でエドマンドが勝利している。現在の世界ランキングで見ると、シャポバロフが43位、エドマンドが22位となっている。

第1セットの第1ゲーム、いきなりエドマンドにブレークされてしまったシャポバロフは、第4ゲームでブレークバックに成功する。その後は両者ともにキープを続け、このままタイブレークに突入かと思われたが、第12ゲームで30-40とシャポバロフがブレークポイントを握ると、この大事なチャンスをしっかりと活かして第1セットを先取した。

第2セットになっても、両者盤石のプレーで拮抗した戦いが続く。第9ゲームでエドマンドに2本のブレークポイントを握られたが、ここはしっかりとキープした。
第11ゲーム、30-30となったところでトラブルが起きた。シャポバロフがサーブを放とうとした瞬間、観客席から女性の「Ready?」という声が聞こえてきて、エドマンドがプレーを中断したのだ。しかし、審判がそれを認めずにシャポバロフのポイントとしたためにエドマンドが猛抗議。会場からも大きなブーイングが巻き起こった。抗議のために3分近く試合は中断したが、この後もしっかりとサーブを入れたシャポバロフがこのゲームをキープした。
気持ちの整理がつかないのか、第12ゲームでエドマンドは2連続でダブルフォルトを犯してしまう。しかし、それを断ち切るかのように観客が静まる前に続くサーブを放ってポイントを得ると、そこから連続してポイントを奪う。シャポバロフはデュースまで追い上げてマッチポイントを得るも、エドマンドにキープされてタイブレークとなった。タイブレークでも競り合いが続いたが、集中直を上げてきたエドマンドに6(6)-7で奪われ、セットカウント1-1のイーブンとされてしまった。

第3セット、シャポバロフは第3ゲームでブレークに成功すると、そのままリードを維持したままゲームカウント5-4で第10ゲーム、サービング・フォー・ザ・マッチを迎えた。ここでポイントを一気に重ねて40-0としたシャポバロフは、最後にサービスエースを決めて6-4で第3セットを奪い、準決勝進出を決めた。

シャポバロフは、ジョン・イズナー(アメリカ)との対戦を6-4、7-5で制したアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と準決勝で対戦する。clip_now_20180512_175225


カテゴリー: 15-0 NEWS, 話題のニュース | 投稿者オールサム | コメントは受け付けていません。