こないだ夕刻からの人工芝コートでのレッスンで気温低下によって砂が巻かれたコート面が凍結しているわけではありませんが、それに近い状態でやや固まって滑りやすくなっていました。
その所為で実に数十年ぶり、いやレッスン中になどもしかしたら一度もなかったかも知れない転倒という事態に見舞われてしまいました。
幸いにも左足の膝横を少し擦り剥いて血が滲むという程度の怪我で済んだので、転んでちょっとバツの悪い気分になった以外に被害はありませんでした。
しかし、これもやはり加齢による衰えの兆しかなと思わざるを得ませんね。
若い頃にあの状況でいとも簡単にすっ転んでしまうなんて考えられないことで、もっとバランスを失って転倒必至の状況でも何とか体勢を挽回して回避してきたと言うのに・・・
どうも体の制御とかコントロール、車でいうならば車幅感覚みたいな体幅感覚が鈍っています。
だから狭い通路とかドアの隙間を通り抜ける際にスムースに行けると思ってやってみると、肩とか腰、足の一部をぶつけて驚くなんて日常茶飯にあります。
そうなってくると心配なのはレッスン中の転倒よりも、ボール出し中に誤って打たれたのが自分に直撃してくるような場合です。
今までは完全に当たるなと思えばラケットを出して打ち落としますが、ギリギリで当たらないようなものは体を少しかわすだけで避けていたわけです。
以前は例えばアクション映画みたいに頬をかすめる銃弾をコンマ数ミリで見切って避けるかのごとく、ボールをそんな風に格好良くやり過ごせたのに体幅感覚が衰えてくると避けたつもりが顔面に直撃してうずくまる!?なんて悲惨なことになりかねない
だから、今後は少しでも体に当たりそうなボールはマトリックスみたいにカッコつけずにラケットでしつかりと叩き落とすことにします!って言うか僕にボールをぶつけないようにくれぐれも注意して気を遣って打ってもらいたいです